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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m… もっと読む
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す… もっと詳しく
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記事一覧

【世界杯紀行】ブブゼラの音が騒がしく、治安の悪さに怯えながらも、大いに楽しめた大会<2010年@南アフリカ>

「今年はワールドカップイヤーなのに」──。  最近、このフレーズを目にする機会が多くはないだろうか? 先日のEAFF E-1では、日本代表戦の入場者数が同時期に行われたPSG(パリ・サンジェルマン)のジャパン・ツアーでのそれをはるかに下回った。確かに、両者を単純比較するのは、いささかナンセンスではある。が、ワールドカップイヤーなのに、この熱量の低さは、確かに気になるところではある。  過去のワールドカップの旅を、このOWL magazineにて大会ごとに紹介するシリーズ「

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11試合で1勝。低迷する我がクラブのホームゲームを全力で楽しんでみた

 8試合ぶりの勝利を収めたと思ったら、その後3連敗。  J1昇格を目標に掲げるヴァンフォーレ甲府は苦境に立たされている。  時に試合終了まで見続けるのが辛いほどの試合もあり、正直ホームゲームに行くのが怖くなってしまった。  しかし私、須羽リセルはヴァンフォーレ甲府サポーターである。  クラブが苦しい時こそ応援するのがサポーターだ。  ただし、勝利を追い求めるだけでは身が持たないのもまた事実。  それなら何を楽しみにスタジアムへ足を運べばいいのか……。 「楽しみは誰かが与え

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ヴェルスパに感心し、トリニータに感動する。夏の大分「ダブルヘッダー」観戦記

「大分のサッカーチームといえば?」 そんな質問に、あなたはどう答えるだろうか。少し考えてから、スクロールをしてみて欲しい。 みなさんの頭には大分トリニータが真っ先に思い浮かんだのではないだろうか。ナビスコカップの制覇、ユースからは多数の日本代表選手を輩出。昨年度もJ1リーグに在籍したトリニータの知名度は全国的にも高いだろう。 しかし、大分のチームはトリニータだけではない。Jリーグを目指して活動しているチームがあることをご存知だろうか。 そのチームとは、JFLに所属する

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8月のOWL magazine、こんな記事が出ます! ライターたちの企画を紹介

※こちらの記事は無料公開でお届けします※ こんにちは、40度に届こうかという危険な暑さに日本列島が沸騰寸前ですが、親愛なる読者のみなさま、いかがお過ごしでしょうか? 夏バテ気味で普段よりビールの摂取量が多くなってしまっている編集長のさいおです。 先月から月初の記事は、前月の記事を振り返りながら、弊マガジンのその月の見どころや注目ポイントをぼくが紹介。親愛なる読者のみなさまに目次代わりに、OWL magazineのコンテンツを楽しんでいただくものとなります。 7月のOWL

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大好きな街、松山に癒しを求めて ーオレンジに染められた愛媛FC観戦記ー

 疲れた。  いま住んでいる東京は時間の流れが早くて、すぐにくたびれる。どこへ行っても人混みに圧倒される。関東にいる友達とは休みがなかなか合わず、休日を1人で過ごすときが多くて寂しい。仕事は楽しいけれど忙しくて、精神が擦り減ることもしばしば。  東京を離れて四国に戻るかどうか悩んだ時期もある。上京してから1年3か月が経ち、僕の心には余裕がなくなってきていた。 「久しぶりに四国の友達と会って癒されたい」  そう思ったのは6月中旬。  行き先の選択肢は、18年間暮らした

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たまにはメイン席も良いかも!ギオンスで席種を変えて見えた景色

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淡路島のサッカーの記憶はベッカム様だけですか?

淡路島のサッカーの記憶は、2002年日韓ワールドカップの際にイングランド代表が島内でキャンプをした時点で止まっています。 兵庫県淡路島を本拠地とするFC.AWJというサッカークラブがあります。この一文は、このクラブが実施しているクラブトークン販売サイトで、チーム紹介の中にありました。 この一文を世間一般の視点から読むのか、またはサッカーに関わっている者からの視点で読むのか悩みました。どちらの視点からでも「イングランド代表」「ベッカム様」というキーワードが出てきます。 こ

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OWL magazine選手名鑑〜11の質問〜Vol.13 五十嵐メイ

今月も、OWL magazine選手名鑑の時間がやってまいりました。 このOWL magazine選手名鑑は、マガジンメンバーのパーソナリティを掘り下げながら過去の記事を振り返っていく記事です。最近マガジンの購読をされた方には昔の名作を読んでもらうきっかけに、以前から購読頂いている皆様にはより作者の人となりを知ってもらおうという趣旨の月一企画になっています。 OWL magazineメンバーにはあらかじめたくさんの質問事項に答えてもらっています。その中から11個をピックア

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命名:環七ダービー 東京23FCvs南葛SCの怖すぎる因縁と輝かしい未来

 江戸川区と葛飾区について、皆さんどのくらいご存じだろうか。葛飾区については『こち亀』があるからある程度イメージが湧くかもしれない。しかし、それ以上となるとどうだろうか。江戸川区については葛西臨海公園と地下鉄博物館の名前を挙げる人はいるものの、それ以上知っている人は元居住者くらいのものだ。  江戸川区には東京23FCがあり、葛飾区には南葛SCがある。  この2つのクラブは関東1部リーグに所属しているため直接対決が行われる。隣町同士の試合なので、これをダービーと呼ぶ人もいる

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スタジアムはサラダボウル~多様性ってなんだろう~

叫ばずにはいられない 大宮への愛を歌う オレンジと紺の勇者 俺たちの街の誇り だからどんな時もここに集い 大宮への愛を歌う この歌よ君に届け 共に闘うために 大宮アルディージャには、選手入場の直前に大合唱する『叫ばずにはいられない』というアンセムがある。ぼくにとってこの歌詞は特別だ。 まさか自分が…… 皆さんは「LGBTQIA」という言葉を聞いたことがあるだろうか。性的マイノリティを表す総称で、最近はようやくメディアなどでも取り上げられる機会が増えてきた。 ぼくはその

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はらぺこハラコの中東サッカー半妄想旅〜モロッコ編〜

サハラ砂漠からアッサラーム・アレイクム(こんにちは)!「中東サッカー妄想旅」の時間だよ! 今回は夏の暑さを吹き飛ばすべく、もっと暑い砂漠の国・モロッコを目的地に選んだ。もはや日本のほうが最高気温が上回っている日もありそうだが……。 タイトルに「半」と付いているのは、私が実際にモロッコ旅行をしたことがあるからだ。 今回はSNSの引用ではなく、自分で撮った写真を存分に使うことができる。サッカー観戦はしていないので、その部分はいつものようにリサーチ+妄想でお届けしたい。中東半

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【OWLオムニバス】私の心に響くチャント

みなさまこんにちは、オムニバス担当のHarakoです。 Jリーグが声出し応援解禁の流れということで、今月はチャント=応援歌をテーマにしてみました。 私も先日、声出し応援実証実験の対象試合に行ってきました。 声出しエリアで観戦はしていませんが、久しぶりに聴いた両ゴール裏から響く歌声には、胸が熱くなりました。詳しくは記事にて! もともとゴール裏で熱唱していた人も、そうでない人も、声のあるスタジアムが戻ってきた感動は同じだと思います。 そしてきっと誰にでも、声出し応援ができ

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もしもスタジアムのある街に住むのなら 番外編1 コーヒーぜんざい・無限ピーマンからサステナビリティについて考える(京都について書く前に)

旅するより住みたい派ですこんにちは。屋下えまです。 3ヶ月ぶりの「もしもスタジアムのある街に住むのなら」。八王子、西が丘、甲府、岡山と続いてきましたが、次は京都です。 今回は京都について書く前に、番外編として短いエッセイをお届けします。京都といえば、その歴史。ずっと続いてきた街です。 ここ数年サステナビリティ(持続可能性)という言葉があちこちで聞かれるようになりました。自分のなかでずっとぼんやりしていたこの概念について、京都について書く前に、真剣に考えてみました。 街

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【世界杯紀行】中田英寿が引退し、ジダンが頭突きし、イタリアが優勝したけれども、何も変わらなかった<2006年@ドイツ>

Facebookを開くと、こういう表示をよく目にする。先月から今月にかけては、過去のワールドカップ取材の画像が、たびたび登場した。4年前のロシア大会、8年前のブラジル大会、12年前の南アフリカ大会──。16年前のドイツ大会は、まだFacebookもスマートフォンもなかった。  今年は4年に一度のワールドカップイヤー。けれども4年前や8年前と比べると、どうにも盛り上がりに欠けているように感じられるのは、決して私だけではないだろう。モリヤスさんのせい? いやいや。ゼロではないと

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