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日本一ガイドブックで紹介されたノルウェーの有名フィヨルドを巡る・ソグネフィヨルドを実踏&徹底解説(1)

タイトルは適当です。僕が数々のガイドブック・サイトを見た中でたぶん一番日本人に知られてるなと思ったのがソグネフィヨルドだったってだけです。
フィヨルドってどうなん...と思っている方へ。是非行かれて下さい。フィヨルドという言葉に出会ったからには、行かない選択肢はありません。
交通オタクの方へ。エモいよ。
今回は数稿に分けて、今回のフィヨルド周遊に検討を加えたいと思います。

さて、フィヨルド行きたいなあ、となると必然的に、ノルウェー行くか、となるわけですが、ちょっとググってみると、
「Norway In A Nutshell という観光用のパスを使ってソグネフィヨルドというフィヨルドに行くのが分かりやすいな」
「オスロからベルゲンに向かうのが良さそうだ」

ということが分かります。
ちなみに首都オスロとノルウェー第二の都市ベルゲンの位置関係は以下。

東京から大阪間が550kmというのは有名な話で、道が曲がりくねっているとはいえ、だいたいまあ京都まで行こうかな、という感じ。ソグネフィヨルドはこの道中にあります。
そもそも「フィヨルド」というのは、「入江」の意で、氷河が山を削り取ってできた谷・地形のことをいうので、大小さまざまなものが点在しています。観光用に交通機関が整備され、到達しやすくなったフィヨルドのうち、最大で世界遺産にも登録されている「ソグネフィヨルド」に行こうというわけです。

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これはソグネフィヨルドを遊覧する船からの1コマ。
ソグネフィヨルドを旅するには「鉄道」「船」「バス」が不可欠です。複数の交通機関を乗り継ぐという、変化に富んだ行程を楽しみながら旅ができるのはかなりポイント高いですね。

ソグネフィヨルドの周辺概況は以下。

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橙:NSB(ノルウェー国鉄)
赤:フロム線(ノルウェー国鉄・山岳路線)
青:遊覧船
緑:バス(SKYSS社・NY450系統)

良く紹介されているパターンは、

①朝、オスロから来た国鉄(NSB)をミュルダルで下車。
②ミュルダルから山岳路線に乗り換え山間の港町フロムへ。
③フロムから船でグドヴァンゲンへ。
④グドヴァンゲンからSKYSS社のバスでヴォスへ山下り。
⑤ヴォスからベルゲンまで国鉄(NSB)で向かう。夜到着。

というものです。ここで必要な乗車券・乗船券・特急券を全部ひっくるめたものが「Norway In A Nutshell」で、これを購入するととてもラクです。難しいことは考えずに朝オスロ発夜ベルゲン着で旅程を組むのが一番分かり易いでしょう ( https://www.norwaynutshell.com/ )。
ガイドブック通りに旅程を組まれる方は、この記事より詳しい記事はいくらでもあると思いますので、別記事を参照して頂ければと思います。
なお、オスロ発ベルゲン着の逆向き、つまりベルゲン発オスロ着も可能です。それはこちら ( https://tripnote.jp/norway/sognefjord-daytrip )。

ところで、このNorway In A Nutshellがだいぶ曲者で、時期によって価格が違うのと、ミュルダル・フロム等の都市で途中下車して1日を過ごすプランを組めるのかについての詳細がいまいち良く分からなかったこと、NSB(ノルウェー国鉄)の残席・日程変動運賃のせいで、Norway In A Nutshellではなく自分で手配したほうが安い上に分かり易いんじゃないか、という問題があり、諸都合も勘案して、結論から言うと、Norway In A Nutshellは使用せずにバラで各券片を手配することになりました。結果的に価格も抑えられたような気がしています(当社比)。これについての示唆的な記事はこちら (http://komoritabi.com/blog-entry-83.html )。

次稿では実際に何をどう手配したのかについて振り返ります。

おしまい。

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