君はそう言うけれど、ぼくはそうじゃないと思っている。 なんで好きになったかって? いつか…
ここ数日降り続いていた雨は夜中に上がり、起きたらきれいな青空が広がっていた。 雨が降ると…
噛めば噛むほど味が出る。 君はそういう人。 どこが? なんて自覚のない君は言う。 どこも。…
彼は私のことを「全部好き」と言ってくれる。 うれしいけれど、うれしくない。 だって、全部…
君は趣味をたくさん持っている。 時間が足りないと、いつも君は大忙し。 部屋にはいろんな道…
コーヒーやらなんやら買いに行くお店では、大抵ポイントカードを持っているか聞かれます。 「…
仕事の関係で学生時代住んでいた町へと行った。 すっかり町並みは変わっていて、記憶の中とは…
右からは悲しみが。 左からは喜びが。 どっちを先に見る? この道は繋がっているけれど。
みんなが仲良くなるのが無理なら。 隣に座ることくらい許してよ。 座る場所は限られているの…
こんにちは。 挨拶なんてしたことはない。 またきたよ。 嫌な顔をしても、嫌な言葉を吐き出し…
こんにちは。 こんにちは。 やまびこだって、もう少し返ってくる。 ありがとう。 ありがとう…
ふわふわ浮いている。 たしかに、ここに足跡はあるのに。 誰の足跡? ぼくの足跡? もっと大き…
広輔は床に散らばった髪の毛を見つめ、自分みたいなだな…、と呟く。 切り落とされた髪の…
好きという感情の重さは何で測るの? 突然、君が言い出す。 そんなこと、わからないよ。 俺の…
真ん中にあるとは限らない。 見えにくい場所にあることのほうが多い。 探し出すことで精一杯。…
秘密のない人はいない。 秘密がないとつまらないから。 辛いのも楽しいのも、秘密のせい。 …