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綿(コットン)生地の特徴完全版!と僕が思う綿(コットン)について

 本日もこちらの記事を読もうと思ってくださりありがとうございます。

ことば遊びのことびです。

※こちらは一部有料記事となってます。
しかし、僕の持論を有料化しているので購入しなくても内容は分かる記事です。


それでも気になる方は缶コーヒーを買うつもりで
読んでみてください。

音声配信アプリstand.fmにて簡潔にコットンのお話を収録しました。

ここではその完全版と一部僕なりの想いを記事に残したいと思います。

綿(コットン)とは

「綿」とは、木綿の種から取れる「種子毛(しゅしもう)」の事をいいます。

簡単にいうと、綿(ワタ)の木の種を守るために生える

白いふわふわした部分が綿(コットン)になるという事です。

原産は約8000年以上前のメキシコからと言われており

そこからインドやエジプトを経てヨーロッパ・中国へ。

日本には平安朝初期に中国から輸入されました。

主要生産国は、アメリカ・中国・インド・エジプトなどで

国土が狭い日本ではほとんど栽培されていません。

綿(コットン)の特徴

綿は非常に万能な素材なのでつむぎ方や織り方によって

様々な特徴を生み出す事ができます。

その中でも特徴が大きく分かれる要因としては

・繊維の長さ

・糸の太さ

・織り方

に分かれていきます。

ひとつずつお話していきましょう。


まず繊維の長さについてです。

繊維が短いものは短繊維、長いものは長繊維と呼ばれます。

特徴としては、短繊維は少し毛羽があり柔らかい。

長繊維は滑らかで光沢感があります。

基本的に綿は短繊維に分けられることが多いです。

しかし世界3大高級綿と言われる

・アメリカのスーピマ綿

・エジプトのギザ綿

・中国の新疆綿(しんきょうめん)

この3つは非常に繊維が長くまるでシルクのような風合いを持っています。

次に糸の太さについてです。

糸の太さを表す単位として番手(ばんて)というものがあります。

0番から数字が大きくになるにつれて糸が細くなり

滑らかさとツヤが増していきます。

番手には先ほどの繊維の長さも関係しており

短繊維は太めの糸、長繊維は細めの糸になる。

と考えても良いと思います。

最後に織り方についてです

織りの3原組織

・平織り

・綾織り

・繻子(しゅす)織り

まず平織りはハンカチなどで使われるローン

ローンを簡単に言うと薄い生地のことです。

他にもシャツ生地で有名なオックスフォード。

※シャツの種類に関しては記事を書きましたらここに載せます。

やわらかく吸湿性に優れたガーゼなどがあります。

綾織りではデニムなどが挙げられます。

他にも滑らかで光沢感があるギャバジンなどが有名です。

繻子織り(しゅすおり)ではサテンが代表的な生地です。

サテンは聞いたことある方もいると思いますが

実は生地の名前ではなく織り方の種類の名前です。

このように生地の織り方は

生地の持つ機能面・風合いに関係してくる為

用途に合わせてしっかりと選ぶ必要があります。

コットンの特徴3選

・肌触りが良い

綿はもともと種子を守るためにある繊維と冒頭説明しました。

なのでザラザラ・チクチクといった肌触りはほとんどありません。

また綿の繊維は天然撚りと呼ばれる「よじれ」を最初から持っているため

非常に柔軟性が良く用途に合わせて最適な風合いを作ることができます。

・染めやすい

綿は染色性に優れているため様々な染め方ができる生地です。

繊維の状態で染める先染め

布の状態で染める後染め

化学繊維では難しい製品化してから染める製品染めも綿なら可能です。

また発色性にも優れているため思い通りの色を乗せることが出来ます。

・吸水性・通気性の良さ

綿の大きな特徴として吸水性があります。

化学繊維と比べるとはるかに優れた吸水性を持っています。

また吸収した水分は外に発散されるので通気性が良く

衣料品においてはシーズンを通して快適に使うことができます。

綿(コットン)の取り扱いについて

綿は繊維自体が縮みやすくシワになりやすい素材です。

これは吸水性に優れている事が裏目に出ており

洗濯時等に吸った水分が乾燥する際に

繊維も一緒に縮んでしてしまう場合があります

また耐候性も高いわけではないので

直射日光や紫外線に当て続けると強度が下がり

黄ばみの原因になりますので注意しましょう。

ここまででコットンの特徴などはわかったかと思います。

ここからは私を売るページとなります。

収録やここでは書けない意外なことや持論などです。

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