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#アウトドアをたのしむ
雲に潜る。赤岳に登る【八ヶ岳連峰 赤岳〜阿弥陀岳 2024.10.5~6】
『八ヶ岳 入道雲が 支配する』
という句を小学校の授業で詠み、ありがたいことに「伊藤園 お〜いお茶」のパッケージに掲載いただいたことがある。
私にとって八ヶ岳は、夏の山を具現化したような存在だった。
自治体の宿泊施設が野辺山にあったことから、子どもの頃から八ヶ岳は憧れでもあったし、そもそも最高峰たる赤岳の荒々しい岩山の上に人が立てるなど信じられなかった。
──そうか、今年は八ヶ岳に行くか。
登
大菩薩嶺を登る。タムロン90mmマクロとトイカメラpapershootともに
湿度が纏わりつく季節になり、なんだか下界を離れたくなった。
少しでも涼しい風が吹く場所へ。稜線に出てしまえばと気付き、車を走らせる金曜深夜は衝動の塊だ。
日本百名山のひとつである大菩薩嶺は、初心者から気軽に登れる山である。初夏のとある週末、2台のカメラとともに心地良さげなハイキングへ出かけたので、写真とともにその記録を綴る。
持参した撮影機材をざっくり紹介ともに山へ出かけた機材を紹介する。ざっ
階段状に削られゆくその山へ。武甲山に登った記録。
あの日見た山の名前をわたしはもう知っている。
直線的に切り取られた山肌は要塞もしくは神殿のようで、秩父の風景に必ず映り込む。人はその姿に感動したり悲観したり、さまざまな印象を抱く。
視界に入れば思わず二度見してしまう山容、それが「武甲山」だ。
わたしは武甲山が気になっていた。
「あの花」を視聴したあの日、秩父旅行帰りの知人に「異様な山だった」と話を聞いたあの日、地図で異様な等高線を見たあの日から
アウトドア携行食「リゾッタ」は、食べられるお守りだと思いました。
どうやら山での飯には、「リゾッタ」という携行食が便利らしい。
アウトドア仲間たちが声を揃えておすすめする噂の携行食を食べてみた。
リゾッタってなにリゾッタとはアウトドアブランド・mont-bell(モンベル)が開発したフリーズドライ食品である。
「はやい! おいしい! 食べやすい!」をキーワードにしたこの携行食は、わたしの友人でも愛用者が多い。
最大の特長といえば、3分で熱々ごはんができあがる
島の名も知らぬ人の家【世界の寝床から】
睡眠は人間のキホンである。
もちろん異論は認める。だが、私にとって睡眠は人生における至高の瞬間であり、何人たりとも立ち入れないプライベートな聖域なのだ。
これは自称・どこでも寝られる特異体質の筆者が、これまで寝てきた多種多様なシチュエーションを振り返る記事シリーズである。
第2回は、とある島の名も知らぬ人の家だ。
嵐の中、野営するのはこりごりだった大学時代の春休みに、私はひとり南西諸島の島々
自転車と川の字で寝る【世界の寝床から】
睡眠は人間のキホンである。
もちろん異論は認める。だが、私にとって睡眠は人生における至高の瞬間であり、何人たりとも立ち入れないプライベートな聖域なのだ。
これは自称・どこでも寝られる特異体質の筆者が、これまで寝てきた多種多様なシチュエーションを振り返る記事シリーズである。
記念すべき第1回は、自転車と一緒に寝たシチュエーションだ。
自転車をポール代わりにすれば軽量化できるよね登山やバイクパッ
ゴジラみたいな山だね。瑞牆山に登った記録
山容を見た瞬間に思った。
「人間があんなところに登るんかい」と。
織りなす奇岩の噂は聞いていたけれど、こんなに異様な山なんて。木々と岩が混じり合うその姿は換羽期の鳥類のよう。柔らかい羽毛とチクチクした羽軸が混在する様子を思い出した。
これは2022年11月、はじめて瑞牆山に登った記録だ。
日本百名山・瑞牆山とは瑞牆山は山梨県・北杜市の北東に位置する標高2230mの山だ。お隣の金峰山と双璧をな
近所から海外まで。BROMPTON(ブロンプトン)な日々の記録
この世には非常に興味深い自転車がたくさんある。その中で世界的にも多くのファンを抱える車種として挙げられるのがイギリスの小径車・BROMPTON(ブロンプトン )だ。
私も本業の執筆で詳しく解説させていただいているので、「なにも知らないわん」という方がいらっしゃれば、ぜひご一読いただきたい。
簡単にこの自転車を要約するならば、
20秒あれば折りたためる。
走破性がそこそこ高い。
日々の足か
自転車キャンプで雷雨に巻き込まれた手記
これは学生時代に書いた手記の一部です。思い出してみると、どうやら我々一行は種子島でのロケット打ち上げを見るべく、自転車にキャンプ道具を積んで旅立ったものの、海岸のキャンプ場で嵐に巻き込まれたのでした。
轟く雷鳴、海は地獄のように荒れ狂い、テントは水没──
これは昨今流行っている趣味的なキャンプではなく、金がなく時間だけを持て余した学生が無謀に衣食住をチャリに積んだ姿なのでした。
誰にも薦められ
秋の尾瀬を歩いた記録【2022年秋】
「夏が来たら思い出す場所」→「遙かな尾瀬」
というのは、日本人の遺伝子に刻み込まれている自動再生機能である。
かくいう私も、幼女時代より「はるかなおじぇ〜」と阿呆面で大合唱をしていたのだが、いかんせん尾瀬を知らん人生だ。情緒もへったくれもない。
尾瀬という場所が群馬県・新潟県・福島県の県境に位置する湿地帯であり、至仏山と燧ヶ岳という名峰の双璧に挟まれている場所だということも、何一つ知らないで歌っ