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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m…
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す…
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2021年4月の記事一覧

海外サッカー旅に行くならどこへ行こうか。ヨーロッパ編

いやはや、ちょっとイライラしている。 というのも、このコロナ禍。1年くらいは続くだろうと思っていた。その間、タクシーの仕事はかなり悲惨なことになっていて想定した収入の半分以下しかもらえないなど、なかなか大変だった。 お金がもらえないことより暇なことが辛い1年だった。誰も来ないお店で待っているのであればスマホをいじるなどをして暇を潰すことも出来るかもしれないが、空車だらけのところで細かい運転を1時間も2時間も続けるのは結構なストレスなのだ。 とはいえ1年の辛抱だなと思って

あの日から1年。OWL magazine×大澤あすかを振り返ってみた【Short letter】

2020年4月28日。 1年前の今日、私は絶望の淵にいました。 本来であれば、翌日に控えていたアウェイ大分戦のために前乗りをして、今頃温泉に浸かっていたのになぁ......。 アウェイ旅行どころか、Jリーグ自体が期限を定めない延期となってしまったあの頃。リーグがいつ再開をするのか、再開できるのか、再開したところで観戦はできるのか、観戦が容認されても、未知の病が流行する中での観戦は本当に問題ないのか......。 何もかもが誰にも分からない中、大好きな日常が遠くに行って

松本山雅の皆さんのおかげで旅とサッカーのマガジンが誕生した話。

ちょうど松本山雅サポーターの方とのやりとりが続いていて、あの頃のことを懐かしく思いました。 そんな背景から、ぼくが書いたnote記事『松本山雅と出会った日』と、旅とサッカーを紡ぐOWL magazineの関係性について書いていこうと思います。 どこかで書いたことがあるとは思うのですが、いつどこで書いたかはまったく覚えていません。ぼくの場合「どこかで書いたこと」はあんまり忘れないのですが、「どこに書いたか」「いつ書いたのか」はまず覚えていません。 何のかんのでnote記事

食野亮太郎選手で学ぶ江戸時代【Short letter】

『氏名の誕生』という本が刊行即重版になったそうです。 僕たちが使っている氏名は大昔から使われていると思われがちですが、実は約150年前に明治政府によって作られたものでした。この「氏名」誕生の背景を活写した本になります。発売前から話題になっていたことから、重版がかかったのでしょう。人は「名前」に対して大きな関心があるのかと思います。 以前、珍しい名字のJリーガーを題材に歴史を勉強してみるという企画をOWLの記事で出しました。そのときは、旗手怜央選手を取り上げて中国地方で活躍

キャプテンさかまきのラジオ放送後記〜2021年4月号〜

今年の連休も自粛で終わってしまいそうな気配がしながら、この記事を書いています。こうなったらャ段変格活用だ!磁石!自粛!!G-SHOCK!!! お出かけできない連休ほどつまらないものはありません。買うか。今更ニンテンドースイッチ。政府が緊急事態を宣言するのなら、こちらも宣言しておきます。来年のゴールデンウイークは絶対に外出します!3年目の外出くらい多めに見てくれ! やり場のない怒りを吐き出したところで本編へ入りましょう。 4月は新生活の始まりのタイミング。新入生に新社会人

なくなってほしくないものには、せっせと課金しないといけない。【Short letter】

決して鉄分が高いわけじゃないのですが、有料特急がとても好きです。 私は東京都の北西部に住んでおり、近場の出張の際には西武の特急ラビュー号、東武のTJライナー、JRなら湘南新宿ラインのグリーン車やあずさなんかに(もちろん自腹で!)乗るのを楽しみにしています。 冒頭の写真はラビュー号です。足元まで窓! 物知りさかまきさんに教えてもらったところによりますと、ラビューは車両愛称・TJライナーは列車種別・あずさは列車名なので、正確には並列ではないそうです。全然知らなかった! タイ

Jリーグが無観客試合になると聞いて頭がマンボウになってしまいました。

ママー! 朝起きたら、Jリーグが無観客開催になってたー!! え?うちは埼玉県だから関係ないって?ママ!!埼玉県はマンボウなのよ!!! こんにちは、普通の人よりも少しだけマンボウに詳しい中村慎太郎です。 今回は政治的に言いたいこともあるんですが、「まんぼう」という言葉を聞く度にマンボウの絵が浮かぶので、今日は旅とサッカーのマガジンの趣旨をぶち壊して、マンボウの話をします。あ、いや、一応代表なので、最後は旅とサッカーに繋げます。本職物書きの力技を是非ご覧下さい。 マンボウ

デートしてくれる人、募集中【short letter】

メイさんはマスコットが居たら、彼氏は必要なさそうですね!!! 鹿島サポのお友達からのキラーパスが心に突き刺さる五十嵐メイ、30歳です。 ベガルタ仙台のベガッ太さんと同じ5月2日に、晴れて31歳を迎えます。 前回のキヅールとの岩手県デート前編は楽しんでいただけたでしょうか? 来月は後編を掲載予定なので、そちらも楽しみにしていただけたらと思います。 OWL magazineにも記事を掲載してくれている宇都宮徹壱さんから「ぜひ、シリーズ化を!」というメッセージを頂きました。

Jリーグを見上げてみたら【short letter】

OWL magazineの読者の皆さまにとって、サポーター目線のJリーグはどのような存在なのでしょうか。それはJリーグそのものというよりも、愛するクラブやお気に入りの選手の姿を通じて見えてくるものかもしれません。 では、選手目線のJリーグはどうでしょうか。ここで言う選手目線とはプロサッカー選手のことではありません。読者の皆さまの家族や親族、友人など身近な方にいるかもしれない社会人サッカー選手目線からJリーグは一体どんな存在なのでしょうか。 本題に入る前に、なぜこのような質

サン・シーロに行きたいんだ! 8番を追いかけてミラノへ【妄想トラベル#04】

妄想トラベルそれは、想像の中で、実際に旅をするように楽しむ大人の旅行術です。 思い立ったら、お気に入りのチームの試合日程を調べ、フライト、ホテルを決め、行きたいお店や観光地、天気予報をチェックします。予約はせずに調べるだけ。あとは想像力を発揮させて楽しむのです。出費なし、トラブルなしのトラベル。家から一歩も移動しない旅です。 妄想トラベルのきっかけは、こちらの記事をご覧ください。 第4回目は、3泊5日ミラノへの旅です。ミラノを訪れるのは約7年ぶりです。急に行きたくなった

新国立で感じた非日常との境界線と、なでしこジャパンを初観戦して考えた「日本代表」の意味

この記事は「旅とサッカー」をコンセプトとしたウェブ雑誌OWL magazineのコンテンツです。OWL magazineでは、中村慎太郎さん、宇都宮徹壱さんはじめ、個性豊かな執筆陣によるサッカー記事、旅記事を更新しています。Jリーグはもちろんのこと、JFLや地域リーグ、海外のマイナーリーグまで幅広く扱っています。 2021年4月11日、国立競技場で行われた、なでしこジャパンのパナマ戦を観てきた。 きっかけは、OWL magazineメンバーのすずさんのツイート。 これを

OWL magazineの著者育成の際に考えていること。

OWL magazine設立当初に掲げたやりたいこと。 1つ 旅とサッカーの記事が掲載できるメディアを作ること 1つ 向上心の高い人を育成していくこと 1つ 仲間達と一緒に旅に出ること ワールドカップや海外のバルなどで乾杯すること 1つ ボールを蹴る人、プレイヤーとして日本中、世界中につながりを作ること 一番上については、毎日更新をするところまではこぎ着けた。ただ、旅記事の割合は、コロナの影響でどうしても増やせないでいるので、そこは課題である。 ぼくも旅記事の執筆

専用スタジアムが続々誕生! 限られた土地に2つのダービーが存在〜フットボールの白地図 by OWL Magazine【第39回】大阪府

<大阪府> ・総面積 約1905平方km ・総人口 約881万人 ・都道府県庁所在地 大阪市 ・隣接する都道府県 京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県 ・主なサッカークラブ ガンバ大阪、セレッソ大阪、FC大阪、FC TIAMO枚方、セレッソ大阪堺レディース ・主な出身サッカー選手 川淵三郎、上野山信行、岡田武史、本並健治、小倉勉、柳本啓成、宮本恒靖、岡山一成、吉原宏太、新井場徹、橋本英郎、稲本潤一、大黒将志、二川孝広、西紀寛、梁勇基、下小鶴綾、林卓人、丹羽大輝、東口順昭、本田圭佑

みんなに「推しスポンサー」を聞いてみた!【OWLオムニバス】

OWL magazineのオムニバス記事企画です! この企画では、OWL magazineに寄稿しているメンバーだけでなく、読者を中心としたコミュニティOWL's Forestのメンバーも参加しています。 OWL's Forestでは、オムニバス記事への参加以外にもたくさん楽しい事があります!!メンバー間の交流はもちろん、ラジオ番組の制作・企画などにチャレンジする創作活動を行っています。出版企画の会議をのぞき見することもできます。 興味を持たれた方は、下のページをクリッ