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エピソード3「少女と誰かと探し物」
少女は視線を外さなかった。
見なくてもわかった。
瞳が焼き付いたから。
言い訳も思いつかないくらいの距離。
猫が静寂を裂く事もなく
耳鳴り。
わずかに聞こえた首輪の鈴の音。
足は止まったまま。
夜は嫌いかも。呼吸の乱れもバレやすい。
急にかっこ悪くなって
「こんばんわ」
って言ってしまった。
間違ってない唯一の言葉を出したつもりだが、
少女に自分が場違いだって事実を悟られない事を願った。
エピソード2「言葉と主観と音」
僕の両目と両耳は
一切の機能を失っていた。
────ような感覚に襲われた。
そう言った方が正しい。
でも、暗くなってから起きた時はいつもそうだ。
開けた瞳は暗闇に慣れず、耳も寝ぼけるのか音にあまりいい反応をしてくれない。
寝た状態のまま何度か瞬きをしてみると、だんだん目が暗さに慣れてきて、天井の輪郭がうすぼんやりと見えてきた。
聴覚もやっと働く気になったのか、家の少し先にある道路を走る車の音を
エピソード1「ひとりぼっちのかみさま」
正午。
彼の携帯が鳴った。
「………おっと。やれやれ。また徴収だぜ」
言い方から察するに、おそらく会社だろう。
時々、休みの日でもこんな風に連絡がくる事があって、急遽休日出勤を余儀なくされる時がある。
実にお疲れ様だ。
「大変だね」
「ま、繁忙期だし仕方ねぇな」
電話を終えて、ギターをケースにしまい始めた彼に声をかける。
「稼げる時に稼ぐさ」
言って屈託なく笑う顔を、時々眩しいと思う。
多分、僕
プロローグ「始まりの人」
眠らない人なんていないでしょ?
だから当たり前過ぎてみんな気付かないだけでさ
君は昨日と今日は繋がってると思う?
そう。昨日と今日。
だって君だって昨日寝たでしょ?
一度途切れてるじゃない?
………「今」が。
僕が言ってる事わかるよね?
さぁ。ならもう一度聞くよ?
昨日の君と今の君は同じ君だって証明できますか?
プロローグ「始まりの人」
「はぁ?お前何言ってんの?」
………そん
技芸祭、今回何となくこんなイメージ。
小沼→スサノオ
尚子しゃん→ツクヨミ
弥衣さん→アマテラス
でもって、小沼が歌う「恵みの雨」の時は、
風→hirocoちゃん
火→泉さん
水→真帆ちゃん
土→小沼
な、イメージです。
あたしには何も出来ない。
5/27の技芸祭の、第一回目のリハをして参りました。
何かもう、感無量。。(笑)
振り入れを見ながら、自分が描いた世界が形になっていく事が、何かもう良くわかんないくらい幸せでした。
多分あたし、仕切るのはあんまり向いてない。と、思う。
どちらかと言えば使われる方が得意な人間だし、創りたいものは浮かんできても、自分が率先して動いて行くのは、普段まるで使わない部分をたくさん使う感じがします。
あじさい技芸祭・出演者紹介④
では歌い手の紹介に移ります。
写真は結成配信ライブの時の(笑ΦωΦ)
めとめとひらくのメンバーでもある佐藤尚子さん。
小沼は尚子しゃんと呼んでいます。
(ちなみにこの「○○しゃん」呼び、始めたのは2013年に出演した、芸術集団れんこんきすたさんの「雲隠れシンフォニエッタ」の現場から。
「年上だけどため口で話せる親しさの人」をこんな風に呼んでる子が居て移りました笑)
小沼が唯一持っているオリジ
あじさい技芸祭・出演者紹介③
踊り手最後のご紹介はこちら。
hirocoちゃん。
初めましては2014年のIMT旗揚げ公演・音楽劇「ジャンヌ・ダルク~フランスの大地に聴け」。
役者、踊り手、歌い手、とそれぞれで分かれて稽古する事が多かったので、hirocoちゃんともそこまでたくさんお話したわけではなかったのだけれど。
「おぬまんが一緒に袖に居ると安心する」と言ってくれた事をいまだに覚えてます。嬉しくて(笑)
オープニングで
あじさい技芸祭・出演者紹介①
そんなわけで。
小沼の神社愛をぶちまけたところで、今度は一緒に奉納して下さる皆様への愛をぶちまけたいと思います←
まずはこの方。
小早川泉(こばやかわいずみ)さん。
初めましては、「戦国北条記─虹は東に─」の時。
でも、公演中はそこまで親しくお話させて頂いた事はありませんでした。
なのに、何で誘わせて頂いたのかと言えば。
完全に直感(笑)確か、LINEやらFBメッセンジャーやらで、皆