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わたしって,毒親?/ 毒親のもとに生まれて――後編(子ども編)

※ この画像は、空乃千尋さんからお借りしました…ありがとうございます!

皆さん,こんばんは!
数日前に,毒親について述べました。

今回は、その毒親に育てられた,
子どもの側だった方が大人になって、いろいろな気づきを得る話を、
以下のそのサイトを参考に,考察して行きたいと思います。

毒親って言葉そのものが、実はもう10年くらいの歴史?があることを、
このサイトで知りました。
その上,登場する女性漫画家の、
田房永子さんの2012年の漫画から,毒親と言うことばが広まったとか。
それにこの記事自体は、まだ約3か月くらい前の新しい記事です。

この記事で感心したのは、負の連鎖は断ち切れると言うこと!!!

ここに登場する女性が、こころから毒親のもとを巣立つ,
成功例
を挙げています。

その中で,大事だなと思った1点目は…
罪悪感を抱えないこと。
毒親に苦しめられたのんだから、生きづらいのは自分のせいではない――
という自覚。
そこから、自分が解放されていることに気付く。
この気づきが、肝心です。

そして,2点目に…
苦しめられている毒親から、距離を置くと言うことがとても重要です。
心の面でも,物理的な面(部屋に直ぐに入られないくらい遠い等…)でも、
出来れば,経済的にも自立していた方が、
支配が少なくて済みます。

これは彼女特有の表現・言い回しかも知れませんが、恨むだけ恨む
そして,それがラクになった秘訣だそうな。
「30年間の恨みは、晴らすのに30年かかるだろう」と言う覚悟
それを受け入れたことで、心が解放されたようです。
多分,それはわたしが先に述べた、
罪悪感を持たずに、毒親のせいで自分がこうなったのだ――
という心の整理だと思うのです。
自分はこの親のもとで,好き好んで生まれた訳じゃないのだと、
割り切ることが重要ではないでしょうか。

とはいえ,彼女は罪悪感のような気持にさいなまれ続けます。
結婚して子どもを産んだら,孫の顔を見せるのが、
毒親でもうれしいだろうし、親孝行だと思ったのでしょうか…。
毒親に何も,親孝行する必要もないのですがね^^;
皆さんだったら,やはり毒親にでも見せなければという使命感?がありますか?!
わたしだったら,会わせないだろうし、
実際に,会わせませんでした(笑)♬

ただ,ここで彼女が条件を出して会うことにした時の対応が、
素晴らしい!

こちらの条件に従ってもらえるならまた会いたい。それは、自分を守るために必要なことでした。

彼女からの述懐

第1子の時に,苦い経験をした彼女は、
2子めになって,ある条件を守ってもらって会い、
それでも会話の中で,またも毒親からの発言に見舞われます。
しかし,彼女は冷静になって自分の考えを伝えます。

私の言い方が功を奏したというか、お母さんのやってきた行動の部分だけを切り取って、『わたしはあなたのその行動は必要ないです』という言い方をすると伝わった。母からそういう返答をもらえたのは、私にとって報われるというか、うれしかったです

彼女からの述懐②

もう恨みきってるなと思ったんですよね。恨むのに飽きたくらい、ちゃんと恨めた。今度はだんだんこっちが強くなっていくんだなって、そのときすごく思ったんですよね

彼女からの述懐③

彼女からの述懐③では⇧、誤解のないよう…
彼女の恨み方って,とても ” 大人 ” ですよね!?
ドロドロしたものが何ひとつない,純粋無垢な印象を持ちます。
とにかくとことん,彼女は親との心の距離を置き,
自立した個人として、親と自分を切り離して,
冷静に物事に対処したというのが、客観的な言い方ではないかと感じています。

もう既に皆さんはお分かりかと思いますが…サイトの中にある
『どのようにして身を守りながら親と近づくか?』という
小見出しのところに書かれているように、ここには
ちょっとした工夫があった訳で、アイメッセージと言うものを習得したことが、
1つの大きなカギでした。

わたしもよくファシリテーターの講師から学んでいた,アイメッセージ。
このアイ・メッセージのアイは、(英語のワタシを主語で指すアイ)のみならず、
わたしの学んだ意味合いでは、アイコンタクトのアイ(眼・eye)でもあり、
」でもあるのです。
愛のあるメッセージであり,目と目で顔を見ながら、
わたしはあなたを大切に思っているよ,と発信することばなのです。

このアイメッセージのポイントは、このサイトにもあるように、
お母さんの行動がイヤなんだ

お母さんと言う人がイヤなんじゃない
とを、つまり行動と人格を分ける言い方をすることなんです。
そして,かならず私が主語であれば、
ものごとが柔和に捉えられて,クッションがある言葉のようになります。
これは公認心理士の方々もう使う,専門的な考え方です。
でも,いまやビジネスなどでも使われるようになった、
アサーションスキルの一部です。
ですから,このような親子関係の修復のみならず、
ビジネスシーンやら近所の人間関係など、あらゆる場面で応用が利きます。

公認心理士の信田さん

例えば、俺のいやがることをするから、
お前はダメなヤツだ!—―と言われると反発したくなりますが、
私には君のその行動がつらいので、やめて欲しいんだ…。と伝えれば、
自分はイヤなことをしていたのか…と反省して,やめようと
思えて来ませんか?

それに加えて、ここに登場する彼女は、
敬語を使うことも,距離を作るツールとして用いていたようです。
まさに!
と,わたしも思いました。
他人行儀と言うか,そのことばによって、
距離感を醸すには、モッテコイかも知れませんね~♪
ここでも心理士の信田さんが、言葉から始めて行くのは大事です。
と、太鼓判を押してくれています。
わたしも,そうしてみようと思います!

また更に,発見というか、
示唆に富む話題が、このあとにも埋もれていました!!
それは…

私のなかでは、やらなければいけないこととか、社会通念とか常識とかがA面、自分の感情とか湧き上がる欲求をB面と考えるようになりました

彼女からの述懐④

自分がどんな時に子どもを支配しがちになるのか,親の気持ちが分かるようになって来たという彼女。
それは、不安や緊張で,
親である自分自身のB面が爆発しそうな時なのだそうです。
自分のB面に蓋をしていたのではないかと,ふと思うワケです。
A面と言う社会のルールや、世間に押しつぶされていたのではないかと考えるようになっていったそうです。
そんな1面を,客観・冷静に見抜ける彼女は、自分自身をどこまで深掘りしているのでしょうか!!!

ここで信田さんからのアドバイスが登場します。
衝突はいけないとは思わないです。
衝突したり、叱ったりすると、その後のフォローが大事。
『ごめんね、さっきあんなこと言っちゃって』と、
その後で話し合えるかどうか,そういうことを言えたら、
叱るとか、衝突が悪影響を与えるとは言えない。
衝突したあとで、親がまず『ちょっと言い過ぎたわね』と言い、
『あのとき、どんな気持ちだった?』と聞けば、子どもは話してくれますから、
衝突を恐れない。
その都度、話し合っていけば
大きな爆発には至らないと思います」。

アサーションスキルは、コミュニケーションスキル。
自分を深掘りして,毒親から卒業してみませんか?
きっと,自由な人生を謳歌出来るようになるでしょう♥
もし、そんな思いが広がったら、
まろんはっぴの時間を使わせてください…お手伝いしますよ~★

                             (3,000字)




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