「ハラ・ハラ社員」が会社を潰す』を読んだ私の感覚はどうなるの?
数年前に社労士の野崎大輔さんの著書の『「ハラ・ハラ社員が会社を潰す』を読み、
上司らから厳しい叱責を受けて、すぐ #パワハラ だと騒ぎ立て、上司自身が行う業務に影響を及ぼしているという声を聞く。
指導する立場である上司らは、部下が犯した過ちを本当は言いたくないものの、
敢えて会社の一員として、帰属心を持って欲しいという願いで伝えただけである。
今の若者は個人主義かつ、自分を否定しないで欲しいと言わんばかりで、
ちょっと気にかかることがあれば、手元のスマホをはじめとしたインターネット検索をした理論武装をしているそうだ。
というより、私が若かった頃はそういったものがなく、
かなり離れた書店で立ち読みしなければならない手間があり、誰かに相談しても突き放されるといった面でマイナスハンデとなっていた。
その影響で、
逃げ場がなく、酷い仕打ちを受けながら世間を渡ったことによる抑圧で #精神疾患 を患う事態となったことを恨み、ネットによる理論武装で咄嗟に交わせる若者が羨ましく思えるようになった。
社会人デビューした30年ぐらい前だったら、
必ずといっていいほど、薄っぺらい博識で上司らに盾つけば、博識ぶって口走った専門用語に関連する説明を求められるといった逆攻撃を受けるのは確実だ。
私の場合は仕事であると割り切って、長期的に観察して明らかにおかしいと感じれば
#ハラスメント や #いじめ の疑いがあると判断する前に、更に精査してもダメだったら専門機関に問い合わせたことがあった。
実際に専門機関である役所に問い合わせても、
マニュアル的な回答しか得られず、解決するのに納得がいかないのは現実だ。
前職を退職後に未払い残業代や離職票の訂正請求の件等で総務の元コンプライアンス担当者に問い合わせても、
会社都合退職によって身分を失った私に対し「敵」扱いにされ、掌を返されたような態度をされた。
17年間前職で受けた苦痛をさせたのは、
安心して働けるような労働環境を作らなかった会社にあるという趣旨で民事訴訟を起こしたとしても、原告側である私がが負けるという苦言を受けた。
もし若かったらそんなことないという発言と言っていたが、最近は実父の脅迫いじめを受けた時同様の感覚になり、
静かにわかっていますとしか言えなかった。
私は
家庭内をはじめとした過去に受けたいじめ被害がない安心して働ける世界であって欲しいと望んでいたものの、会社としては単なるわがままとしかとられかねない。
いまの若者も、
同様な気持ちを持っているものの、相手側の否定的な言葉による「人格否定」をされたという錯覚を受けたことによる食い違いから「感じ方の多様性」を理解しないまま表題の騒動に至っただろう。
基になるのは、
生育歴にあるが、会社という厳しい試練に耐えられないことによるストレスから問題行動の形に表れてしまったといってもいいかもしれない。
野崎さんは、
社労士という仕事柄、どんなに問題を起こしている会社の味方についており、そんな社員をすぐ辞めさせるべきであるという助言をしていることから、私が望んでいることやすぐハラスメントと騒ぎ立てる人達を「要注意人物」とみなし、会社は「慈善団体」ではないと忠告しているそうだ。
長いこといじめや #虐待を受けて苦しんでいる輩に対しても 、
「嫌なら辞めろ」と言われかねなく、どんなに酷い仕打ちを受けても過去の経験を踏まえた理論武装で切り返せるという自負がある。
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只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。