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深夜、堕落したブルーライト、ぼくら勝手に孤独になって輪廻。

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散文詩/自由詩まとめ。
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2021年6月の記事一覧

永遠座

明日の朝がくるまでに
眠れないことを映画にしよう
わざとらしく息を吐いて言葉を乗せて
ありきたりな暗い夜だけを切り取ろう

くだらない孤独と不足で
月を満たせたと錯覚した
本当はただ飲み干して
空にしただけの赤いマグ それだけが綺麗

出来上がったフィルムに キスをして窓に飾る

いつだってひとりで眠りたい ぶかぶかのパジャマで
欲を余して膨らんだ お腹を隠して華奢なふり
ぬいぐるみ抱いても帰

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かわいいやさしい蜘蛛の糸(0621)

ふつかめのカレーのにおいがする、さみしいときはおいしいご飯やあまいものを食べるのがいちばんで、その瞬間だけは本質的なさみしさや苛立ちに気が付かなくってすむのだけれど、そういえばわたしはもう少しやせたいのだったな、とばくばく食べてしまったあとにぼんやり自分をきらいになったりする、そういうことの繰り返しで毎日を生きています。
おそろしく自信のない自分と、おそろしく自信家な自分がいつも同居しているきもち

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グッナイ・エンヴィー

夢のなかできみいがいのひとに恋をしました、おだやかでない恋でした、だからどうということはなく、目覚ましがなる前に目を覚ましていつもよりぬるいコーヒーを飲むのでした。
きみに贈ったもののうち、いちばん軽いものといちばん重たいものを思い出しています、
たぶん、どちらも、ぼくの身体なのだと思います。

ぼくはきみに不自由にしてほしかっただけで、ぼく自身の手で不自由になりたかったんでないのにな、と、思いな

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週末のノア

絵画のなかでわらっている、のは、もしかしたらわたしたちなのかもしれない。

 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 

0604、今日も水には嫌われている

0604、今日も水には嫌われている

泳げないまま歌うパートオブユアワールド、雨が降ってるだけでなにもかも嫌になるようななにもかも不安になるような日が時々あって、濡れたパーカーのすそがわずらわしい、傘、ちゃんとさしてたのに。車に水、はねられたってひとり笑って歩ける日だってあるから、要するに気分の問題、雨のせいにするのがいちばん健康的でいちばん不健全、って、わかってるからそれを選ぶのだ、健康で不健全なことが好き、昼過ぎまで眠るだけの休日

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