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マクラメと「左右タティング」でこんなのできた! 五角ヴァージョンも

 こんにちは! あいかわらず「マクラメ」と「タティング」のどちらもやりたい owarimao です。先週は作りかけで終わりました。

 マクラメの「巻き結び」という技法で、正方形の枠を作ってあります。枠はまだ完結させず、すみっこを一ヶ所開けてあります。
 ここに「ニードルタティング」で作った太いリングを通してみようという計画です。

 マクラメでいうところの「左右タティング結び」をニードルタティングでもやってみたらどうなる? という実験なんですが…
 今回は苦しかったです。目数がたくさん必要なのはわかりますが、何目くらいがベストなのか、なかなかわからなくて。

試行錯誤で一日費やした

 マクラメとタティングを組み合わせた作品は前にも作りました。そのとき思ったのは「両者を同じ素材で作るとかえって調和しないみたいだな」ということです。↓

 マクラメは力を入れてギューッと糸を結びますが、ニードルタティングではそれはできません。あとで針が抜けなくならないよう、針を「包む」くらいの手加減で糸をかけていきます。だから同じ素材を使うと、タティングのほうがはるかに粗い感じにできてしまうのです。
 今回は、マクラメに負けないだけのヴォリュームは欲しいけど、目が粗く見えるのは避けたい。そのためには、細い糸を使って「左右タティング」で太さを出すのがいいと思いました。
 目数が多くてけっこう大変です……
 リングのてっぺんに乗せる飾りは、計画を変更して「ジョセフィンノット」という手法で作ることにしました。糸1本で作る小さなピコットは今回はナシです。小さなピコットはいかにもタティングレースらしい可憐な雰囲気がありますが、今回はもうちょっと、シンプルで力強い感じを出したいんです。

ジョセフィンノット

 下の写真のように途中まで目を作ったら、左の糸をもう1本の針に通します(右の糸は長い針に初めから通してあります)。タティング専用の長い針は1セットしか持っていないので、手持ちの刺繍針の中から、同じくらいの太さのを選んで使っています。短いのでちょっとだけ使いづらいんですけど。

短い針に表目だけ作って針を引き抜くと
「ジョセフィンノット」ができる
できた

 鏡で全体の雰囲気をチェック……1回目はリングが小さすぎました。今度はいいかな?

 さんざん苦労して、なんとか4つのリングをつなぎ合わせました。中心でつないであるだけなので形は不安定です。でも、

 かっちりした枠に通して閉じこめると、その不安定さが「動き」としてかえって魅力的に感じられる……つもりなんだけど……
 

 初めのデザイン画では四隅にもタティングの飾りをつける予定でしたが、かえってうるさくなるような気がしてやめました。もうこれで完成っ!

 四角ができたので、ほとぼりの冷めないうちに五角ヴァージョンにも挑戦します。鏡を当ててみたとき「五角もいいかも」と思えたんです。
 とはいえ型紙づくりが難しくなる。四角ならノートの線をなぞるだけでよかったんですけど……角を1コ増やすというのは、それだけで一大事なんですなあ。

 描き方の説明はできません。自分でもよくわかっていないから。
 そもそもマクラメで五角が作れるかどうかさえ未知数でしたが、作れることがわかりました。でも四角より難しいです。ふつうに作れば45度の斜線が自然にできていくんですが、それじゃ五角形になりませんよね。手加減で角度を調整します。

型紙の精度がそもそもイマイチ

 できたけど……四角ほどピシッとしてない……×××……でも敢闘賞!

 例によって粗探しを自分に禁じます。完成を祝うべし👑🎀🥇

ゆかい ゆかい

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