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自分にとっての幸せや心地よさを大切にできる暮らしを模索中*’97 ・大学で食物の勉強…

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自分にとっての幸せや心地よさを大切にできる暮らしを模索中*’97 ・大学で食物の勉強→雑貨店の店長 ・春から陶芸の学校へ🥣 ・手仕事や古道具が好き https://www.tumblr.com/kanapodayo

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  • 写真とともに綴る詩です。

最近の記事

5年ぶりの"入◯式"を迎える日まで

昨日、入校式に行ってきました。 どこかに所属するときに出席する式は入社式以来、実に5年ぶり! 新卒から約5年間勤めた会社を退職し、この春から職業訓練校で陶芸を学びます。 ◎ これまでの5年間はお店に立って、お客さまとお話をしたり、売場を作ったり、お店のみんなとコミュニケーションをとったり、、 販売がやりたいと思って入社したのではなかったけれど、やってみると毎日楽しくて、自分が自分らしくいられる感覚があって、仕事に行きたくないと思った日は一日もありませんでした。 この居

    • コーヒーカップの中に見つけた窓辺の植物。 そうだった、わたしはこんなふうな世界の断片を見つけるのがとっても好きなんだった。 誰かにとっては気にも留めないちっぽけな事柄を掬いあげては、心の中に仕舞ったり、たまにはみんなに素敵でしょうとお披露目したり。

      • やさしいひとを増やすということについて考えてみた。

        最近あたらしくSNSの中の人としての仕事が本格的にはじまり、なれない仕事(というより慣れない脳みその一部を使うこと?)にてんやわんやしています。 もともとあったハンカチブランドがリニューアルとなり、今はまだ走り始めたばかり。 これからブランドとしてどうなっていきたいか?という話をしていたときに、誰かが「やさしいひとを増やしたい」と言いました。 はて、やさしい人って、どんな人なのでしょう? 他人を思いやれる人? 困っている人がいたら助けられる人? 決して怒らない人?

        • わたしが伝えたい古道具の魅力

          突然ですが、みなさんにとって「御守り」のような存在となるモノはありますか? わたしにとっての「御守り」は、日々の生活の中で自分に寄り添ってくれている古い道具たちです。 今日はそんなわたしの大好きな古道具の魅力を、実際にわたしが使っている大切な古道具の写真とともにお伝えします。 1.出会いはまるで宝探し (▲ベルギー ブリュッセルの蚤の市にて) 古道具の魅力として一番にお伝えしたいのは、オンリーワンのものだということです。 蚤の市や古道具屋さんに行くと、作られた年代

        5年ぶりの"入◯式"を迎える日まで

        • コーヒーカップの中に見つけた窓辺の植物。 そうだった、わたしはこんなふうな世界の断片を見つけるのがとっても好きなんだった。 誰かにとっては気にも留めないちっぽけな事柄を掬いあげては、心の中に仕舞ったり、たまにはみんなに素敵でしょうとお披露目したり。

        • やさしいひとを増やすということについて考えてみた。

        • わたしが伝えたい古道具の魅力

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        • 4本

        記事

          マイナスをプラスに変換できるようになったと気がついた日

          待ち合わせをしていたひとが反対方向の電車に乗ってしまい、おまけに電車が遅延。 待ち合わせ時間に45分間遅れそうとのこと。 急にぽっかりとできた空白の時間。 せっかくだから本屋さんをひと回りしてみたら、仕事に役立ちそうな本を発見。ラッキー! 土砂降りの中、外を歩き回ったせいで、白い靴下が茶色に汚れてしまった。 漂白剤と洗濯洗剤で丁寧に手洗いをしてみた。 靴下の染み抜きがうまくなった気がするし、いつもわたしの全体重を支えてくれている靴下を自分の手でお手入れしている時間は心が

          マイナスをプラスに変換できるようになったと気がついた日

          コロナ禍、ゆかりのない土地でひとり暮らすわたしの思い出の作りかた

          気がつけば縁もゆかりもない土地に引っ越して8ヶ月が経ちました。 友だち100人作るぞ−!なんて意気込んで見知らぬ地に意気揚々と乗りこんだわけですが、「ソーシャルディスタンス!」なんて時代では友だちをつくることがとても難しいのだと痛感しました。 (友だちに会えないって結構しんどいんだな... ) 少し寂しく感じながら日々を過ごしているうちに、あることに気がつきました。 この地で思い出に残るようになったのは、日常にふと転がりこんでくる周りの人との会話だということ。 皮膚

          コロナ禍、ゆかりのない土地でひとり暮らすわたしの思い出の作りかた

          勝手にシュンとなっています。

          自分の思う「いい」と、他人の思う「いい」は違う。 当たり前のはなし。 いつもボーイッシュな格好をされているお客さまがふんわりとしたベージュのワンピースを着て来られたのは1ヶ月くらい前だったろうか? ガラッと雰囲気が変わって、そのワンピースはとてもとてもそのひとによく似合っていた。 もう、しばらく目が離せない、そんな感じだった。 * 「この前のワンピースはよく着てるんですか?」 「あのワンピース、ハサミ入れてカーテンにしちゃいました。」 「ええ〜!勿体ない!すごい

          勝手にシュンとなっています。

          チューリップの贈りもの

          これは私の大切な物たちを記録するシリーズです。 ◎ 引っ越したばかりの部屋、荷解きをしないままの部屋に 私の物が揃った時、とても安心したのを覚えてる。 物は友だちであり、家族であり、御守りなのでしょう。 いつかは壊れてしまうかもしれない、失くしてしまうかもしれない。 一緒に過ごした時間を忘れたくなくて、 私の愛おしい彼等のことをアルバムのかわりに、ここに記しますー ◎ かれこれ2年半ほど雑貨屋さんでモノたちと接する日々を過ごしてきて、 自分のモノに対する気持ちと

          チューリップの贈りもの

          髪を切る、空気が動く。

          この前実家に帰ったら、妹に「髪を切ってくれない?」と頼まれた。 散髪に関して何の技術もないわたしで良ければと引き受けた。 「どれくらい切る?」 「肩の上くらいかな。」 「肩の上くらいね、了解!」 ザクザク切り始めたらなんだかよく分からなくなって、気が付いたら肩の上どころかうなじは刈り上げ寸前にまで来ていた。 「あれ〜切りすぎたかも!」 「まぁ、スッキリするし、いいよ。」 内心焦りまくりのわたしに対して、妹はのんびりとしたお返事。 「はい!シャワー浴びてきな!

          髪を切る、空気が動く。

          やりたいこと迷子のわたし、今はそれでいい、ワクワクしてるから!

          つい10日ほど前には「書く仕事がしたい!」とプロフィールで堂々と宣言していた自分。 あれれ、やりたい事がわからなくなってしまいました! ジェットコースターのように目まぐるしかったわたしの頭の中はこんな感じでした。 〈 頭の中の変化 〉 「書く」仕事への憧れ ↓ 何を書きたいの? ↓ ・いろいろな人の生き方や仕事 ・工芸やものづくりの現場や職人さんについて ↓ 仕事でできるかな?趣味でやってみる? ↓ ブログってどうやってつくるのかな? ↓ そもそ

          やりたいこと迷子のわたし、今はそれでいい、ワクワクしてるから!

          お客さまと品物とわたしの間に記憶が作れたのなら

          わたしは今、暮らしまわりの道具を扱う雑貨屋さんで販売員として働いています。 今日はそんな自分の仕事について書きたいと思います。 販売の仕事を離れようか悩んでいる今、わたしが忘れたくないこの仕事のお話です。 ◎ 一般的にモノを販売する仕事をしているのであれば、より多くの人にたくさん買ってもらうことが何より大事です。 わたしの職場でも勿論、予算を目指して接客をしています。 それは当たり前のこと。 自分がオススメした品物をお客さまが買ってくれたらやっぱり嬉しいです。 でももっ

          お客さまと品物とわたしの間に記憶が作れたのなら

          まずはやってみること

          わたしは今、暮らしの道具を扱う雑貨屋さんで働いている。 最近、顔馴染みのお客さまができた。 彼女はわたしのお母さんくらいの年齢の女性で、わたしと同い年の娘さんがいるらしい。 「この前、まずは使ってみてください、使ってみると自分に合う使い方が分かってきますよって言ってくれたでしょう? あの言葉が妙に残っていて、その通りだなって思うの。最初から決めるんじゃなくて、まずはやってみようって、考えるようにしたのよ。 あのクロス、本当によかった!」 それは先日マルチクロスをおすすめ

          まずはやってみること

          そのひととの関係は曲線のように連続しているはずなのに、関係性の名前をプツっと突然変更する契りをするだけで360度ひっくり返った世界に生きるような気分になるのはやっぱり不思議ね きっとあなたはもっと幸せになれるよ お互い、前に進もう 応援しています

          そのひととの関係は曲線のように連続しているはずなのに、関係性の名前をプツっと突然変更する契りをするだけで360度ひっくり返った世界に生きるような気分になるのはやっぱり不思議ね きっとあなたはもっと幸せになれるよ お互い、前に進もう 応援しています

          朝ごはんを食べながら泣いてしまった話

          さいきんわたしは参っているのです。 友人からは心が強いだの、芯があるだの、ポジティブだの、言われることが多いのですが、ここ最近は心がちょっと弱っています。 自分がとっても好きだ!と思って入った会社、 毎日楽しく働いていて、仕事に行きたくないと思った日はなくて、自分の生活も大事にできていて、幸せな日々だと思っていました。 「将来はどうするの?」「収入はそれでいいの?」「キャリアプランは考えてるの?」「これからの時代のことを考えたら、、、」 鋭く切り込んでくれたひとがいま

          朝ごはんを食べながら泣いてしまった話

          目的地の決め方は

          夏休みや急に貰えた三連休、予定のないおやすみの日、、、 どこかに出かけよう!どこに?と考える時、わたしの目的はいつでも"ひと"です。 そもそも、〇〇が食べたい!〇〇の展示を観に行きたい!〇〇の映画が観たい!という気持ちに動かされて出かけるということが、わたしにとっては腰が重たいのです。 それが、あら不思議。 会いたいひとの顔が思い浮かべば、そのひとの元へ駆けつけたい!という気持ちに動かされてフットワーク軽く出かけてゆけるのです。 A子ちゃんが働いているベトナム料理屋さん

          目的地の決め方は

          詩『霧の夜』

          改札を出て地上に降り立つと、 空気は少し不透明な夜だった 小さな水の粒々がゆらゆらと漂ったりくるくると踊ったりその場に数秒留まるのが見えるようだ わたしは淡々とあるく その夜のいつもより強く匂いを感じることに気がつき心臓がドキドキしていることがバレないように シャンプーの匂い 煮干しの匂い 花の匂い 湿布の匂い カレー粉の匂い シチューの匂い 子供の頃によく泊まった軽井沢の貸別荘の匂い 泥の匂い 下水道の匂い 石鹸の匂い 夏の草の匂い 畑の匂い しばらく途切れて 中

          詩『霧の夜』