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めんどうくさい。

ボクはO型だから
そこは偏見か
「超」面倒くさがりだ

そして短気で
三日坊主
始終落ち着きなく
だらしない

保育園も幼稚園も
預かり所でも
その様子が記録書に
残ってる

食べ物を寝具に持ち込み
布団をかぶって
手づかみで食べる
その様子も残ってる

狭いところ
暗いところが好きで
託児所でも
職員が気づかない
棚の奥に潜りこみ
大事件

当人のボクは
覚えないが
記録書に残ってる

お恥ずかしい
お騒がせな幼児期

親族に引取られ
暫くは同じように
カーテンの束ねてる
裾に身体をかぶせ
立ったまま隠れて
出てこなかった様子

おばあちゃまの
ご自宅の階段は
上がりごとに
引き出しになってて
その隙間に潜り込み
出てこなかった

そんな風に園との
記録書に残されてる

親族の方々には

人間らしい
暮らし

丁寧な生き方

これを躾けて
いただいた

学校や仕事より
生活が優先

生活や暮らしが在り
学業や職業ができる

生活では
健康が優先
病があればゆっくり
治癒するまで
休養する

即効性の薬は
使用しない
医療従事者関係ばかりの
親族なのに
不思議に思ったが

身体を休養させる
これこそが最大の治療

「便利」なものは
ほぼ使わない
洗剤もほぼ使わない

「使い捨てない」

そしていつも
清潔で整えてある

だらしないボクは
おばあちゃまに
尋ねた

どうして
床掃除を
布の雑巾でするの?

使い捨ても
洗剤も地球に
優しくないの

ひいては
自分にも優しくない

めんどくさい
ひとてまが
料理も美味しくさせる
家事も素敵になる
そして健康にもいいの
環境にいいってことは
すべてにプラスになるの

信じなさいとは
云わないわ
パコちゃんの人生だから

でも大人になったら
差が出るの
気づくわよ

便利に生きた人は
現代の病気にかかりやすい

例えば
体温が低くなってきた
いまの人々は
病気しやすいの

朝食とれないほど
忙しかったり
スマホ深夜までみてて
興奮状態の脳で眠れなかったり

当然自律神経の乱れ
低年齢層から始りつつある

不便な時代は
嫌でも身体を動かすことが多く
それなりに体温が上がる

食事でもお風呂でも
家族でまとまった時間に
利用したのは

不便だけど
精神にはいいの

完全孤立しないことは
「ひと」には凄く良い

「ひとり」というのは
病気になりやすいの

家族に先立たれ
仕方なく「ひとり」
そういうひとも
「友人」と食事や
旅行にでたり

「交流」しないと
老化も早い

不思議と
兄弟の多い子供は
怪我も病気も少ない

ひとりっこは
病気になりやすく
重篤な病気にも
なりやすい

人間は生き物なので
好むか好まないかは
また
個性としての別であって

基本は複数で成長して
群れの中で育ち学ぶ
「めんどう」な
気遣いやルールに従ったり
反抗したり抵抗する
そのことでまた互いが学ぶ
そして成長する

対話だけでなく
態度をみたり
知ったりする
そこで感覚が鋭くなる

叱られ悲しい
貧しく苦しい
それが感受性を深める

「便利」な道具や物は
病気のひとのために
障がいがあり
身体的に不自由なひとのために
利用することが望ましい

例えば手足が不自由なのに
雑巾で床拭きをすることは
重労働なので
使い捨てでもいいじゃない

でも健康元気ならば
素足で四つん這いで
縁側拭いたり
渡り廊下拭いたり
畳を拭いたり
とても良い全身運動で
汗だくだ

お料理だって
お仕事で忙しく
寝る間もない人が
ムリすることなく
レンジでチンで
いいと思う

しかし
超忙しい
叔母さま方々は
それでも
手作りに拘る

なので
朝が早い

朝食が皆さんの
夕食のようなボリューム
手作りでついでに
お弁当をつめる

帰宅後の食事は
朝の残りをチンして食べる

ゴミ捨ても
近年やっと分別
しかし
プラステックが
横行しだした
時期から始めてれば
環境破壊は
未然に防ぐことは
可能だったと
反省するからこそ

今後未来においても
環境破壊につながるような
「便利」は避けたい

頭の良い
学者様方は
この事実を遥か昔に
推測できてる
なのに
どうして
行動しなかったのか
おおきくくくれば
「めんどうくさい」から

運動を起こさなかった
その時から見た
現代という悲しい未来に
その学者様方は
もう生きてない

みなさんはどうしますか

100年先
未来なんか
自分が死んでいないから
関係ないですか?

こういうとき
未来を考えられるのは
女性が多い
差別用語に聞こえたら
申し訳ない
「母親」と呼ばれる
人々は本当に素晴らしい

「我が子に世界を残したい
孫に宇宙を残したい」

「産む」性は強いとは
このことだと
ボクは感じる

性差は「差別でなく」
「区別」は必要だと
常々感じる

「産む」実感は
当然ながら
「産んだひと」にしか
感じないだろう

もちろん
「自然分娩」でしか
感じられないと考える

現代は「無痛」が多い
そして
自然分娩したくても
できないひと
多いと聞く

そのうえ
産めない身体の
女性が増えた
そのようにきく

無論
産んでなくても
産めなくても
まして男性でも
母性愛が強く

子供や孫に
宇宙
地球
世界という
未来を残したい
そう考える方々はたくさん
存在する

それを先導するのは
「世界中の母親だ」

生きる
めんどうくささ
このすべてを
引き受け
自己犠牲にさえみえる
大きな愛は深く
時に激しく厳しい

偉大なひとは
マザコンが多い
そして
愛妻家

そう女性に優しい
男性は常に優秀だ

女性を敬える
男性は必ず
人望厚く信頼される

逆に女性を
侮辱し続けるひとに
未来は遠い

暴力暴言支配
性の強要
女性を
道具か飾りにしか
考えていないので
老齢化してくると
ゴミのように扱い
切り捨てる

こういう男性には
世界中のお母さんたちから
「怒りの鉄槌」を頂戴したい

話しが脱線してしまった

ともかく
最大のめんどうくさいことは
育児だと思う

相手が我が子であり
人間だから

そして
その人間に個性があり
正解が1つではないからだ

言葉で書くのと
育児をするのとは
大違いで

夜中に何度も起き
めんどうをみる

これは重労働だ
男子の中では
「俺は仕事だぞ」と
キレる人がいると聞くが

「私は育児だ!」と
切り替えして下さい

お互い重労働なんですから
思いやりがないといけない

ボクは親族のおかげで
「めんどうくさい」ことがらが
いつしか当たり前になった

使い捨ても
便利も普段関わらない

そのおかげで
情緒が保たれ
感受性を養い
おだやかに過ごし
考える時間をもつことが
できるようになった

だから
自分の欠点をみること
知ることができて
それに対応するように
学んでる

本当にありがたい

ボクは親族の
「母性愛」に感謝する


そして
世界中の母親
お母さんに
こころから感謝する

母の日は目前だ

お母さんありがとう
























読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました