映画「神は見返りを求める」感想
この映画を観たほとんどの人は
「醜い」という言葉がピッタリくる
作品だと感じるでしょう!
まさに醜い話で
目を背けたくなるようなエグい人間ドラマです・・
人間の愚かさや醜さを
サラッとコメディタッチでテンポよく進み
かなり見応えのある映画でした!
あらすじ・解説
みどころ・ポイントについて
いい意味で偏見まみれの登場人物!
ウエストランドのM1ネタで出てきた
YouTuberを具現化したようなキャラも登場して、
監督ぜったいウエストランド井口さんと
同じ考え(偏見)持ってるでしょ笑
っと感じますね。
若くして成功しているYouTuberや、
その取り巻きの人々を
かなり醜く描いているなぁっと思いました。
「傲慢さ」「確固たる自信」から
対照的な田母神さんをめちゃディスり
バカにしているシーンは
ほんと胸糞悪くなる感じを上手く表しています!
たしかにそんな人種もいるけど
極端に偏った感じが
この映画の伝えたいメッセージ性を
強めるための表現なんでしょうが…。
田母神さんが救われなさ過ぎて
悲しくなりますね笑
配役が素晴らしい!
●岸井ゆきのさん
たしか浦安鉄筋家族のドラマで知りました笑笑
カワイイがどこか幸薄さがあり、
存在感が印象的でありました!
今作は頑張るが空回りな底辺YouTuberとして、
健気に頑張る幸薄キャラでしたが、
後半からガラリと態度が変わる感じが
とても魅了されてしまいました!!(重症‥笑)
●ムロツヨシさん
いつもコミカルなキャラを熱演されるムロさん。
今作はめずらしく真面目で
やさしい(人が良すぎる)設定が
新鮮でした!
後半から憎しみに囚われた暴走ぶりも
コメディ系の俳優さんがやることで
ギャップが生まれ不気味さが際立っていました!
●若葉竜也さん
今作の中でリアルにこういう人いるよね?
っと思う人を密やかに熱演された若葉さん。
主役のふたりの間に入り、
お互いにいい顔しながら、悪口を垂れ流す
悪害極まる人物がすごく印象に残りました。
まるでイソップ物語の「卑怯なコウモリ」のような存在。
実際に世の中にこのような人いたりしますよね。
あー怖い怖い…笑
見返りを求めないのは家族だけ!
タイトルの「神は見返りを求める」っとありますが、
そりゃ、何かいい事したら
求めるのは人間の性(さが)だから
仕方ないよね。ってことだと自分は思います。
いくら見返りはいらないよっと
言ったり思ったりしたとしても、
ココロのどこかでは
「何かしら与えたものは返してもらいたい」
って思うのが人だと思います。
例外としては親子や肉親は違うと思いますが、
他人ならそのようなことを思うのは当然だと感じます。
相手のためにする事は苦でなくても
お金や時間は必ず犠牲にするもんですしね…
人はだれしも聖人じゃねーし!笑笑
以上となります。
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