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非正規公務員は嫌な法律に則っている


2015.3に #改正労働契約法  の影響で #雇い止め  となった前職は、 #東京都水道局  の外郭団体であったことを受け、

元社員の実父に民間会社といえども、一般の #公務員  と同様であり、それに相応しい所作をするように

と念をされたことがあるものの、

会社からも、雇用形態は #非正規社員  の身分であるものの、定年相当まで安心して働ける

という話を聞かされた。

2013年に施行された #改正労働契約法  の影響で、

制定からカウントして5年以内にやめさせるという方針を受け、失業に至り、社内での #生きづらさ  を実感した。

私の場合も含めた近年の #非正規公務員  に関するトラブルに関して気づいたことを書こう。

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間接差別

2013.1の雇用更新面接の席で、その翌月に行われる創立記念式典で10年以上の #永年雇用表彰  の件で、当時勤続15年だった私も対象になるのかという質問を当時の元管理職に質問したら、

私の場合は会計雇用年度という単価契約で行われている為に対象外である

と言われた。

引っかかったのは、

それに関連する回覧で、非正規を跨いだ社員も表彰対象であるという文言であり、私の場合は #正社員  に任用されたことがないことを告げられたが、 私と同じ #非正規社員  として入社し、正社員に任用された別の社員のことを指していた。

明らかに、

#間接差別  を受けている感じであり、幾ら正社員同様に働いているという気持ちが無駄になってしまったものである。

その他、

#忌引休暇  の制限や、 #住宅手当  と #家族手当  等の諸手当の一部不支給、 #賞与  なし、あっても寸志程度しか貰えず、 #退職金  なしといったものもある。

長く働いた非正規社員としては、生活に影響するものを与えられないのは、

短期雇用を前提とした目的で行なっているとしかいえない。

そんな感情が出たのは、

前職での私と同形態の非正規社員の割合がかなり少なく、同じ労働者として平等に扱われていなかったのは勿論、他の正社員に話しかけてもその理由で断られることがあった悲しみが態度に出たのが正社員らの癇に触れたのだろう。

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再就職活動で市役所に公募した現実

失業して、 #再就職活動  を余儀なくされた私は、 #失業保険  受給認定を目的として、自治体の #臨時職員  登録申し込みと、再任用の非正規公務員の応募をした。

実際にしたら、

既存の非正規公務員が制服を着たまま、私を含めた一般公募者が刺客となって面接をした
同様に、既存の非正規公務員も終業後に試験を受けなくてはならない
年配と思われる方が試験会場にいた

といった今までの #就活  等で見られない不自然な光景を見た。

前職でした雇用更新面談を行った同様の目的であるというカラクリであり、

何しても後ろ盾の有無等で更新しないという非合理なことだ。

又、応募要項で

改正労働契約法に則って、勤務期間を短縮させて更新をしないという旨の但し書きをされていたということに目についた。

前職を含めた公の機関で、

人件費の節約のためにクーリングを設けて、平等にさせる

という法律から、

賢い人はすぐ、民間企業同様、安心して働けるところではないと察知したのは当然だ。

しかも、

臨時職員の登録申し込みでさえ、郵送ではなく、直接提出限定の自治体があり、経費削減の為に行なっているということは勿論、他自治体で面接を行っても交通費を出したくないという理由で不採用になったのは事実だ。

乱暴なことをいえば、

上層部のお気に入りや血縁関係は勿論、地域密着、金遣いを意識しているようなものだ。

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民間会社と同様である感覚で行えば良い

公務員一家に生まれ育った私は、

公務員というものは公平性であり、定年相当まで安心して働けるイメージである

とばかり考えていた。

前述の実父の言い付けを守ってきた私も、

雇用更新面談の時期となる度に不安感を抱いており、更新できなければ失業になる危機があった。

そんな表情をしていた私に、

会社からも定年相当まで働けるから大丈夫だから気楽にしてくれ

等言われたことがあり、

普通になれない立場であることを理解されなかった。

法律では

制定前から長く働いた社員は正社員と同等として見なし、私のような退職の仕方は #違憲  であり、非正規公務員も同様にして適用されるのではないか。

一般の公務員は #雇用保険法  には不適用であり、退職したら #退職手当  しか受給できない気楽な身分であることから、

非正規公務員は #倒産  や #リストラ  のリスクがある民間企業勤務の者と同様な扱いと見なされていることから、同じ職場で気楽な奴らと吐けるのは無理ない。

非正規という言葉を聞けば、

真面目な人からすれば、将来性がないという感覚があるのが普通であり、それ以上キャリアが望めないとことからバカを見ているようなものだ。 

強いて言えば、

非正規公務員を検討している人にはお勧めしないと断言できる。

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17年間、東京都の外郭団体に勤務した私にしては、

普段から公平的な目で見てきたことで、公の機関でも絶対評価を導入されていたことを受け、愕然とし、不平不満を零していた時期があった。

非正規公務員という問題は、近年ブームとされており、

団塊世代の定年退職から始まり、それ以上の処遇が困難になったことから、人件費をはじめとした諸手当支給対策として彼らより若い世代の人を引っ換え取っ替えして回していたのが発端であり、いい迷惑だ。


#soar #生きづらさ




只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。