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幸せについて、本気出して考えてみた。

こんばんは。
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。

先日の話なのですが、
いつも大切にしてくれている
パートナーの誕生日をお祝いしました。


美味しいご飯を食べたり、
一緒に時間を過ごしたりする中で、
いつも支えてくれていることに感謝するとともに、
そばにいてくれることを当たり前と
思ってはいけないなと感じました。

改めてこれからの2人の関係を見つめ直し、
とても幸せな時間を過ごすことができました。

今でも少し、その余韻に浸っています・・


そこで今日のnoteでは、
幸せについて、
本気出して考えてみることにしました。


(どこかで聞いたことのあるタイトル・・?笑)

ただし、
「幸せ」とはあまりにも大きなテーマなので、
このnoteでは、私が大切だと思うポイントに絞り
お話をしたいと思います。

幸せを感じるメカニズム

はじめに、
私たちはどのように幸せを感じているのか、
幸せを感じるメカニズムについて

お話をしたいと思います。

私は理系なので、
まずはどういう理屈で幸せを感じているのだろう
というところが気になってしまうものなのです。

私たちは、どんなメカニズムで心が動き、
幸せを感じるのか。

それは例えば、
センサーのようなものではないかと考えました。

センサーでは、外部から刺激が加わると、
センシング部がそれを検出して、
それが電気信号として送られます。

そして、内部で何らかの処理が行われた後、
出力部が例えば電球であれば、
ピカピカとキレイな光を発します。

このイメージで捉えると
人間が幸せを感じるメカニズムを
スッキリ捉えられます。

すなわち、
何かの対象から自分の心に刺激が与えられ、
それに対して自分自身が反応し、
幸せを感じている状態になる

ということです。

図で表すと、
このようなシンプルなモデルになります。


では次に、
幸せを感じるメカニズムに、
関わっている要素は何でしょうか?

これは上記の図からも明らかな通り、
何に対して幸せを感じるか(対象)と
幸せを感じる自分自身(主体)

の2つからなる、といえます。

この2つの要素について、
それぞれ考えていくことにします。

幸せを感じる対象〜自分の中か、自分の外か〜

まず、幸せを感じる対象について考えてみます。

何に幸せを感じるかという対象、
何が満たされたら幸せなのかという条件は
人それぞれであるという前提の上で話を進めます。

幸せを感じる対象としては、
大きく2つに分けられると私は考えています。


すなわちそれは、
自分の中(自分自身)と
自分の外(周りの人々や社会
)
です。

具体的にいうと、
自分の中に感じる幸せとしては、
自身の成長や健康状態、所有物や地位などの
自分自身のステータスに対して感じる幸せです。

一方で、
自分の外に感じる幸せとは、
人間関係や、自分以外の誰かの幸せから感じる
自分の外の変化による幸せです。

この2つのどちらがいいというわけでもなく、
どちらも大切というのが私の考え方です。

ですが多くの人は、
自分の中に感じる幸せの方を
優先的に、より強く感じているのではないか
と私は思っています。

たしかに、
自身の成長やお金や地位などのステータスは、
わかりやすく自分の幸せにつながっている
ように見えます。

しかし
自分の中に幸せを感じることには、
残念ながら限界があると私は感じています。


人間はみな、歳を追うごとに衰えていき、
気力や体力のようなエネルギーは
どんどん失われていってしまいます。

特に私も、20代後半頃から、
徹夜がかなり体力的にキツくなったり
集中力が低下したりなど、
明らかに衰えたなと感じています。

このような、
人生の中盤で緩やかにピークを迎え、
緩やかに経過を辿る中においては、
自分の中だけに幸せを感じるのは
年齢の経過ともに難しくなると私は考えています。


例えば、
プロのスポーツ選手で考えると
わかりやすいかもしれません。

どんなにスポーツがうまくても、
年齢の上昇に従い成長速度は低下し、
さらには以前はできていたレベルのプレーも
できなくなってしまいます。

もしこのスポーツ選手が、
自身の成長や活躍のような、
自分の中にしか幸せを感じられなければ、
うまくいかない自分にイライラしてしまい、
幸せを感じ続けることは難しいでしょう。

ですが多くの場合は、
選手として現役を引退した後は、
次の世代を育成するためのトレーナーに
なる方も多いようです。

支えてくれた方とのつながりや、
これからプロを目指す方の支援など、
自分の外にあるものに感謝して、
そこから幸せを感じられている方は
自分が現役を引退しても、
違った形で活躍をされているのだと思います。


ちなみに、これに関連して、
なぜ大人になると子供が欲しくなるのか、
なぜ大人にとって子供は希望なのか、

ということについての私なりの答えを
紹介したいと思います。

それは、文字通りですが、
大人にとって子供が希望であり、
自分の外にある幸せそのものだからです。

大人になると、
年齢の経過とともに気力・体力が衰えていきます。

そうなると、先ほども述べた通り、
自分自身には幸せを感じにくくなります。

一方で子供は、
気力体力のピークもまだまだこれからであり
自分の可能性を信じて挑戦しやすい
状態にあるといえます。

グラフにしてみると、
このような感じでしょうか。


自分の中に幸せを感じにくくなった大人は、
同じ時間軸ですくすく育っていくその希望を見て、
自分の外に幸せを感じたいのではないか。


だからこそ、
大人になると本能的に子供が欲しいと
思うようになるのではないか。

私はそんな気がしています。

幸せを感じる主体

話が少しとんでしまいましたが、
次に、もう一つの要素である、
幸せを感じる主体について考えてみます。

この主体とは、自分自身のことになります。

自分にとって、何が満たされると幸せなのか。
何が自分の幸せに通じているのか。


このようなことを、
日々考えながら生きている人は
そう多くはないかもしれません。

ですが、
自分にとっての幸せとは何か
ということを考え続けることによって、
自分にとっての幸せの姿が明確になってくれば、
自分の力でその幸せに向けて
歩みを進めることができます。

何を幸せに感じるかというのは、
人によってさまざまです。

広い家に住んで、高級車を乗り回すような
余裕のある生活に幸せを感じる人もいれば、
小さな家でも、家族で落ち着いた生活ができる
環境に幸せを感じる人もいるでしょう。

幸せを感じるモノサシもひとりひとり違います。

同じ刺激であっても、
それを幸せと感じるかどうかは自分次第なのです。


そのため、
誰かが自分のために幸せを運んできてくれる
なんてことに期待をしてはいけません。

あなたのせいで、私は幸せではない。

というように、
幸せを感じられない原因を外部に求めるように
なってしまうからです。

幸せは、歩いてこない。

だから自分から幸せに向かって
歩いていく姿勢が大切なのです。

幸せを感じられるようになるには

では最後に、
私たちはどうすれば幸せを感じられるのか、
ということについて触れたいと思います。

幸せを感じるメカニズムからも明確な通り、
幸せになるには2つのアプローチがあります。

すなわち
①幸せを感じる対象を増やす(刺激を増やす)
②幸せを感じる主体の感度を上げる
 (センサー感度を上げる)

の2つです。

※カッコ内は、幸せを感じる流れを
センサーの例でとらえた時の表現です。

この①と②のうちで、
どちらのアプローチがより幸せを感じる状態に
近づけるのでしょうか?


なんとなくわかった方もいるかもしれませんが、
答えはもちろん②の方ですね。

多くの人が思いがちなのは、

もっと自分にお金があれば・・
もっと自分にスキルがあれば・・
もっと美味しいものを食べて、いい服を着て・・

のように、①の刺激の数量を増やすことによる
幸せの感じ方ではないでしょうか?

たしかに、
刺激が多いと幸せを感じやすくはなるでしょう。

ですが、この刺激や環境に慣れてしまうと、
もっと裕福になりたい、人から認められたいなど、
しだいに今の状態に満足することができず、
幸せを感じられにくくなってしまいます。


そうなると、
さらに外部からの刺激を求めるようになりますが、
これではキリがありません。

一生刺激を求め続けるけれども、
どこまでいっても幸せにはあとちょっと届かない、
そんな人生になってしまいます。

だからこそ、②のように
自分が幸せを感じる感度を高めてあげる
アプローチが非常に有効です。


身のまわりの小さなことにも目を向けて
丁寧に感謝することで、
幸せを感じる感度は上がっていきます。

これに関連して、私が尊敬している方が
常々教えてくれている言葉を紹介しておきます。

「幸せとは、雲の上や山の上のような
 遠くにあるものではない。
 幸せは、自分の足元に転がっている。
 後は自分がそれを感じ取れるかどうかだ。」


私は、本当にこの言葉に尽きると思います。

何気ない日常の中に、
幸せを感じるタネが落ちている。

そこに目を向けて受け止めてあげるだけで、
実は誰でも、どんな状況からでも
幸せになれるのかもしれません。

たくさんお金がなければ、
高級車や豪邸がなければ、
リッパな肩書きや権威がなければ、
幸せを感じられない。

というのでは、
あまりにもむなしいのではないか
と私は思ってしまいます。

ちなみに、この言葉をいただいた方は、
総資産1億円以上の富裕層向けに
資産形成のコンサルをされている方です。

そんなお金のプロ中のプロの方が、
幸せについて本質的な話をしてくれたことが、
私の中でずっと心に残っています。

たくさんお金を持っていたり、
社会的に成功しているから幸せ、
というわけではないことを、
本物は知っているのだと私は感じています。

まとめ

今日は、幸せについて、
本気出して考えてみました。

たくさん考えると、
頭がちょっと疲れてしまいましたが、
自分の思考も整理できてスッキリしました。

これもまた、
一つの幸せの感じ方なのかもしれませんね。

身近なところにある
小さな幸せを見落とさずにひろいあげて、
豊かな人生を生きていきたいものです。


今日はここまでです!
ありがとうございました。


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