うつ病のトリガー・水面下へ落ちる瞬間の記録日記
私の妻はうつ病です。安定的に寛解が続いていたと思っていましたが、この大晦日に落ちました。
一か月前に運悪くコロナにかかってしまい
ひどい咳
つばも飲み込めないくらいひどい喉の痛み
喉の痛みからくる背中の痛み
40度を超える高熱
味と匂いがしなくなる
というコロナ特有の症状を全部経験してしまいました。
大晦日前にそういったコロナの症状が大体治まり、外に出られるようにはなったのですが、しきりに
と言っていました。そういっただるさ、やる気のなさはコロナの後遺症なのかなあ?と思いましたが、うつ病特有の「水面下へ落ちる寸前」にも似ていました。具体的には
何とも言えないネガティブ思考
ちょっとした言動に突っかかる感じ
独特の覇気のなさ(エヴァンゲリオンをご存じの方は、アスカが全裸でバスタブにつかりながらボーっとしている表情が一番近いです)
ずっと横になりながら何も言わずPCを眺めている
「生きる意味がない」という無価値観を口にするようになる
と言った兆候です。
コロナにかかる前は、コツコツと着実に体力をつけていたのですが、一か月間コロナで寝込むことになってしまったせいで、
そのコツコツ積み上げてきた体力がガタガタと崩れ落ちてしまいました。
あと、コロナ後遺症をネットで必死に検索していたようで
後遺症として糖尿病になりやすい、死亡率が高くなる
といったネガティブ情報による精神的ショックが今回のトリガーだったようです。
大晦日、外にでる気で化粧をしたのに、昼前になってそれを落とし、布団の中に寝入ってしまいました。正に
水面下へ落ちる瞬間
でした。
ただ、今回の水面下への落ち込みは
モラハラ・イジメといった人間関係がトリガーではなかった
ので、復活が早かったように思います。沢山眠ることもできたようで、現時点では再び外に出られるようになっております。
ちなみに、過去、モラハラ・イジメがトリガーで水面下に落ちたときはかなり深刻で、3か月は文字通り寝込んでいました。
水面下に落ちた瞬間、支える家族のするべきことはたった一つだけだと肝に銘じております。
寝込みモードの生活リズムに(支える家族側が)スパっと切り替えて、粛々と日々を過ごしました。