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牛乳を飲むとお腹が痛くなるのはなぜ?〜対策〜


⚫︎ 乳糖不耐症とは?

牛乳は糖の一種である乳糖(ラクトース)が含まれています。
通常は小腸の乳糖分解酵(ラクターゼ)で乳糖は分解、吸収されるのですが、
ラクターゼが少ない人、または働きが弱い人は消化吸収ができず下痢の症状が出てしまいます。
こういった乳糖摂取によって生じる不快な症状を
「乳糖不耐症」と言います。
一見病気のように感じるかもしれませんが、病気ではありません。
ですが、この現象は哺乳類全般に見られるごく自然なことなのです。

⚫︎対策

お腹がゴロゴロする人に以下の方法試してみるといいでしょう。

・数回に分けて飲む
数回に分けて飲むことで、乳糖が分解しやすくなります。

・温めて飲む
温めることで腸への刺激が弱まり、消化酵素の働きも盛んになります。

・ヨーグルトやチーズを食べる
ヨーグルトは乳酸菌の発酵によって乳糖の20〜40%が分解され、減少しています。
チーズ製造過程で乳糖の大部分が取り除かれています。

・乳糖の量を抑えた乳飲料を試す
乳糖を約80%分解した乳飲料もあります。

⚫︎まとめ

乳糖が原因ではない場合もあります
同じようにお腹を壊しても過敏性腸症候群や牛乳アレルギーは乳糖不耐症と似た症状が現れよく混同されるため、区別は慎重にならなくてはなりません
ぜひ上記の対策内容を少しでも参考にしていただけたら嬉しいです!

※bitesjapansquadの投稿:kanade_mt


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