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最後の夏の楽しみ方

はじめに

 ジリジリと日が照りつけるこの時期。立っているだけで、汗が流れ出るし、毎朝、門に立つだけでしっかり日焼けする。こんな暑いなら、早く夏なんか終わればいいと思う。しかしながら、オレが楽しみにしているものが始まる時期でもあるので、ないがしろにはできない。それは「高校野球」。野球をやってきたオレからすれば、この最後の夏はやはり特別なものであり、楽しみなものである。そんな球児たちの最後の戦いの楽しみ方をまとめてみようと思う。

高校野球の楽しみ方

1 お気に入りのチームを見つける

 自分の母校を応援する。ユニフォームがかっこいいチームを応援する。強くて有名な高校を応援する。監督が素敵な学校を応援する。どんな理由でもいいお気に入りのチームを決めるととてもおもしろくなる。オレの場合は、現代高校野球の中心にいる大阪桐蔭や、もっとも憧れていた監督の高嶋仁監督が率いていた智辯和歌山の二校を応援している。一緒に一喜一憂しながら、試合を眺めると心が熱くなってくる。

2 一緒に一夏にかける

 当然のことながら、野球のレベルはプロ野球のほうが遥かに高い。各県の予選の序盤は試合にならないようなゲームも正直ある。しかし、プロ野球よりもひりついて見られるのは「負けたら終わり」というドラマがあるからである。高校生活という青春を注いで、泥だらけになって戦う姿には、上手い下手を超越した「人を動かす力」がある。大人になると忘れてしまうようながむしゃらさが見てとれる。

3 教え子を応援する

 これは最近のオレの楽しみ方。この仕事をしている特権と言ってもいい。自分が野球部で見ていた子どもたちがさらに高いレベルでいきいきと野球する姿は何にも変えられない感動を与えてくれる。今年は甲子園にいくこともできそうなチームに所属している生徒がいるので、ワクワクしながら眺めている。

おわりに

 思い出話ながら、オレも最後の夏にかけた日があった。延長になり、14回にも及ぶ試合だったが、最後は力尽きた。しかしながら、一緒に練習した仲間との関係はこれからもずっと続くし、最後の試合でホームランを打った経験は、今のオレに大きな影響を与えている。野球はホントにおもしろい。野球に感謝しているので、まだまだ楽しんでいきたい。

おまけ


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