高校で英語を教えていると、やたらと「文構造」と言われます。読解の時は「文構造」をしっかり教えないと読解力がつかない、とか。生徒はわからない文があると「文構造がわからない」と言います(ずっと文構造を教わってるからね)。
でも、英語を読む、高校の場合は特に入試の読解問題を読むときに文構造の理解が必要かずっと疑問に思ってます。
今教えている教科書にこんな文がありました。
In Japanese cooking, it has been a tradition to use
高校英文法の「ハイライト」とでもいうべき「仮定法」。難しい英文法の代名詞みたいになってますが、普通に日常的に使う用法であって、そんなに難しいわけではないと思いますよ。要は慣れの問題じゃないですかね。
ORTでもStage 2で早速出てきます。これ。
Biff, Chip and Kipperがそれぞれ、
I wish I had ... 「...があったらいいなぁ」
とmaking a wishしてます。
このhadがいわゆる「仮定法過去」。つまり「今の現実と違うこ
大学入試の定番に「和訳」がありますが、長文の中でいくつかの文に下線が引いてあって、その部分を和訳するというのがよくあるスタイル。で、こういう問題なんですが、果たして文章を読まずに訳してもできるのかな、と。
そこで、実験したいのですが、英語できる方、ちょっとこれ訳してみてもらえますかね。
1) Once cooking allowed us to expand our cognitive capacity at the expense of our digestive ca
この本なんだけど、結構多くの学校で採用している。で、例文丸暗記の小テストを毎週やるというわけ。
100文に凝縮ってすごいなあ。さらに東大合格者が最も信頼を寄せる、とかどうやって調査したのか。。。まぁ受験業界なんてこんなものなんだけど。
でも、この本の解説がそりゃまたすごい。「時制と論理に重点を置いている。英作文に必要な論理思考が身につけられる」「丁寧な解説により英語的発想が身に付き単なる丸暗記にならない」とのこと。
実際見てみよう。
Tom has nice drum
発音指導ってどの程度必要なんだろう。こないだ「ある中学の先生は、中1~中2までに、徹底的に発音指導をしている。例えば、thを大げさに舌を歯の間から出させて全員できるまでやらせる。こうすることで、後々きれいな発音になる」という話を聞いた。
でも、そういう細かい部分にこだわる必要あるのかね、今の時代。「今の時代」ってのはEnglish as an International Language (EIL)の時代ってこと。TESOLとかの講義でも"English doesn't b