のりこ

60代。みみいくトマティス聴覚トレーニング代表。一人暮らし。今年は喪中。

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60代。みみいくトマティス聴覚トレーニング代表。一人暮らし。今年は喪中。

最近の記事

60代の疲れ 重さで感じる

一日の間に荷物の重さが変わる。 細かい買い物をついしてしまう、とかそう言うことではなく、同じ重さだったとしても朝大丈夫だったものが夕方には重く感じてしまう、と言うことなのです。 体力、と言う言葉にすれば、「体力落ちたなあ」。 疲れ、と言う言葉にすれば、「疲れやすくなった」。 コレに対抗するには、筋力を増やせばいいのか? もっと運動すればこの現象は減るのか? 加齢に伴う不可逆なことだとしたら、努力する意味はないかもしれない。 肌の衰えに対して化粧品メーカーは「年齢ごとに必要なも

    • 60代overの遠足

      鎌倉、美味しいもの、お寺散策、座禅、散歩、美味しいもの、と言う遠足に参加して来た。 私より年上の方も多い少人数の団体だったので、ハードなことは特になくのんびりと天気の良い秋の鎌倉でぼんやりして一日。お寺もスタンプラリー的にあちこち回らず、はぐれると面倒だからと座禅を組む円覚寺に絞って中をうろうろと。 円覚寺は北鎌倉駅から山に向かって延びているお寺なので、山道も境内もずっとかなりの急斜面。登れば登るほど静かになる感じが大変素敵だった。 座禅は初めてだったのだが、なかなか良かった

      • 60代と自転車

        先輩お姉さんたちが70代、80代に入った時に「この前どこそこで自転車の乗り納めをして来たわ」と言ったのを聴いた。事故を起こすよりは、とか、ケガする前に、とか、色んな思いがあったのだろうなと今は思う。 私が初めて自転車に乗れるようになったのは高校2年生の修学旅行先だった。自転車のない家だったし、自転車で遠出しようと言うこともない友人関係だったからそれまで特に不便はなかった。 乗れるようになったら欲しくなり、趣味のウォーキングで1時間歩いていた高校への通学用として親にねだった。学

        • オレンジ色が綺麗に見えた

          気温や湿度と、見たい色は、シンクロする。 今朝電車の中でオレンジ色が綺麗に見えた。車内の皆さんが着ているワンピース、スカート、シャツ、靴下、またワンピース。たくさんのオレンジ色。 電車を降りてもそれは続く。売店の靴下、お菓子のパッケージ。 秋が来たのだなと実感する、少し前までは青い色が同じように目についていた。 オレンジ色は警戒色にも近い。ハロウィンのかぼちゃの色。目立つ色だ。 昨日から空気が一気に乾燥し、空の雲が秋らしくなり、風が冷たくなった。体感は認知や感情にも影響するの

        60代の疲れ 重さで感じる

          健康診断はキチンと受ける

          今日は朝から健康診断を受けてきた。 62歳、体重を減らすことには苦労している。 身長はミリ単位で毎年減っていて、年だなあと実感する。 血圧は不調ど真ん中よりは下がって上が122。まあ許せる数値。 聴力検査は多分大丈夫だと思うが、視力が左だけ0.9に下がった。確かに左だけ飛蚊が出ているし、耳も左がボヤッとしがち。 あとは心電図、胃カメラ、血液検査、検尿検便、子宮頚がん検査、内科検診。マンモグラフィは去年取ったので今年は無し。骨粗鬆症検査も5の倍数年のみなので無し(コレは近々自分

          健康診断はキチンと受ける

          調子が悪かった

          先週から一昨日まで調子が悪かった。 今回はめまい。しかも今までより派手なめまいだった。 火曜日に耳鼻科で「ぐるぐるする感じですか?」と訊かれた時はそれほどでも、と答えて、まあ薬をもらって帰ったのだが、ひどくなったのはそれから。木曜の夜、布団に入って寝返りをうとうとしたら、ぐるりんとありえない方向に重力が働いた感触。左に寝返りをうとうと頭と身体を向けようとしたら、いきなり後方に引っ張られるような感覚。胃もひっくり返りそうになる。うわー、何だこれは!と焦る。そっと体を動かさないよ

          調子が悪かった

          国際高齢者デー

          ネットが教えてくれた、今日は国際高齢者デー。 「高齢者の方々は知識と経験の貴重な源ですが、年齢差別は社会に蔓延しています。私たちは、高齢者の完全な参加を確保し、平和、持続可能な発展、そして地球の保護に向けた彼らの重要な貢献を称える必要があります。」と、アントニオ・グテーレス国連事務総長がメッセージを出している。 世界中で状況は随分違うだろう、日本はどうなのかなと考えた。社会での女性参加状況では低くて悲しくなるけれど、高齢者参加状況は、はて、高いのか低いのか? 超高齢者社会なの

          国際高齢者デー

          母に似た人を見た

          今日、電車で母に似た人を見た。 あっ、と思って、動揺した。もう会えない人だと覚悟を決めて、ゆっくりゆっくりその事実に半年かけて慣れて来ていたところだったから。 何が似ているんだろう、と失礼にならないように注意しながら横目で観察させてもらった。 背格好が似ていた。少しぽっちゃりした感じは、70代後半の頃の母に似ていた。 マスクをした目元の優しい感じとか、眉の濃い感じ、顔の輪郭も。 服のセンスも、いかにも母が来ていそうな長めの薄い上着と、中のブラウスとパンツ、そして歩きやすそうな

          母に似た人を見た

          62歳のポケモンスリープ

          睡眠にはそれほど苦労するタイプではないのだが、ポケモンスリープを教えてもらって導入。人生初のポケモンである。 夜になるとポケモンたちが眠そうなのがかわいい、とオススメしてくれた人は言っていた。なるほど確かに。この子たちのためにもう今日はケータイを伏せて寝なくては、と眠りのモチベーションになってくれる。 11時半に眠りの約束をして使い始めると、今までなんとなくダラダラケータイと過ごしていた事に気がつく。どこかに何か新しいことや楽しいことがある便利な機器だからなあ、と依存性の高さ

          62歳のポケモンスリープ

          1/2の確率で遺伝的に高血圧

          母は高血圧で、40代から降圧剤を飲んでいた。人生の半分以上血圧の高さと一緒に暮らしていたことになる。母の母も血圧は高かった。 父は全く血圧の問題を持たない。父の両親も同じ。 1/2の確率で高血圧になる身体。10代は低血圧、20代30代40代は低め血圧で乗り越えて来た私だが、50代後半、ある時なんかふらつくので内科を受診してビックリ、血圧が高くなっていた。これが加齢というものか、と悔しいと思いつつも飲み込んだ。1/2の確率に当たったのなら仕方ない。 塩分控えてね、控えてます、運

          1/2の確率で遺伝的に高血圧

          耳鳴りとかめまいとか

          耳鳴りって、気がつかない間に持ってる人が多いと思う。今回私も聴覚検査室に入れられてヘッドホンをしたら、あら聞こえるいろいろな音。せっかくの防音室だが、私の中が騒がしい。 なんで聴覚検査かと言えば、ここ数日の胃のムカムカがめまいに変質したので耳鼻科に来たから。起き上がる時にゆらん、とする。体の揺れではなく、頭の位置が定まらない感じ。昨日耳鼻科で診て貰い薬も飲み始めたが、昨夜寝返りを左に打つとぐらーりぐらんぐらんと言う感触だつた。目が覚めていたわけではないので「ひどいめまいの夢を

          耳鳴りとかめまいとか

          歯医者と60代

          子供の時から虫歯、乳歯はみそっ歯(変換されない、すでに死語)えーつまり虫歯で全体的に茶色くなったり形凸凹してたりした状態だった。昔は「大人の歯が生えてくるから」と放置されたりしても誰も「育児放棄か?」なんて思わないのどかな時代だった。 父方祖母は「近所に良い歯科がないから」と60代で総入れ歯にしたと聴いている。母は八十七で亡くなるまで全部自前の歯だったが、父は80前には総入れ歯にしている。 残念ながら母の歯は私に遺伝してくれておらず、歯医者さんとの付き合いは長い。 この20年

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          調子の悪い日

          昨日は朝からなんともだるく、一日中ゴロゴロと本を読んで過ごした。読みたい本があった事は幸いだったし、自分の用事だけの日だったのでキャンセルできたのも良かった。 食欲はない。 前夜遅い時間にガッツリ食べてしまったのは本当だが、それにしても全く食欲が湧かず、胃が動いていない。胃薬を飲んでもあまり効果なし。 なんとなくフラフラする。 めまいのような、だるさのような、なんにせよ力が入らないし気力も湧かない。天気も悪かったので気圧にやられてるかなと最初は思い、後から思い立って熱など測っ

          調子の悪い日

          記憶問題

          加齢以前から人の顔と名前を覚えるのが大変苦手だったので、さらに大変なことになっている。 小さい時、既に人の顔を覚えることが大変苦手だった。幼稚園で父の日にお父さんの絵を描いてプレゼントしましょう、と言われたが、ほぼ全く思い出せず、他の子たちが描き進める中一人で困っていた。この時どう切り抜けたかもよく覚えている。「まず、男の人だからズボンだ。白衣を着る仕事だから白衣。ネクタイとかもしてる。顔は痩せてて細長く、髪は短い。メガネはかけてない」こんなふうに構築してとりあえず絵は仕上げ

          身体のメンテ

          東洋医学が好きだ、20代の終わり頃から整体に通っていた。一人目の先生は私より年上、二人目の先生は少し年下。そして今の鍼の先生は私よりずっと若い。彼と出会って10年以上経つ。 彼を見つけたのは五十肩になった時だった。前の整体の先生は電車に乗って通うところだったししばらく連絡をしていなかったし、近所で探そうと思いGoogleマップで検索をかけた。あちこち行ってみて良い先生と巡り会えれば良いだろうと言う気持ちで1軒目に選んだ先生だった。 鍼の先生、と書いたが、主に鍼を使う先生だと分

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          一人旅はいつまで安全か

          旅が好きだ。若い頃は小金を貯めては海外一人旅などしていた。それから子供が小さい時は家族で、そしてまた1人で旅をし始めている。 ここ数年はコロナ禍で、旅行はビクビクしながらの近距離中心となった。海外には全く行けなかった。 今年、用事半分で久しぶりに行こうとしていると、タイトルの言葉が頭に浮かんだ、でかいスーツケースをガラガラ運ぶ年寄りの女一人旅は果たして安全なのだろうか? 元々ヨーロッパ好きなので、そんなに大変な国に行ったことはない。今回もロンドンとローマだけの予定だ。 けれど

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