KZ (Kotoba no Zikken)

コトバノ ジッケンシツ シュミデ ポエム ヲ カイテマス イイネ ノ カズ デ ナニ…

KZ (Kotoba no Zikken)

コトバノ ジッケンシツ シュミデ ポエム ヲ カイテマス イイネ ノ カズ デ ナニ ガ オモロシロカッタノカ サンコウニシマス ジャパン カラ ジサ ノ アル クニ 二 スンデマス アサッパラ カラ キッツイ ポエム ガ アッタラ ゴメン ヒトマズ ドウゾ ヨロシクネ

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ジコショウカイ

ココハ コトバノ ジッケンシツ シュミデ ポエム ヲ カイテマス エーアイ デハ ナイ ジンリキ デス マダマダ ベンキョウ チュウ イイネ ノ カズ デ ナニ ガ  オモロシロカッタ ノカ サンコウ ニ シマス カントウ ウマレ カンサイ ソダチ ユキグニ ザイジュウ ジャパン トハ ジサ ノ アル クニ 二 スンデマス アサッパラ カラ イミワカンナイ  ハナシトカ キッツイ ト カンジル ポエム アッタラ ゴメンネ ツライトキハ ソット フォローヲ ハズシ

    • 詩 / 静観

      前衛芸術で立ち止まる 線や色 絵の具の凹凸 想起される物語は わたしが勝手につけた 悲恋 人生の絶望 主の生誕 復活 社会 戦争 死と生 慈愛 描いた人が何を考えていたのか ほんとはわからない ものがたりを横に置いて 色と形を辿る それはそれで 脳が色々反応す 筋書きがなくても 感動できたりする 見方 考え方 思考フィルター 順序と時代 仲間 師 流行 評価 彼を取り巻いたもの 見る機会 機械的に 奇怪に 削いでみたり 足してみたり 解くでなく 読むでなく

      • 詩 / 朝食

        冷たい空気 ただよう庭で チューリップを摘んで 瓶に飾る テーブルに 白いクロスをひいて ナイフと フォークと 皿を置き トーストと トマトと キュウリ チーズと ハムと ヨーグルト 新鮮なオレンジジュースを グラスに注ぐ おはようの挨拶をして フランス人のまねして 音をたてないように ゆっくりとたべる 食器のあたる音と 朝の光 食べ終わったら 熱いコーヒーを飲んで 15分くらい話をして 一日の始まりを宣言します それでは豊かで良い一日を

        • 詩 / 赤インク

          赦しを乞う人は 赦されるために 境界線を越えるまで 徳を積む その思考回路は 境界線を越えるまで 他人を赦さない 赤いペンで 人を採点す そんな人に出会した時のために 徳を溜めておく 貯まった徳は 努力もあいまって やがて愛しくなって 私の正しさの証明になる そしていつしか 出会いたくなかった人に 私がなってしまった

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          詩 / 連-絡

          闇の中で 寝息を聞いた あなたにあわせて息をする 夜が一次元に落ちていく 息が聴けて幸せ 息を吐けて幸せ 部屋は離陸する 柔らかな空気を吹いて 朝までの旅 焼き付けた思い出が車窓を滑る 記憶は螺旋になって 糸車がぜんぶ巻き取っていく

          詩 / かみなり

          雲の中 氷粒が擦れて 静電気 閾値を超えて 落ちる かみなり 怒りたくない 私は 雲のできない環境を 整える 北極か南極に住めば 雷は落ちない 仙人的環境の徹底 無理無理 俗世で生きてたい 五大陸のどこかで 時々雷を放ち 臍を収穫して 暮らす

          詩 / 修正

          えんぴつでかく けしごむでけす ぼーるぺんでかく しゅうせいえきでぬりつぶす ふりっくしてかく ばつぼたんでけす はなす は けせない いっぱつしょうぶ きんちょうします

          詩 / 鏡を閉ざす時

          鏡を見ていて 積み上がった自分の心の歪みに気がついた だから自分のこころを研究した 原因を探して 自分が綺麗と思うかたちに整えた 歪みが取れて 気分が良くなった 余裕も出てきた 何がまっすぐなのかわかると 他人と世界が歪んでいるように見えてきた 綺麗にしてあげようと口を出した 言われた方は血を出した ショックだった ただ、正しい理論に基づいているのに なぜそうなるのか 不思議だった この人は変わっているなと思った 受け入れる能力が低いとも思った

          詩 / 鏡を閉ざす時

          詩 / かぜ

          糸を どんなに 辿っても 繋がってはいない 子供を騙す くじびきのように 重い気持ちに囚われて 悩みを箱に閉じ込めて 悶々 悶々 箱に手を突っ込んで 縦にして 横にして 答えを探すけど 見つかるどれもが これだと思えない 悶々 悶々 いつまでも探してたらダメなんだよと 人に連れ出されて たっぷり時間を使って 順番に ひとつずつ  昔好きだったことを こなした 何周も 何周も していくうちに 気分のリズムが変わってきて 悩んでたことは 自分のダメさじゃなくて 気分か

          詩 / フラット

          フラットは 不気味 論理的で 不自然 不平等は 一見 悪いこと 感情的に 受け入れ難い 平等になるために 誰かから剥ぎ取るのは 心苦しいかもしれない 人を見ると また奪いたくなってくる 奪うための理由には事欠かない 私にとっての悪 私の見る世界における悪 どこかの誰かが定義した悪 でも本当は 奪いたいだけなの 自分が本当に奪われるまで 人のものを奪うの 平等なんて 本能に言葉を後付けしてみただけ 私もあなたもフラットの上側で まな板の上の鯉 裁かれる側だと気づ

          詩 / 数値

          言葉が 聞き手に取り込まれて 数字が付与される プラスか マイナスか ゼロ 発した言葉の特性と 受け取り手の感性 相性が良ければ元気になるし 悪ければ落ち込む しんどいときは 判定装置の電源を切って 何を聞いてもゼロと出力する ただの音 ただの文字 ただの意味 ただの音 ただの文字 ただの意味 少し休憩したら また電源入れるのね

          詩 / ふかん

          視野が狭くなるとダメだよ って いわれて 俯瞰したけど その時は 普段のあたりまえが ちいさくみえた だけだった じぶんのまわり じぶんのせかい じぶんのいるせかいの そとのことをしらないと 俯瞰から まなびとることが できない 仕事を知って 勉強の意味がわかる 歴史を知って 今のことが分かる 老いを知って 若さの意味がわかる 外国を知って 自分のいた国がわかる 他人を知って わたしがわかる ゆっくりでいいから 外へ 同じところにいると 気づかないから 自分さが

          詩 / オアシス

          歩き疲れて 喉が渇いた ぼやり ぼやり 冷たい水を できれば 強めの炭酸水を あとは レモンか 梅干しも あわよくば ウイスキーか焼酎も この たましいの たびびとめに 喉越しと 爽快感 ください

          詩 / わたがし

          たったひとつまみのことがらで ああだこうだといって なんだか話が膨らんで 正義になって 悲観して 絶望して けんかする そのひとつまみ わたがし みたいにふくらんだ そのうえで ぐらぐらしながら 小人たちが 手品のように 顔だけは神妙に 見た目より偉くなりたくて もくもく膨らむ わたのかし 言葉を大きく 言葉を強く まるで神の御託のように 人を 世界を 批評する ひと匙のお砂糖があるだけで 集まって来る 小人たち

          詩 / ギャンブル

          過去はいつだって論理的で 未来はどうしようもなくギャンブル 何にいくら賭けるか 考えるまでが論理で あとは運 何も賭けていないような ただ過ごしている毎日にも 実は命を賭けている 何を守って 勝ち取るか 自分は今ギャンブルの最中である 穏やかな暮らしが好きで その感覚を忘れちゃうんだけど 忘れきったらダメなんだな ボケっとしてたら 全部スっちゃうな

          詩 / ギャンブル

          詩 / 念

          意思は 回転体  遠心力で 振り回す 同じものに わたしは 重力で  繋がれている 力強い意思は 疎ましいのに 心強い 星のように 近いほど遠ざけたくて 遠いほど求めてしまう 自分が捻じ曲がらない様に 世の中を捻じ曲げて 他人を捻じ曲げて 言い訳してるのに それは難解な作業で 自分も いつか 捻じ曲がって 破綻しない論理はない 自分を説明するすべての試みも 水面で弾ける泡のようなもの 今日も 遠くで 星が はじけている 折れた地軸だって 季節を産む 引力は水