営業学部の教科書 第二章 3/4 営業マンが常用していない用語を含めたビジネス用語の知識

https://note.com/osho7129/n/nce90314d2972から続く

文系の学生の七割が営業部門へ配属されるにもかかわらず、大学に、営業学部がなく、営業学を学べる機会に乏しいため、営業活動が未体験の学生さんでも営業学を学べるように、本稿は書き起こされておりますので、初歩的な入門編から、現場に即した上級編まで、幅広く載っております。


二一、ニーズ

需要。なくてはならないもの。必要としているもの。たとえば、衣食住。

二二、ウォンツ

欲求。ほしいもの。たとえば、ブランド品。

二三、パーパス

企業の存在意義や、事業の目的を指す英単語。直訳すると、目的、目標、意図。

二四、フレームワーク

意思決定や、分析、問題解決、戦略立案など枠組みのこと。とくに課題解決や戦略立案に活用できる考え方の枠組み。

二五、SwOT分析(スオット)

経営戦略を立案するため、自社の外部環境と内部環境を、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の四要素で分析。

二六、5F分析(ファイブフォース)

売り手、買い手、新規参入、競合、代替製品の5つを分析するためのフレームワーク。

二七、PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)
事業を 、①問題児、②花形、③金のなる木④負け犬の四つに分ける、ボストン・コンサルティング・グループが開発したフレームワーク。

二八、PEST分析(ペスト)

自社を取り巻く外部環境を、政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、技術(Technology)の4つに分けるフレームワーク。

二九、7S(セブンエス)

企業には、ハード面の3つの要素と、ソフト面の4つの要素から構成される7つの経営資源のSがあるとする組織分析のフレームワーク。

 ソフトの4S
   Shared value (共通の価値観)
   Style(組織風土)
   Staff(人材)
   Skill(能力)

 ハードの3S
   Strategy(戦略)
   Structure(組織構造)
   System(システム)

三十、4P(フォーピー)

製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)の英単語の頭文字4項目をつなげたマーケティング戦略。

三一、3C(スリーシー)
Customer(市場・顧客) Competitor(競合) Company(自社)三つの英単語の頭文字を繋げた環境分析フレームワーク。

三二、ポジショニングマップ

タテ・ヨコ二軸のマトリクス上に、自社と競合の商品やサービスを配置するグラフ。
たとえば、衣服の場合、X軸の両側に 「 高い」 「 安い」を配し、一方、 Y軸の両側に 「 派手」 「 地味」を配し、自社と競合の商品を幾つでも展開、グラフ化。軸は、商品を購入する際に重視する項目を配置。

三三、PDCA(ピーディーシーエー)

計画し(Plan)、実行し(Do)、成果を確認し(Check)、改善する(Action)四段階を繰り返し、業務効率を向上させるサイクル。ぴーでぃーしーえーサイクルとも。

三四、OKR(Objectives and Key Results)

目標と結果のこと。高い目標を達成するための目標管理手法。

三五、タックマンモデル

チーム結成時より、成果を出せるチームになるまで、成長段階を5つにわけたモデル。5つとは、形成期・混乱期・統一期・機能期・散会期。

三六、MMV(ミッション、ヴィジョン、バリュー)

ミッションは「使命・存在意義」、ビジョンは「将来像・あるべき姿」、バリューは「価値観・行動指針」を意味する、社員ひとり一人の行動、判断の基準。具体的行動指針、行動基準のこと。

三七、ロジックツリー
諸問題を、木の形にグラフィカルに表現し、原因や、解決法を発見するフレームワーク。

三八、プロダクトアウトとマーケットイン

プロダクトアウトとは、作る側が、作りたいものを作って売ること。
対義語が、マーケットイン。
作る側より、お客様の要望を反映し、商品開発、生産、営業活動すること。

三九、プロモーション

広告、広報、販売促進、営業活動の四つ。

四十、ベネフィット

顧客にとって、商品やサービスを購入・契約することで得られるメリットのこと。

第二章https://editor.note.com/notes/nbc5b954119d2/edit/3/4へ続く

(当記事は一週間ごとに書き加わります)

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