SNS離婚増加。SNS使用時間が伸びると人生マジで損。
既婚者の皆さんに悲報。SNSの使用率が高ければ高いほど、離婚リスクが高くなるという研究が出てしまいました。それだけならまだいいけど。。。
Facebookが2012年に上場してからというもの、2019年には1日のアクティブユーザーは15億6200万人へと膨れ上がりました。(Social Media Lab:
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/)
そしてGAFAと呼ばれる、世界最高峰の主要IT企業の仲間入りを果たすほどに成長します。GAFAとは、言わずもがなアメリカに本拠地を置く、Google,Amazon,Facebook,Appleの頭文字をとった総称のこと。2016年ごろから経済産業省の報告書でも頻繁に使用され、2018年ユーキャン流行語大賞にノミネートされる程にメジャーな単語へと成長した言葉となりました。
創業者マークザッカーバーグが2017年6月に開催した、コミュニティーサミットで語ったビジョンは
『Bring the world closer together
世界をより親密に』
一見、文句の付け所のない素晴らしいビジョンです。しかし、距離が近い世界は本当に私たちにとって幸せでしょうか?
自分の身近な友人によってアップロードされた、多少なりとも見栄を張った生活を見ることは私たちを幸せにしますか??それとも、私たちにイケナイ関係をもって近づく人はいませんか??
今回の記事では、
『SNSの利用は結婚やパートナーとの生活に問題を生じさせ、離婚や別れの原因となるのか?』
といった内容に関して一つの結論を導き出した研究をご紹介していきます。
この記事を読むと幸せになれるヒト
・夫婦やパートナーと幸せに生活をおくりたい方
・SNS中毒気味な方
研究の信頼性を担保する為、研究を詳しくご紹介!
研究チームは、2011年7月~2012年2月の7カ月に渡って1160人の既婚者を集めました。集めた既婚者たちには、現在の結婚の満足度として、「私たちは良い関係です。」などの6種類のアンケートを行い、幸福の度合いを1~10点の間でスコアを付けました。また、SNSの使用率についても「全くない」から「4時間以上」まで7段階で評価を行ってもらいました。
これらを掛け合わせてデータ分析を行ったそうな。SNSの公共機関による研究って少ないらしく、1160人でもかなり大規模な研究に入るみたいです。科学的”結論”とまではいかなくとも、だいたいの傾向はこれで分かりそうですね♪
SNSを使えば使うほどに悲惨な結果。
・現在の結婚生活やパートナーとの満足度を下げる。
・結婚やパートナーとの生活を幸せだと思えなくなる。
・パートナーとのトラブルの数が増加する。
・離婚や別れの事を考える可能性が増加する。
はい、コンプリートです。ダメな方で。
SNSを使えば使うほど、幸せな生活から遠ざかるという悲しすぎる結果。
↑の4つに当てはまる人ほど
パートナー以外のヒトとセックスしている可能性も高かった。
という結果も。
これだけ綺麗な結果が出ることも珍しいですねぇ。もちろん、正確な分析にはもっと大人数かつ長期間の研究が必要ではあるんですが、本当にパートナーを大切にしたい、幸せになりたい人達ならSNSを使うかどうかは良く考えるべきだと思います。
ナゼこんなにも悲惨な結果になっちゃうの・・・??
・SNSは離婚者や結婚の満足度が低い人と私たちを繋げてしまう。
・しかも、場所が離れていようと関係なく、より好みの近い人たちを。
・パートナーとのコミュニケーションを直接とらなくても、SNS上の友達とさえ繋がっていれば大丈夫になってしまう。
・パートナーの嫉妬心を呼び起こす原因になりがち
・オンラインストーカーなど、意図しない問題も起こってしまう可能性アリ
研究チームの結論としてはこの5つが大きなところ。
使い方によってはSNSの悪影響を減らし、良い影響を得ることもできるかも・・・?みたいなことも言っているのですが、パートナーとの関係でSNSを本当にうまく使えるの?というとかなり研究の余地はありそうです。
とにかく重要なことは、パートナーとのコミュニケーションをしっかりとることでしょう。SNS上に逃げ込んで隠れてコソコソしてると、やっぱりうまくいかないものです♪
一過性の快楽を求めることが、
いかに身を滅ぼす
致命傷になりかねないものかを、
自らにいい聞かせるのです。
ジェームズ・アレン
SNSのもう一つの重要な効果、外見への自信がなくなるよーという120の論文を分析した研究記事はコチラ
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引用
Valenzuela, Sebastián, Daniel Halpern, and James E. Katz. "Social network sites, marriage well-being and divorce: Survey and state-level evidence from the United States." Computers in Human Behavior 36 (2014): 94-101.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0747563214001563
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