【株式会社IICパートナーズ様】Valueの浸透と社内コミュニケーション活性化を目的に、アートで「わたしたちの目指す未来の組織」を創造する
~本事例のサマリ~
プログラム実施の目的
アートと対話を通じて楽しみながらお互いの強みや価値観を知り、組織のValueについて改めて自分ごととして捉え、表現すること
プログラム体験から得たもの
①普段の業務上では難しい、相互理解に繋がるようなコミュニケーションをとることができた
②メンバーがどんな想いで仕事と向き合っているのか、互いの想いや価値観を知る時間になった
③目指す未来の組織について、役職や年次関係なく自然と意見交換ができた
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株式会社IICパートナーズ様に向けて、チームビルディングプログラムを開催し、36名の社員様にご参加いただきました。
今回は実際にプログラムを体験、ご導入いただいた実行委員の皆様にインタビューを実施しました🙌
🔻株式会社IICパートナーズ
絵と対話を通して価値観や考えを共有し
社員がお互いの人となりを
知る機会にして欲しい
ーー今回、ご依頼をいただいた理由を教えてください。
指宿様:Valueの浸透を検討していて、anohiさんが提供している「おとなの図工クラブ」とマッチする部分を感じ、依頼しました。他の研修だとValueを企画の中に取り入れること自体が難しいケースもあったのですが、自分達で考えてアウトプットするのに適したプログラムだと思い、お願いしました。
また、弊社は新橋と大阪に拠点があり、業務が被らないメンバーとは話す機会がないので、Valueの浸透だけでなく、相互理解を深める場にもしたいと考えていました。共通の話題や、その人の強みや良いところの発見、中途入社の方もいらっしゃるので、お互いの人となりを知ってもらうことも目的としていました。
そして、体験会に参加してみて、それぞれの考え方や言葉では伝わりづらい感性の部分や価値観を知ることが出来たのは「おとなの図工クラブ」独自のものだったので、導入させていただきました。
ーー実行委員の皆さんが、当日こんな会になったらいいなと期待していたことや、個人的に考えていたことがあれば教えてください。
池谷様:鎌田さんと江崎さんとがすごくにこやかな方で、楽しい会にしていただけそう!と期待していました。
指宿様:運営サイドとしては当日のイベントが滞りなく回るかを気にしていたので、動き方や進行の仕方について、事前に打ち合わせで擦り合わせていただいて助かりました。
ーー年に1度、皆さんが集まる場が毎年あるようですが、例年との違いなどは感じられましたか?
指宿様:これまではチームに分かれて得点を競うような企画が多かったのですが、今回はそういった企画ではなかったので、例年に比べて和やかだった印象があります。机の上に、絵の具やクレヨンが並べられていてカラフルだったので、会場の雰囲気も明るくてよかったです。
藤原様:去年はチーム対抗でゲーム形式の研修を実施したのですが、会の後半で、一部ゲームに参加する人と参加しない人で分かれてしまっていました。どうしてもゲームの仕様上、そうなりやすいところがあったのですが、 今回は全員で終始ワークを楽しめる場になりました。勝負をしながらその戦略について話すというよりは、自分のことについて話したり、相手に質問をしたり、お互いの理解をより深めることを企画のメインにしていたので、相互理解に繋がるような会話が多かったです。
ーー会話の中で印象に残っているエピソードや意外な発見はありましたか?
池谷様:同じグループの中にリモート中心で働いているため、あまり出社されていない方がいて、その方とは業務も違うので、お話しする機会がこれまでほとんどありませんでした。ですが、グループで休日の過ごし方について話をしていた時に、 好きなものやハマっていることを知ることができ、新たな一面を知ることができました。 今はキャンピングカーが欲しいと話されていたのが印象的です笑
桑原様:絵があることによって、聞き手側が突っ込みやすいと感じました。話すことが苦手な 方もいると思いますが、絵があるので「これはどういう意味ですか ?」 と質問することができて、話す側も答えやすいように感じました。普段口数の少ない人でも饒舌になれるいい会だったなと思います。「最近食べた美味しいもの」というテーマの時に、ベテランの方が、「マスカットがすごい美味しかった」 と生き生きと語られていたのが、すごく印象に残っています。
池谷様:その方、いつもは会社にはいらっしゃらなくて、出社しても30分程度なので、私はお話をすること自体ほとんどありませんでしたが、そんな一面があるんですね!
桑原様:意気揚々とマスカットについて話している姿を見て、良い意味でギャップを感じました。
指宿様:確かにそうですね。他の方でも、「意外とラフな言葉を使うんだな」といったような普段からはあまり想像できないような発見もなどもありました笑
Valueの中から自分が大切にしている
言葉を選び仕事への想いと向き合う
ーーイメージドローイングでは、会社のValueの中から自分が大切にしている言葉をピックアップして描いていただきましたが、皆さんどんな絵を描き、どんなシェアがありましたか?
池谷様:とあるベテランの方が、お客様への価値の位置づけである「コミュニケーション」という言葉を選択されていました。普段から「昭和で生きてきた人間だから...」という感じで、ハラスメントにならないよう、気を使いながら話しかけてくださっているのですが、本当はもっとフランクに話したり一緒にランチを食べたりして、仲を深めたいと思ってくださっていることがわかりました。今後はこちらからも積極的にコミュニケーションをとりにいきたいなと思いました。
指宿様:私のグループには管理職の方がいて、普段どんな仕事をしているのか、若手からはイメージしにくい部分がありました。ですが、その方が選んだValueと理由を聞いて「こんな熱意や志を持って仕事をしているんだ」という発見と共に、想いが伝わってきました。そのお話を聞いて、勝手に抱いてしまっていたその方へのイメージが変わり、自分もオープンに話せるようになりました。
ーー描かれた作品を見たり、対話をしたりする中で、意外な発見はありました?
池谷様:体験会の時、指宿さんと一緒にワークをやって「指宿さんってこんなに熱いんだ」と思いました笑
とあるお題に対して、燃え上がるような絵を描かれていて、普段はクールでテキパキしているイメージだったので「芯を持っている人なんだな」という発見がありました。
桑原様:私は、同じグループにいたベテランの方と選んだValueの言葉が同じでした。選んだ言葉は一緒でも、考え方は違うのかなと思っていたのですが、「私の絵を横から見ると桑原君の絵になるね」と言っていただきました。若手とベテランには乖離があるのかなと思ってしまっていたのですが、実は繋がっているといるのだなと感動しました。
藤原様:私のグループでは、社長ともう一人のメンバーが「素直さと謙虚さと感謝」、「相手の長期的な幸福を考える」という、異なるValueを選択していたのですが、絵に共通点がありました。他の人から質問をされて言葉にしていくうちに、二人の考えが似ているという発見があって面白いなと思いました。
ーープログラムの前半と後半でグループをシャッフルしましたが、いかがでしたか?
池谷様:後半、たまたま同じグループにValueから選んだ言葉が被っていた人がいたので、気になって絵について質問してみました。言葉にどんなイメージを持っているのかや、その人の考えや想いを知れて良かったです。
指宿様:年に1回のイベントで普段話せない人とも話せる場にしたいと考えていたので、みんなが色々な人と楽しそうに話している様子を見て、すごくよかったなと思っています。
共創コラージュで
「わたしたちの目指す未来の組織」
を創造する
ーープログラム後半では、皆さんそれぞれが描いたValueの絵を用いて、「わたしたちの目指す未来の組織」をテーマに、グループで共創コラージュをやっていただきましたが、いかがでしたか?
藤原様:職種的に、しっかり計画を練って間違いがないように進めていくタイプだと思っていた方が、始まった瞬間に躊躇なく絵を切り始めた姿に驚きました。職業柄の思考プロセスを覆す行動に意外性を感じました笑
指宿様:出来上がった作品のタイトルを考えるプロセスが良かったです。「目指す未来の組織」に対して、どんな組織にしていきたいか、どう考えているのか、意見が自然とみんなから出てきました。長く勤められている方は、その分視野も広いなという気づもありました。どんな組織像を目指しているか共有できたことは貴重な時間になりました。
ーープログラム実施後の変化は何か感じられたりしましたか?
池谷様:私は今回が初めての参加で、初めてお会いする方も多く、仕事の話はしたことがあってもフランクに話す機会がなかった人も多くいたので、仕事とは関係ないところでコミュニケーションをとれたのが大きかったです。今後は、今までより軽い気持ちで話しかけられそう!と、気持ちに変化がありました。
ーー今回Valueの浸透とチームビルディングを目的にプログラムをご導入いただきましたが、こんな会社さんでこんな活用もできるかも!といったご意見があれば教えてください。
池谷様:新入社員研修といった対象を絞った場合でも、年齢関係なくやっても、どちらも楽しそうだと思いました。初対面同士で体験しても絵があるから話しやすいです。今回みたいに、全社イベント的に実施しても互いの理解を深める機会になるので、どんな場面でも導入できると思います。
桑原様:年齢層が幅広い会社での実施は、私も良いと思います。絵は、皆さん等しく苦手というイメージがあるので、年齢に囚われずできるワークです。
指宿様:リモートワークが定着している企業さんが会社の雰囲気を良くしたいといった場合や相互理解を促進したい場合に相性が良いと思いました。実際、弊社もリモートで仕事することが多く、チャットでのやりとりやWeb会議でのコミュニケーションだと、プライベートの話や雑談をしにくい部分があります。今回、雑談も自然とできましたし、人となりや、仕事以外の部分も見えてよりお互いのことを知れて理解が深まったので、すごくよかったなと感じています。
藤原様:個人的には、新入社員が同期と関係性を築くためのチームビルディングとしてやってみたいなと思いました。大きな規模の会社だと地方から上京してくる人も多く、不安や緊張があると思うので、そんな心境の時に身近な存在である同期との繋がりを作るきっかけになりそうだなと思いました。
ーー指宿様、池谷様、桑原様、藤原様、今回はお話しいただきありがとうございました!
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チームビルディングプログラムについて
組織課題をヒアリング後、オーダーメイドでプログラムを作成しアートを通じて参加者同士の距離をぐっと縮めるチームビルディングプログラムをご提供しています。
描くと言っても、絵心は一切不要なのでご安心ください。
おとなの図工クラブプログラムの最大の特徴は、描いて終わるのではなく、その後に対話をするところにあります。描いて対話するプロセスを通じて、今まで知らなかった相手の新たな一面を知ることが出来たり、自分でも気づかなかった本心や気持ちに気づくことができ、自然と相互理解を深めることができます。
研修・交流会・全社イベントまで幅広い要望に対応!
参加者(内定者・新入社員・リーダー層・マネジメント層)に合わせてプログラム・進行をプランニングいたします。少人数~100名様規模まで、オンライン・オフラインともに実施しております。
ご相談いただいた後、最短で2週間後の開催可能。参加人数、実施内容に応じてお見積を出させていただきます。気兼ねなくお問い合わせください。
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会社概要
会社名 合同会社anohi
代表者 鎌田 奈那美
所在地 東京都目黒区中目黒1-1-17-708
HP https://anohiinc.com/
Mail info@otonanozukoclub.com
設立 2018年7月6日
事業内容
各種イベント、研修及びセミナーの企画、制作、運営、管理
人材育成及び職業能力開発のための教育事業
カルチャー教室等の企画及び運営に関する事業
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