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【最高のお店】東京タワーを見上げる。日本一のバーマン小澤伸光さんのフレンチ&BAR「月下」。東麻布、赤羽橋にて

恰幅がよいオレ。
つやつやした頬と血色の良い顔つき。
「相当美味いものを食べているんだろう」と聞かれることがある。

その答えは

「えぇ、まぁほどほどに・・・」(笑)

有料記事にしたいほど、秘密の隠れ家。

ここはフレンチの名店「アピシウス」でバーマンを務めていた小澤伸光さんのお店、その名も「月下」。

月下
03-3589-4111
東京都港区東麻布1-9-3

今日は、20年来、家族づきあいをしている大切なヒトの誕生祝いのためお店を予約した。

いつもは町中華、蕎麦家ばかりで「早くて、安くて、美味い・コスパ!」しか叫んでいないオレだが、40代の脂のった「大人のおじさん」として本気を見せることもある(笑)

東京タワーの真下にある「月下」の名バーマン小澤伸光は、1年前まではフレンチの老舗グランメゾン「アピシウス」のシニアソムリエであった。また、その昔パレスホテルで働いていた若かりし頃の小澤バーマンは、日本ソムリエ協会を立ち上げた浅田勝美会長らとの勉強会に熱心に参加していた。まさに日本のワイン界の草分け的な存在の1人が小澤伸光なのである。

https://www.shiseido.co.jp/gb/shiseidomen/sp/salon/chefs_2/10_2/

料理は一つ一つが笑顔にさせてくれる。
食べログの口コミをみていたら「唸るほど美味いフレンチ」と書いてあったのは笑ってしまった。
完全に同感する。

月下、このお店は一言で言えば、食事、ワインだけでなく、空間や時間そのものが上質になる。

長年一流を相手にし続けてきた「本物」の男である小澤バーマンの立ち振舞やサーブ、言葉の一つ一つをとってもこの店に来てよかったと毎回関心する。

筆者撮影。伝説のバーマン小澤伸光さん

70代、老兵の年齢の小澤さんだが、人間性とその経験は追随を許さない。
また、お話してくれる話が壮大で、豪快で、知識の宝庫であり、ウィットがあり。

小澤さんの周りにヒトが集まってくる。魅力的なオジサンに、ほんの少しだけでも近づこうと自分も襟を正そうと、この店に来た後数日間は思う(意志が弱いのは明白・・・)。

言葉で綴ると安くなってしまうかもしれない。

筆者撮影。お店の入口はわかりにくい隠れ家のよう。

ミシュランがどうとかではなく、その中に星の数ほど素敵なお店はあるけど、自分好みであったり、毎回「感動」や「学び」を持ち帰れるお店に、出会えること自体が幸運なことだと思う。


こんな素敵なお店を、何件も自分のレパートリーとして知っておけることは、自分自身の満足にもなっている。

決して毎回いけるような高給取りではないので「行きつけの店」とまでは堂々と宣言することはできないけど、たまに行く頻度であったも「超がつくほどのお気に入りの(一流)の店」とは自慢したくなる。

筆者撮影。店内から見上げる東京タワーの絶景

そう。自分の能力じゃ全くないけれど(笑)、こんな素敵な店を自慢したい!

むしろ、誇らしいね。自分じゃないけど(2回目)w

家に帰ったあとも、優雅な時間の余韻が残る。

それが良き時間を過ごせた証。

また明日からの活力になるし、またその店に行くことがご褒美になって、がんばろう!という気力がみなぎってくる。

小澤さん、いつもありがとうございます。

とっても素敵な時間でした。

(頑張って)また来ます。

筆者撮影。お店の入口に飾られているグラスたち

そんな「自分だけの最高の店」を記録していこう。

では、またね。

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