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みじんことオーマの作品・写真を使ってくれたnote

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みじんことオーマの作品および写真を使ってくださった方のnoteまとめです!使ってくださって嬉しいです! 特にアート作品の写真を使ってくださるともだえながら喜びます!
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#詩

生まれた星が「かさをささない」という選択をさせる

サァーッ サァーッ と縦に降る雨 行き場のない雨たちは水たまりをつくる 良識のある大人たちは当たり前のように傘をさす 子「なんでママはかさささないの?」 私「傘、持っていないからだよ」 子「なんでママはかさをもっていないの?」 私「…」 水たまりをよけながら歩く 私「雨って気持ちいいよね。こんなに気持ちいいのに、傘をさしたら   いつ雨にあたれるっていうのさ。」 子「うーん、そうかもね」 私(実はただ傘を忘れただけ…。忘れっぽい星の下に生まれただけなの     よ…。)

審美眼

多分、この人はこちらの世界の人 だから僕は生き抜くためにこの人とつながらないといけないと思う それは確実 だけれど、融合し切った時 きっと僕は今までの僕とは変わるのだと思う これは感覚的なもの だからすごくものにもしたいし 反面怖さもある でも人生で必要な人 ものにしたい人 この魅力は、僕だからこそ分かる

アリス殺し

硝子色の廊下を振り返る 私は今どこにいるの 白いアリスはリネン室に飛び込んだ 白い彼女を夜の月が覆い隠してしまった またアリスが死んじゃった 別のアリスはどこにいるの? あなたはだあれ?私はだあれ? さらさらと漂う死生観の中で 黒百合はただ月に浮かんでいる 盗んだシーツをドレスにして白い少女は また自分の影を追いかけっこ 五臓六腑に蔓延る蔦の繋ぎ目は 透明な赤色で満たされている 血管が透けるラジウムの蛹覗いたら 誰かがまた産声をかすかにあげていた

灰【詩】

ねえねえ 僕を燃やして そして、灰にまみれてほしいんだよ 僕を思って悲しむ君に 愛を確信したいの これから何人現れようと この僕は1度きりしか生きられない 目を覚ましてしまいたいのに 不完全なままで終わるのだ

「返事」(詩)

あなたを呼べば あなたが返ってくればいいのに 遠く 遠くでいい ここに 私に帰らなくてもいい 遠く いつか 遠く どこか もうその頃には どこと言うひともいなくなったここに 誰でもなくなった私を割いて あなたのかえりつくのは 果てさえも気を遠くする 私の あなたと呼んだ一音よ それを記憶した水辺へと 返ってくればいい

明日(1行詩)

明日は誰にでも予測不能の未知の世界だけど、明日への希望を灯し続ける。

【詩】シンアイなるリンジン

焼ける 焼ける 焼ける 熱い 熱い 熱い 心が 渇いていく 涙さえも 乾いていく 渇いて 乾いて カラカラになった ココロが カラダに まとわりつく 灼熱の オモイを 吸い上げるのだ 我らは この灼熱のオモイを 忘れは しない いつか 必ず ムクイを 世界に平和を

うつけ

持ち前の音楽性にまかせて 楽譜をかいて 鼻歌で確かめて 微妙だったので 八分疑問符をつける 少し修正すると 見違えるほどよくなったので 四分感嘆符を書き足す ふと我に返って こんなことしてていいんだろうかと思い 全休符を並べて黙る でも破り捨てるのもどうかなと思って どうやって生きていこうと考えてたら 今日の日が終わってた

青が足されていく

青が足されていく朝の情景 増す増す惹かれていく時間帯 太陽が昇る前に屋上へ 夜露で濡れた階段に 足を滑らせない様に 身体から眠気を抜き出す様に ゆっくりと登っていく 白い吐息が 青い朝に溶けていく 街が目覚める音がする 東の空に朱が走る おはようを独り占めした 僕の心が満ちていく

#780『楽しみ方』

楽しいものを外に探して 楽しみ方を忘れる つまらないもので溢れてるんじゃない 楽しみ方を知らないんだ

詞「愛を唄う時は仮身を得る」

君を想う時 僕は足を引っ張られた正直者 全ての感情は むき出しで急(せ)いている これ見よがしに 顔を覗かせて 何が僕の中で変わったのか 目醒めたのか 全ての血管から 熱が溢れている 刺激の強過ぎる夏よ クールダウンを忘れて きっとこの初恋は 青春の1ページ目 思いのまま動き出して 自由に羽ばたくよ 嘘かもしれない夏よ 覚めたらもう一度眠らせて 美しすぎる横顔よ 正面を振り向かないで 勝手な憶測にまみれた 欲望の塊よ 愛欲を知った 若き血肉よ 本能のまま 消え入ることな

note×standfm あるsuri cafe☕にて/コラボ収録振り返るの巻/言葉/沈黙/真空/重力について

皆さま、如何お過ごしでしょうか? 気づけば2023年も半分が過ぎ去り、7月に入りました。今日は皆さまはどんな書籍をお手に取っておりますでしょうか? この時期は蒸し暑く、体力を奪われる天候が続きますね(汗) 少々、疲れ気味ですが、読書の夏本番に備えて、 早速、noteを更新していこうと思います。 ここ数日も気の赴くままに選書をして読み耽りました。 特にポール・ヴァレリーやマラルメの「迷宮」入り込むと・・・ 自分がどこに居るのか分からなくなって参ります。 写真はヴァレリー

有象無象の塵 蛍光灯の下 乾いた笑い声 無意味な記号の群れ-The dust of rabble, Under fluorescent lamps, Dry laughter, A huddle of meaningless symbols-

つぶれそうなんだよ。 It seems like it’s going to be crushed soon. ***** 【あと何回】Ver.2 あと何回 見つめるだろう ゆき場のない時(とき) はりついた天井 薄い呼吸 モーター音がジリジリと唸る あと何回 過ぎゆくだろう 有象無象の塵 蛍光灯の下 乾いた笑い声 無意味な記号の群れ ときの隨に身を委ねては ときの隙間を待ち惚け されど期待を絶ちきれなくて いつも意味を探してる あと何回 眺めるだろう 質量のな

【随筆】カオスだねー

今朝、ニュースでやってたんだけども、この世の中多様性を唱えるマスク警察が居るそうだ。 他にも、合コンでマスクをとるとガッカリする想像力プラス思考の人々。 プラス思考もほどほどに。女性の後ろ姿にもプラス思考働くそうで・・・ あと、防衛のために武器保有反対を訴える警察の拳銃が見えない人々。 耕作放棄地や空き家という固定資産税という継続的な支払いが発生する不動産という名の資産。(いわゆる負動債) 田舎に土地があると言うと金持ちじゃん。と、言う。 いや、むしろ借金です。 高齢