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何も続かない人が「毎日走る」を習慣にする

僕は基本的に何しても長続きしないダメ人間なのだが、ダメ人間がダメ人間のまま「習慣」を身に付ける方法を編み出した。

「努力」は無理なので、「習慣」

「毎日走る」を習慣にする例を書いているが、その他なんでも転用出来る。(と思う。)

努力はしんどい

ダメ人間はとにかく自分に甘い。
楽観的で、人生どうにかなると本気で思い込んでいる。

『「どうにかなる」「大丈夫」という楽観バイアスがコロナ感染拡大の原因の一つである』的な記事を見かけたが、僕みたいなダメ人間はマジョリティ側なのだと、ちょっと安心した。

楽観バイアスにかかっていると努力は基本続かない。
だって努力なんてしなくても「どうにかなる」と思っているから。

なら、どうしたらいいか。

28年も生きていると過去に多少なりとも努力した瞬間があった。

例えば、受験勉強。

なぜ受験勉強は頑張れたのかな?と考えたが、これは外部からの強制力(やらざるおえない状況に追い込まれる)があったからだと思う。

つまり外部からの強制力さえあれば、努力が出来そう。

でも大人になってから外部からの強制力を与えられることって少ない。
仕事ならまだしもプライベートではほぼ無い。

もう少し努力の範囲を広げてみて、「コツコツと取り組んでいること」を思い出してみた。

僕の場合、「読書」や「軽めの筋トレ」

これと前述の努力の違いは
ストレスがなく、生活の一部(お風呂に入ったり、歯を磨いたりとの同一線上)に溶け込んでいる。

つまり習慣になっているということ。
もう少し具体的にいうと「ほぼ無意識にやっていること」

努力するのはしんどいけど、どうにか習慣にしてしまえば何でも長いスパンで続けられそう。

習慣を作るのもまたしんどい

努力は出来ないから習慣を作ろう!と思ったものの、習慣を作るのもしんどい。
いざ、「今日から毎朝30分走る!」って決めてもなかなか続けられるようなものじゃない。

何かの本に書いてあったのだが、本能的に人間は「現状維持したい生き物」らしい。
やっぱりダメ人間でいることはマジョリティ側、むしろ生まれ持った才能なのだと、より一層安心した。

だから急に習慣を作ったり、生活を変えようとしたりしても、
しんどくなって続かないのは普通のこと。

また「モチベーション」と「やる気」に頼っても恐らく続かない。
モチベーションとやる気の意味を整理すると

モチベーション:徐々に湧き上がっていくもの。長期的なやりがい。
やる気:行動していくうちに上がっていくもの。

らしい。

最初の数歩がキツイ

何かを始める時に一番キツイのは最初の数歩。

習慣作りの最難関は入り口なのだ。

目標を決めて、ゴールをすることが大変だと思いがちだが、
実はゴールすることではなく、まずスタートすることが一番のストレスだったりする。

楽観バイアスにかかっているダメ人間は目標を決めるのにワクワクして、あとは「どうにかなる」で満足の頂点を迎える。

また、人間は現状維持したい生き物だ。
目標どうこうの前にまずスタートすることを工夫する必要がある。

スタートのハードルを極限まで下げる

「どうにかなる」とソファーでくつろいでるダメ人間を立ち上がらせるためには、スタートのハードルを極限まで下げてあげる必要がある。

極限まで、とは「しない方がめんどくさい」レベルまで。

「毎日走る」を習慣にするなら、「毎日走る」をめっちゃ細かく分解して、
それを一つ一つタスク化する。

例えば、毎朝走るなら、

①朝起きる
②服を着替える
③靴を履く
④外に出る
⑤走る

と5つに分解する。
前述の通り「しない方がめんどくさい」レベルまで落としてあげること。

またタスク管理系のアプリとか使った方がいい。
ちなみに僕はTickTickというアプリを使ってる。

TickTick - todoリスト、習慣 タスク管理
https://apps.apple.com/jp/app/ticktick-todoリスト-習慣-タスク管理/id626144601

馬鹿らしいと思うかもしれないが、どんなに小さなことでもタスクをやり切ると達成感が生まれる。

また、細かく区切ることで「⑤走る」が出来なかったとしても「①朝起きる」「②服を着替える」の2タスクを達成していたとしたら、それだけでも達成感が生まれる。(何もしないよりは!)
また、目的である「走ること」をサボってしまった罪悪感が軽減される。

まずは呼吸するように誰でも出来るレベルまで落としてから徐々に始める。

「走らなくちゃ」がしんどい場合は散歩から始める

初めの頃は「走らなくちゃいけない」ということが重荷になって、それだけでしんどくなっちゃう場合がある。(僕がそうだった。。)

その場合は散歩から始める。

それはなぜか、
「①朝起きる」〜「⑤走る」の中で最も重要なフェーズは「④外に出る」だからである。
一度外に出てしまえば、気分が乗ってきて「せっかく外に出たし、走るか」となる。

前述でモチベーションは「徐々に湧き上がってくるもの」と書いたが、
朝起きた時には0だったモチベーションが外に出る段階では多少なりとも+されている。

つまり頭の中で勝手に「走るのがしんどい」と思い込んでるだけなのだ。
その思い込みに気づくために、まず「毎朝、外に出る習慣」を整える必要がある。

部屋の掃除をする際、する前はダルいと思っていても、いざ始めてみたら夢中になって掃除しちゃっている感覚と同じ。

続かなくても自分を責めない

「走ることが重圧に感じるなら、まずは散歩から...」など、
まずは自分がストレスを感じずに続けられることからちょっとずつ試していく。
そして色々試した上で効果が高いものを深めていく。

色々試さずに、「これだ!」と一つの方法に絞って、頑張って深めようとして続かなかったら、嫌になって辞めてしまう。
方法を深める前にまずは広げて、色々試す。

また朝起きれなかったり、サボってしまう日があっても気にしないこと。
「そういう日もあるよね〜」って感じで忘れよう。

自分を甘やかしながらも、丁寧にちょっとずつやっていけば、知らぬ間に習慣になっている。
歯磨かずに寝てしまって次の日が気持ち悪いように、走らないと気持ち悪いくらいになれるハズ。

終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございました。

こんな超低レベルなライフハックみたいな文章を長々と堂々と書けたのはコロナで会う人が減って、誰かと比較したりされたり、無駄などんぐりの背比べみたいな時間が減ったからだと思います。

価値観の中に余計な雑音が入ってこなくなった、みたいな。

コロナが明けてもロクでもないマウントを取ってくる人とは距離を置きつつ、楽しく飲みに出かけたいなと、この文章を書きながら思いました。

間もなく終わるであろうコロナ生活、楽しく過ごしましょう。

JASFACK

というアパレルブランドをやってます。
普段言いにくいこととか、風刺を服にしています。
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