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アメリカで働くことの出来た私が、なぜ日本で働くことを選んだのか

アメリカ・カナダに居続けることが出来た私がなぜ日本で働くことを選んだのでしょうか。

10年以上前の出来事ですが、
日本の衰退が確実であることを十分に自覚していたにも関わらず、
それでも日本に帰ることにしました。

何故なら、日本はいつまでたっても(良くも悪くも)ぬるま湯である点が魅力だからです(皮肉)。

アメリカ・カナダでは、給料を少しでもアップさせる(ダウンさせない)
ために常に自己主張しなければいけない
と言う環境なので、精神的に疲れます。


カナダに住んでいた頃の上司はアフリカ・イスラム系移民だったので、
尋常ではないエネルギッシュな方でした。

ああ、祖国には戻りたくない一心で必死になっているんだろうなー。

命がけだ。

日本人にはないアグレッシブさだ。

ある意味、見習わないといけない部分もあるなー。

と、カルチャーショックを受けた思い出があります。

日本企業にはまだ年功序列が(ある程度)残っているので、
そこまで自己主張する必要はなく、精神的に楽ですね~。

給料が例え諸外国と比べて低くても、その点は魅力ですねー☆
(年収1000万円程度頂いていますが、
ただ、アメリカではこれは初任給レベルなので、
いつもミジメな気持ちに陥りますが。)

自己主張をあまりしなくて良い国柄が良くて日本に残っているのに、
欧米のマネで実力主義に変化させようとする動きがありますよね。
そうなってしまうと、それこそ日本に居残る意味がなくなってしまいます。

給料がもともと低いのに、
欧米のような実力主義化の動きが進んでおり、
自己主張しないと給料が下がるようになる

何なんですか、それ?
まあ、私自身はアノガメツイ欧米精神には慣れているので
別にいいですけど。