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〇〇ではないから始めるエトセトラ

今回読んだ本
Think Smart -間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法】


この本はすべきことより、すべきでないことの方が大切である
ということを徹底して叩き込まれる本。

賢人が目指すべきは、幸福を手に入れることではなく、不幸を避けることだ。-アリストテレス

ローマ 教皇がミケランジェロ に尋ねた。
「あなたはどのようにしてダビデ像を作り上げたのですか? 」
ミケランジェロ はこう答えた。
「とても簡単です。ダビデではないものを、すべて排除したのです


アリさんとミケさん出されたら何も言い返せない。

幸福より、幸福ではないものを、
やりたいことより、やりたくないことを、
すべきことより、すべきでないことを、
(ではない)を排除、排除、排除して残ったものが(あるもの)。
思考的ミニマリストになって、smartな人間になろうぜって話。

僕が取り組んだ3つのこと
①計画を立てる時は失敗の枝葉を剪定する
②頼み事には理由を添える
③情報は少ない方がいい。インプット制限

①計画を立てる時は失敗の枝葉を剪定する

人は楽観的に計画を立ててしまう生き物。ー計画錯誤というらしい。
これはめっちゃ経験ある。
仕事でもプライベートでもうまくいく前提で計画を立てるので、
ちょっと何かあるとバタバタして収集つかなくなり投げやりになる常習犯。
失敗する想定を一切せず、成功したキチキチの計画しか立てない。

失敗の予想と対策の計画を盛り込むことと本に書いていた。
仕事で半年周期で活動するプロジェクトが回ってきたので今回のことを実践してみた。
過去の活動でいつも躓く部分と、ボトルネックになり得る部分を想定して対策をある程度考えて進めていった。すると意外や意外、ヌルヌル順調に進んでいく。効果が分かりやすくあった。山登りする前にある程度のルートと、危険なポイントを頭に入れるべきなのは当たり前っちゃ当たり前か。今後も失敗の想定と剪定をしっかりしてから計画を立てようと思えた。

②頼み事には理由を添える

最近、人に頼みごとをする機会が多い。
でも頼み方って難しい。頼むのめんどくさいからもう自分でやろうかなと思ったりもする。仕事を捌くの上手い人は人の使い方も上手いな~と感じるようになってからなるべく自分の仕事は人に振るようにしてる。

この本には理由があれば人は安心する。しかも理由はそれほど重要じゃない。

あれやっといてと言われるより、
〇〇だからあれやってくれる?
と言われる方が納得して仕事ができるは至極当然の話。
たしかに仕事の揉め事って掘れば大体、不安に行き着く。
理由や根拠を欲しているのである。

オネシャスより、
〇〇だからオネシャスしていい?

人に頼み事する時は疑問形プラス
言い訳ではなく、理由付けの【だから】を積極的に使っていく。

③情報は少ない方がいい。インプット制限

「最低限の情報」で生活すると、 判断力が高まる。


時間術大全読んでスマホ離れが出来つつあったけど、また最近受動的にインプットしている。いや、インプットすらしてない。時間と脳の空き残量を消耗してるだけという感覚。
この本でも判断疲れや、情報過多はマイナスに働くことが多いと書いている。

また一度インプット(ノイズ)の見直し、改善を行った。
・テレビで地上波は見ない(録画、youtube視聴専用とする)
・タイムスクリーンで全SNSの総時間を1.5時間までにした(OSIRO含む)
・PCで触れるアプリはスマホから削除(メールも)
・埃被っていたタイムロッキングコンテナを机の上に移動
・スマホの充電スペースを下駄箱付近へ
・メモ帳と電子書籍端末はソファ横を定位置にする


効果
「もうこんな時間?」がかなり減った。
部屋の掃除の回数が増えた。
やることなくて爪を磨きだした。
気になることが増えてググる回数が増えた
読んでない本を手に取る回数が増えた
髭をピンセットで抜く回数が増えた。(鏡を見る時間が増えた)
長時間同じ姿勢で居ることが減った。
( ゚ ρ ゚ )ボーとしてると忘れてたタスクを思い出すことが増えた

時間の埋め合わせに最適なスマホを不便にするだけで、時間的余裕と心理的が生まれた。
何もしない時間を意図的に作っていこう。

🍙ーーーーまとめーーーーーーーーーーーー


2022年の僕のスローガンは
【埋めることが上手い人ではなく、空けることが上手い人になる】

そんな自分に持ってこいの内容だった。
余裕(空き)がある状態が最強だと思っている。
僕は隙あらば埋めてしまう性格なので常に20%の余裕を持つことを意識する。

ではないを排除し、意図的に埋めず、意図的に空ける
それが今の僕には必要なこと。

オポポのここ、わざと空けてますよ。

以上です。

結論。 重要な知識は実践を通して得られるもの。書かれた文字に畏敬の念を抱くのはやめ たほうがいい。 さあ、読書はこれくらいにして、あなたも本当に自分のためになる何かを 始めよう。-ロルフ・ドベリ

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