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Jリーグが無観客試合になると聞いて頭がマンボウになってしまいました。


ママー!
朝起きたら、Jリーグが無観客開催になってたー!!

え?うちは埼玉県だから関係ないって?

ママ!!埼玉県はマンボウなのよ!!!


こんにちは、普通の人よりも少しだけマンボウに詳しい中村慎太郎です。

今回は政治的に言いたいこともあるんですが、「まんぼう」という言葉を聞く度にマンボウの絵が浮かぶので、今日は旅とサッカーのマガジンの趣旨をぶち壊して、マンボウの話をします。あ、いや、一応代表なので、最後は旅とサッカーに繋げます。本職物書きの力技を是非ご覧下さい。

マンボウの学名はMola molaといいますが、遺伝的には3種に分けられるんじゃないかと言われています。が、何らかの理由で分類が出来ません。本物のマンボウ研究者に飲み会の時に聞いた気がするというレベルなので、それ以上の詳しい話はわかりません。

で、検索してみたらマンボウ博士のページが出てきたので読んでみたら、やはり3種に分けられるらしいです。ぼくが飲み会でその話を聞いたのが、2010~2012年頃で、論文にまとまったのが2018年でした。

こんにちは。飲み会で聞いたことをちゃんと覚えていられる系男子の中村慎太郎です。

ちなみにマンボウ科には、クサビフグ属、ヤリマンボウ属、マンボウ属が含まれ、そのうちマンボウ属にはマンボウ、ウシマンボウ、カクレマンボウが含まれています。

Mola molaがマンボウなのは有名なのですが、Mola alexandrini ウシマンボウ、Mola tectaがカクレマンボウというのが含まれているのだそうです。確かにマンボウとカクレマンボウは区別つかんよなぁとイラストを見ながら思った次第です。

当時の私です。週5でボール蹴っていたので今よりはるかにシュッとしています。

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みんな大好き、研究調査船の周辺の写真。

出航前の風景。出港後は、荷物がぐらぐら揺れるので、全部ロープでくくりつけておきます。そういうのを言い表す専門用語があったんだけど忘れました。

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海水と研究用海水の違いはなんだったかな……。

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飯しか楽しみがないので飯は美味しい。偉い人から順番に奥の方に座るみたいなシステムがある。船の上ではいざというときに対応できるよう指揮系統を明瞭にしておくことが大切。

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この時の調査は深海に網を引いたので、こういうのがごっそり捕れました。これは多分フジクジラという深海に生息するサメ。

どうでもいいですが、この時履いていた青い防水のパンツはブラジルワールドカップにも連れて行きました。

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こいつが可愛くて好きでした。こいつはなんだろう……。何かの幼魚かな?このくらいになると魚類研究者じゃないとわからないと思います。

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世界には色んなものがいるのです。下の写真はレプトセファルス(葉型仔魚)。ウナギやアナゴの仔魚として有名ですが、この写真のはやたらと大きいのでウミヘビとか言っていた気がします。

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ちなみに仔魚というのは、稚魚の前の段階です。卵からふ化した直後は仔魚という状態で、その後変態(メタモルフォーゼ)を経て、稚魚になります。確か!

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甲板からメタルジグ投げていたらイカが釣れた。このイカはなんだろうな……。実はイカの種判別が全然できないので、これが何イカなのかわかりません。ヤリイカってこんなのだっけ……?

サバも釣れました。

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この旅で一番のツボだったのが、船長が隠し持っていたスコッチ。これ、生物標本を入れる容器で、よくホルマリン漬けになった魚とかが浮いています。

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ちなみにこちらが、ぼくの研究。アワビの研究者をしていました。これはノギスでSLを計っているところです。SLはSuper LeagueではなくShell Length(殻長)で、サザエなどの高さがある貝はShell Hight(殻高)を計ります。

湿重量はこのくらいのアワビだと300~400グラムくらいだったと思います。市場だとキロあたり8000円くらいで取引されるので、このクロアワビは2500~3500円くらいです。寿司屋で食べるとさらに3倍になります。

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研究をしていたのは「荒崎」という磯場の近く。ソレイユの丘という施設のちょっと先です。ちなみにこの写真を見ると地形屋さんが喜びます。

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さて、ここから3つの決着をつけなければなりません。

マンボウの話はどこへいったのか。
どうやってここから旅とサッカーの話にするのか。
そして、そもそもどうしてまん防で困っているのか。

この先は有料部分となりますが、この中でいうとマンボウが一番どうでもいい話題なのでさっさと終わらせます。そして、強引に旅とサッカーの話に持って行きます。そして最後に、まん防によってOWL magazineの書籍企画が苦しめられている話をちょこっとします。

水面下で動いている書籍化企画を購読者限定で、ちょこっとだけ教えちゃおうというような趣旨です。どこまで書こうかな。限定だから企画の趣旨くらいはいいかな?

というわけで是非ご購読お願いします!!ご購読頂きますと、過去記事も遡って読めるのでお得ですよ!!


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