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幸せは未来でも過去でもなく今にある


幸福は「未来」にはない。
今、ここ。「現在」に「幸福」があるのです。

今の「小さな幸福」に気付かない人、感謝できない人は「大きな幸福」を手に入れたとしても「さらに大きな幸福があるはずだ」と思うだけ。
永久に満足することはないのです。

これはすごく腑に落ちた言葉でした。
未来の幸せを求めて、「今、苦しくても頑張る」という状態が当たり前になっていました。

と同時に、「未来で幸せになる為には今どうしたらいいか」ということばかりを考えていた自分に気付かされました。


世の中の8~9割の人が、「過去」と「未来」にとらわれて、自ら「不幸せ」になっているように思えます。

今、楽しい。今日楽しい。
これが7日続くと、「今週1週間楽しかった」になります。
これが365日続くと、「1年間楽しかった」になります。

「幸せ収集能力」を高めることさえできれば、今までと同じ毎日を過ごしても、「楽しい」出来事の収集が増えて、感じ方も鋭敏になってくる。「苦しい」出来事はスルーできるようになって、日々のストレスも減っていく。

仮に1日10個の出来事のうち9個が「楽しい」「幸せ」、1個が「苦しい」という比率いなったとしても「「苦しい」1個しか注目できない人は、永久に「幸せ」を感じことはできないのです。

毎日が辛くて、しんどいのに、ある日突然大きな幸せが目の前に現れる、とはとても考えにくい。

大きな目標や夢を掲げて辛い思いをして達成して「幸せ」と、感じることは実際にはあると思います。

でもそこに日々の中でも幸せを感じながら、何かを達成した時の方が何倍も幸福感が増すのではないでしょうか。


幸せも積み重ね。


夢・目標を叶えるためには努力は必要。

でも幸福になる為には努力ではなく、「幸福に気付く」ことが必要。


幸せなことにアンテナをはり、苦しいこと辛いことはすぐに忘れる習慣をつくりたいと思います。


精神科医が見つけた 3つの幸福
  著者 樺沢 紫苑
出版社 飛鳥新社


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