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会社を活用したキャリア形成をしよう

こんにちは!
大阪府淀川区を拠点に活動している、
キャリアカウンセラーの小坂です(^-^)

先日、仕事の関係で
つくばにある産総研の研究施設まで
出張に行ってきました。


現在私は、
キャリアカウンセラーとメーカーの研究開発職という
2つの仕事をしているのですが、
今回はメーカー研究開発職の方のお仕事でした。

産総研というと、日本最大の研究機関であり、
日本の産業界の発展を技術面から支えている機関です。

産総研で働く研究員は約2000名いますが、
当然博士ですし、全員国家公務員1種というエリート集団です!

そんな高いレベルの研究機関にある実験設備などを
今回は見学させていただきました。


施設内には、
ありとあらゆる評価機器・測定装置が設置されており、
およそここで評価できないものはないだろうと
思えるくらいでした。

なかでも私が驚いたのは、
測定装置どうしを組み合わせて、
新たな評価方法を開発している点でした。

さらには、測定データの解析技術を駆使して
材料の劣化予測や物性変化のリアルタイム測定の
研究開発もされていました。

このような研究は、
測定手法の原理原則や材料物性の深い理解、
高いインフォマティクスの技術がなければ
とうてい成し遂げられるものではありません。

最先端の研究環境に触れることができ、
一研究者として、非常に刺激を受けました。


今回、産総研を訪問できる機会を得られたのは、
上司からの働きかけにより、
会社と産総研との関係性が構築できたからです。

いい機会を作っていただけた
会社や上司には感謝しています。

当然ですが、
個人では産総研の門を叩くことはできません。

関係者からの直接紹介か、
共同研究のような契約関係の中でしか、
産総研の研究設備を見学させていただくことは
できないからです。

その点を考慮すると、この経験は、
私の研究開発職としてのキャリアにおいて
非常に貴重な機会になった
と感じています。


一方で、実は
キャリアカウンセラーとしてのキャリアにおいても
意味のある機会になりました。

どういうことかというと、
研究開発の第一線で働いている方や
その職場環境に触れることができた経験は、
今後の私のキャリア相談に活かすことができる、
ということです。

どのような環境で、どのような働き方をしているのか。

このような、いわゆる「現場感」というのは、
その場に直接身を置いて見なければわかりません。


業界地図や就活・転職情報サイトなどには
のっていない、貴重な一次情報です。

それを今回、私は手に入れることができました。

特に私は、理系の方のキャリアに特化しているため、
研究開発職を志す新卒就活生などに向けては、
より本質的なキャリア相談・アドバイスが
できる状態に近づけたと感じています。


このように、
会社という組織の一員であるという
メリットを最大限活用
すれば、
仕事以外のキャリアにおいても、
自分が手に入れたいスキルや経験を
手に入れることができるようになります。

個人事業主やフリーランスでは、
こういった経験をすることはできませんからね。

もちろん、会社に縛られて働くのは不健康ですが、
会社員という立場だからこそ
積んでいけるキャリアもあります。

ひとつひとつの仕事が
自分のキャリアにとってどのような意味があるのか。

どのように意味づけられるのか。

その視点をもって働くことが
自律的なキャリア形成につながります。

何も考えずに働いていては、
いたずらに歳を取ってしまうだけですからね。

今回の出張も、
ただ会社に言われたから産総研へ行った、というのでは、
「研究設備ってこんな感じか、フーン。」
で終わっていたかも知れません。

そうではなく、会社員であれば
会社という組織をうまく活用し、
会社にとっても、自分にとっても利益があるように
仕事を意味づけしながら働いていく。

その積み重ねが
自律的なキャリア形成や、
自分の人生に誇りを持つことにつながると
私は考えています。


今日はここまでです!(^^)/


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