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あの山を登れば…

こんにちは、こんばんは。

私は、この「サイバー大学生がオンライン文化祭やるってよ」(通称「オンやる」)の規約やルールなどの管理チーム担当の市川ケイスケと言います。

オープニングやエンディングの動画も制作しているので、もしよろしければ、ご覧になっていただけると嬉しく思います。。

普段は個人アカウントで投稿活動をしておりますので、お時間のある方は、そちらもご覧になっていただけると幸いです。

それでは、本編に進ませていただきます。


バナー・夏の山・景色・日光・フレア

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人生は、よく山登りに例えられます。

それは、頂上をゴールとし、途中に待ち構える艱難辛苦を乗り越えた先に、成長した新しい自分に出会えると説くものです。

あるいは、下山までをゴールと考え、頂上という人生のピークから、いかに無事に人生の幕引きを考えるのかを説くこともあるでしょう。

この二つの共通点は、一つの山を登るということです。

一般的な大学生という年齢、まだ人生の半ばにも到達していない世代にとっては一つの山を登ることも困難に感じるかもしれません。

しかし、あなたの前にそびえ立つその山は、本当にあなたにとって生涯を賭して登るべき山なのでしょうか?

この記事では社会人大学生として、一般的な大学生の倍は生きている私の考える人生観について書かせていただこうと思います。

これは「オンやる」を通して得た知見です。

この記事を読んでくださっているあなたが、もし、興味・共感を抱いてくれるのでしたら、どうか次の「オンやる」には閲覧者としてではなく参加者として、主催する側の世界をその目に映してほしいと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

オンやるロゴ2021ロゴ丸edit05

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まずは「オンやる」とは何なのか?そこからお話ししたいと思います。

企画運営に携わっているのは、すべてサイバー大学の卒業生と在校生です。

サイバー大学とは、今ではかなり増えてきているフルオンライン大学の一つです。

自宅にネット環境とPCが一台あればスクーリング無しで学位取得をでき、学舎を持たない分、学費に関して一般的な通学制大学よりも抑えられています。

個人的に最大のメリットと感じているのは「学び直し」や「リカレント教育」が叫ばれる昨今において、社会人にとって最大の問題である「学習時間の捻出」の一つの解を示す教育プログラムだと考えています。

講義がオンデマンド配信となっているので、期間内に受講できればよく、例え残業が続いたり、育児で決まった時間が空かなくても、通勤電車の中や家事の合間の僅かな時間を活用して卒業が可能です。

私がサイバー大学に入学したのは、今から3年前の2018年、38歳のときでした。

10代の頃は勉強が好きではなかったものの高校生のときには、学校側から推薦枠をいただく程度の成績ではありました。

しかし、当時の私は人生を舐めていたので、大学で学ぶよりも楽そうな道を選ぶことにしたのです。

その結果、楽な方へと逃げるクセがついてしまい、人生で何度も大きな転倒をする事になったのです。

もしもあのとき、大学進学という山登りを選択していたら…。

後悔の念に苛まれる年月を過ごすこともありました。

多くの失敗を経て、偶然に辿り着いた学び直しのチャンス…。

私は何かを変えたくて、何かが変わると信じて、サイバー大学という山を登ることを決めたのでした。

トレッキング・登山・山岳地・道

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先に結論を述べてしまいますが、環境が変わっても、自ら変わる意志を持たなければ自分自身の根幹は変わりません。

フルオンライン大学の最大のデメリットは、孤独であるということです。

PCの画面上には、他の学生がいることを認識できますが、通学制大学のような交流は皆無に等しいです。

すべては自分次第であり、逃げることも挑むことも、すべて自らの選択一つです。

実際に、毎年一定数の学生は途中で挫折してしまったり、学位さえ取得できれば…と、研鑽をせずにギリギリの成績で辛くも卒業…という方も少なくありません。

このような状況を、冒頭に戻り、山登りに例えるならば、そもそも人間はスタート地点の段階で、幾つもの山に囲まれており、どの山に挑むかの選択権を持っていると私は考えます。

険しい山もあるでしょうし、丘陵のような山もあるでしょう。

「あの山を登れば…」とは、自らが選択した山に臨み、何を得るかを自らが選択するということでもあります。

楽な道を選び後悔するのも、険しい山を選び挫折するのも、自分の選択一つなのです。

そして、おそらく在学期間中に「オンやる」の活動に参加する事は、険しい山を選択することと同義なのかもしれません。

男性・モノクロ・登山・そびえ立つ・山・山頂

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今回の活動が発足したのは、前年にプレイベントとして開催した第一回「オンやる」の直後でした。

わずか3カ月でそれなりの成果を収めた前回から、どのように企画を存続・進行していくのか、実行委員は一年の間、学業と並行して、この1円にもならない活動のために時間を割いてきました。

そこに、費やした時間以上の価値があると信じて…。

私個人に関しては、「オンやる」での活動を通して得たモノは非常に大きいです。

孤立しがちなオンライン大学に在りながら切磋琢磨する仲間に出会ったり、知識も技術も持ち合わせていない状態から実務で役立つスキルを得たり、険しい山であったからこその景色を見ることができました。

そして、その頂に立ったことで得た気づきこそ、今回あなたに伝えたいことでもあります。

今、あなたの四方にはいくつもの山がそびえ立っています。

どの方向に進もうとも、眼前の山を越えなければ、新たな景色は観ることが叶わないでしょう。

どの山に登るのか?

その選択一つで、たくさんのことが変化します。

選ぶことは勇気のいる行為でもあるでしょう。

ですが、どの山を選択し登ろうとも、頂に立った時に気付くことがあります。

それは、一つの山を登った先にも山は在るということです。

トレッキング・登山・登山家・冒険・山脈・景色・高地・盆地

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勇気を振り絞り、覚悟をもって臨んだ選択を、あなたは再び行うことになるのです。

絶望感と達成感を同時に味わうようなものかもしれません。

絶望感に支配されれば、歩みを進めるのを止め、一つの山の頂に立ったのだという小さな自尊心とともに一生を終えることになるでしょう。

次なる達成感を求めて進もうとも、道半ばで挫折してしまうこともあるでしょう。

しかし、人生とは選択と行動を繰り返すものです。

今まさに選択を迫られている方、選んだ山を登っている方、どうか考えてみてください。

「あの山を登れば…」の後に続く言葉を、あなたはどう書き綴りますか?

バックパッカー・トレッキング・登山・冒険・霧・山・不安

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ということで、かなり壮大な話となりましたが、自らが選び行動するという行為には、そのくらいの可能性が眠っていると私は思うのです。

「オンやる」という山を選ばずとも、あなたが山を登る限り、新たな試練と新たな成長は等しくあなたに学びと気づきをもたらしてくれることでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。


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