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ティラミスとミシュランシェフ

アジト

パティシエ日本チームや、ティラミス世界大会出場選手、
など一同は数日間衣食住を共にして準備作業を進めます。

ここは色んな人が入れ替わり立ち替わり来ます。


素敵な街

表に出るとこんな感じ。
心底素敵な街です。




日中は孤児の子たちが食事をしにきたり、
自治会のイベントで子供たちにピザをふるまう、
香水の量が規定量の11倍は香る英語を1mmも話さないおばさん。
僕らがいることで、地元新聞メディアなども来ました。


トップ画像のように、みんなで食事をとります。


ミシュランシェフ

ある夜、みんなで食事をしていると、
扉がバーンと開き大声で人が入ってきました。

すぐそばのミュシュラン星付きレストランのシェフとスーシェフでした。
何やらイタリア人同士で会話をした後、
大会で提出するティラミスを食べてもらおう、という事になりました。


評価

シェフはそのティラミスを食べるなり、
また大声で、イタリア語で何か話していました。

訳してもらうと、クオリティは全く問題ない、ということでした。


差異ポイント

ただ、一点。
上のココアパウダーの量が多い、とのことでした。

確かに、クリームや生地にはみんな配合調整など徹底的にこだわりますが、
最後のココアパウダーの量の繊細な微差はあながち見落としがちかもしれません。

ココアパウダーの量を調整したものは格段に違いが生まれていました。


イタリアでもスタイルは様々でしょうが、
その経験をもってすると、
日本でよく見かけるティラミスはココアパウダーの量が多いものが多い気がします。


見落としがちな部分に差異が発生する良い例だと勉強になりました。




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