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凡人が起業するためには

私は就職せず起業するという決断をしました。

しかし私は独創的なアイデアが思いついたりする天才ではありません。

どこにでもいる凡人です。

そんな凡人でもどうすれば起業できるのか?

小原聖誉さんが書いた本、『凡人起業』を参考にまとめていきます。


凡人には凡人の戦い方がある

まず凡人が起業するためには考え方を変える必要があります

・新しいことを始めてもなかなか続かない→「継続できる仕組み」の必要性がわかる
・自分に自信がない→市場視点・相手視点に立てる
・頭の回転が速くない→事前準備の大切さを知っている
・心配症でリスクが気になる→キャッシュフローを大切にする
・周りの人が優秀に見える→社員に権限委譲して拡大できる

・作りたいものを作るよりも時代に乗ることが大事
👉凡人が起業するためには自分が作りたいものよりも時代に必要とされるものを作る必要があります。
起業しようと考えている人で「これをやりたいから起業する」と考えている人は多いです。これは悪いわけではありませんが成功するかどうかわかりません。失敗のリスクが大きいです。

本当にそれは必要とされている物なのかを判断する必要があります。


・最高のものを作る必要はなく成長市場で誰よりも先にやるとうまくいく。
👉凡人が起業をする最大の武器はスピードです。大企業よりも先に成長市場に乗ることが大事です。
これから拡大、成長しそうな市場で先行者になることが凡人起業のために必要なことです。


・好きなことを仕事にするより負けないことをやる方が失敗の可能性は低い
👉自分が好きなことと、世の中に必要とされるかどうかは別です。起業する上で大事なことは失敗の可能性を極限まで減らすことです。


・準備を周到にし、とにかく失敗しないことが大切、成功する確率を上げるより失敗しない要素を集める
👉失敗しないためには情報収集が大切、市場ニーズが見え、どこまでリスクが背負えるのか把握する必要があります。


・自分のことを信用せず仕組みで解決することが大切


・優秀な起業家と比べる必要はない、自分がその市場の中でどれだけ力を発揮できるかをつきつめることが本質


・大企業は今世の中にないサービスを提案していくという突破力よりも今あるサービスを改善していく、質を落とさないという保守力がメイン


起業したい人がするべきことと知っておくこと

・コツコツやったことを情報発信して専門家になる
👉自分が調べたこと、学んだことをSNSなどで発信する。それを専門家になれるぐらい続ける。
 情報発信していると情報が集まってくる


・凡人らしい戦い方は自ら好んで監視をおく、情報発信をするなどの地味なこと、そして伸び代のある市場に参入し、その中で競争者の少ないところを選んでいく
👉情報発信する人が少ない=競争者が少ない


・やりたいものではなく、負けないものを見つける、負けないものは競争がない領域


・凡人にはやり切る仕組みが必要
1.成長市場に参入する
2.その道のプロになる
3.仕事に集中する仕組みを作る


・プロになるためには知識の体系化が必要


・お金がない会社はとにかく応援してもらえる存在になる
👉その会社が何をするかではなく市場の何に貢献する会社かを掲げる方が人の心に響く


・改善点があるということはそれに対するニーズがあるということ


・エンジェル投資家は市場の可能性も見るが結局は人に投資する。起業しようとしてる人のバックグラウンドとやろうとしていることに整合性があるかどうか

・とりあえず動くことが大事
👉結局動いてみないとわからない、とにかく行動に移してトライアンドエラー

アイデアとは降ってくるものではなく過去から生まれてくる
byスティーブジョブズ


まとめ

凡人が起業するためにはとにかく失敗の可能性を低くすることが大切です。

自分の好きなことで起業し成功すれば一番良いですが、なかなか難しいです。まずは市場のニーズを理解し必要とされる物を考えなければならない。


参考文献


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