おんせんキャンパス

島根県雲南市教育支援センターおんせんキャンパスは、学校での生活に不安を抱えている、学校…

おんせんキャンパス

島根県雲南市教育支援センターおんせんキャンパスは、学校での生活に不安を抱えている、学校へ通うことに困難さを持つ雲南市の子どもやそのご家族のサポート機関です。 ■ソーシャルメディアポリシー https://www.katariba.or.jp/socialmediapolicy/

マガジン

  • 講座・ペアレントトレーニング

    おんせんキャンパスでは、学期ごとに児童心理などの専門家をお迎えした講座や、子どもとの具体的な関わり方を考える「ペアレントトレーニング」を開催しています。いずれも、おんせんキャンパスの利用者でなくてもご参加できます。

  • 毎月の活動レポート

    子どもたちの活動の様子をレポートします。

  • 保護者会レポート

    おんせんキャンパスでは毎月保護者会を開催しています。かつて利用していた先輩保護者さんの体験談を聞くと、悩んでいるのは自分だけではないんだと安心される方が多いです。

  • 体験談

    おんせんキャンパスを利用された方の体験を紹介します。

  • おんせんキャンパスのサポート内容

    「おんせんキャンパスの利用について」「ご家庭や、学校の中でのサポートについて」「小中学生の活動内容」「ユースサポート」を紹介します。

最近の記事

  • 固定された記事

おんせんキャンパスの利用を検討されている方へ

雲南市教育支援センター「おんせんキャンパス」は、学校でもフリースクールでもありません。 学校での生活に不安や戸惑いを抱えている、学校へ通うことに困難さをお持ちの子どもやそのご家族のためのサポート機関です。雲南市教育委員会と認定非営利活動法人カタリバの協働により運営しており、原則として雲南市の子どもを対象としています。 学校に行きづらくなる子は自信があまり持てず、他者と関わるエネルギーも0に近い状態になっている傾向があります。 おんせんキャンパスでは、まずは安心できる環境、関

    • 2024年度おんせん子育てほかほか講座

      「思春期版ペアレントトレーニング」を今年度も開催いたします! 「いつもイライラしている」 「何も話をしなくなった」 「何を考えているのか、どう接すればよいのかわからない」 思春期の子どもをお持ちの保護者さんからよくお聞きする悩みです。 子どもたちとの毎日がお互いにとって少しでも心地いいものになったらいいのに、と思いませんか? おんせんキャンパスでは、思春期の子育てを一緒に学ぶ講座ペアレントトレーニング(ペアトレ)を今年も開催します! 今年、6年目を迎えるペアトレ。参加

      • 2024年1月の活動

        1月のトピックは中学3年生が挑戦した模擬試験。心理とヨガの授業「こころとからだ」や、食育「つくってたべよ♪」ではストレス解消をテーマにした内容で展開しました。 おんせん模試 中学3年生の子を対象にした「おんせん模試」は、自分の学力を知ること以上に、試験に慣れることを目的にしています。 そのため、控室を用意して、そこから試験会場に入る過程も行います。 机にある受験番号と自分の番号を照らし合わせて座るとか、回答用紙の記入のしかたとか、時間配分とか、やってみてはじめてわかること

        • 2024年2月専門家講座レポート

          2024年2月18日、おんせんキャンパス主催の専門家講座を開催しました。 【演題】 『愛着障がい②(アタッチメント症)』 【講師】 飛田憲彦先生  医大前クリニック院長、みらい(児童心理治療施設)非常勤医師  メチルフェニデート徐放剤(コンサータ)・リスデキサンフェタミン(ビバンセ)・ナルメフェン(セリンクロ)・モダフィニル(モディオダール)(B医師)処方可能医師 資格:精神保健指定医、精神保健判定医、日医認定産業医、小学校教諭第1免許状、公認心理師、学校心理士、臨床発達心理

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        おんせんキャンパスの利用を検討されている方へ

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        • 講座・ペアレントトレーニング
          11本
        • 毎月の活動レポート
          27本
        • 保護者会レポート
          10本
        • 体験談
          2本
        • おんせんキャンパスのサポート内容
          4本

        記事

          2024年1月の保護者会

          保護者さんの思い おんせんキャンパスでは、原則、毎月第4土曜日に保護者会を行っています。 ここで大切にしているのは、参加された方の気持ちが少しでも楽になること。 お子さんが学校に行きづらくなると、親も不安になります。 自分の子育てはまちがっているのかな。 こんな問題を抱えているのは、うちだけなのかな。 どうしたらいいか、わからない。 そんなお気持ちを受け止める場でありたいとの願いから、おんせんキャンパスでは日々の連絡や面談などを行っております。 なかでも、保護者会は卒

          2024年1月の保護者会

          2023年度専門家講座③

          おんせんキャンパスでは学期ごとに「思春期の子どものこころ研修会」として、子どもの理解を深める講座を開催しております。 私たち大人も経験した時期ではありますが、体の急激な成長に心がついていかなくなる思春期をひとりで乗り越えるのは、とても大変です。 この時期の子どもを支え、ともに乗り越えていけるよう、子どもに関する知識をみんなで深めてみませんか。 今回は、「愛着障がい」について、医大前クリニック院長の飛田憲彦先生に教えていただきます。 日時:2/18(日)10:00-12:

          2023年度専門家講座③

          2023年12月の活動

          12月のトピックは、クリスマス会! 子どもたちが企画、相談しながら、準備を進めました。 同時に、中3クラスは受験勉強モードに突入。 中3の子たちが集中する様子に年下の子も感化されて、学習に取り組む様子が見られました。 クリスマス会の準備 クリスマス会で何をやるか。 まず、子どもたちがそれぞれアイデアを付箋に貼って出し合い、それから話し合います。 この頃、おんせんキャンパスのサークル時間ではやっていたのが『人生ゲーム』だったこともあり、「オリジナルの人生ゲームを作って、みん

          2023年11月の活動

          11月は地域の交流イベントが目白押し。 田んぼ仕事をはじめ、さまざまな体験活動でお世話になっている地域の方々への感謝をかたちにするため、10月から少しずつ準備をしてきました。 地域活動では、地域の暮らしや文化を知ること、地域の方と交流することで社会的なコミュニケーション力を育むこと、そしてなにより、この地区が子どもたちにとって第二のふるさとになることを目指しています。 石照庭園ライトアップイベント おんせんキャンパス近くの石照庭園は、日ごろ、子どもやスタッフで散歩に行か

          2023年12月専門家講座レポート

          2023年12月2日、おんせんキャンパス主催の専門家講座を開催しました。 【演題】 「発達障がいの子どもたち 『自ら働きたいと思う子に!』~SOSの出せる子~」 【講師】 石橋美恵子先生 (島根県東部発達障害者支援センター ウィッシュ センター長) 概要:将来の社会的な自立を見据えた、子どもとの関わり方について 石橋先生が解説してくださったこと それぞれの年齢で見られる発達障がいのサイン。 子どものしつけで注意すること。 許してはいけないこと(暴力や暴言、自傷行為

          2023年12月専門家講座レポート

          2023年10月の活動

          10月の主な活動は、11月に行われる地域関係イベントに向けての準備や、今年度最後の通学合宿に向けての準備。 中学3年生は卒業後の進路を真剣に考える時期になりました。 また、心身の健康プログラム(心理系の授業「こころとからだ」、「スポーツ」、食育「つくってたべよ♪」)では、睡眠をテーマにした内容を展開しました。 睡眠について話す機会 「こころとからだ」のうち、心の授業では「人が一生で眠っている時間はどれぐらい?」などクイズを交えて、睡眠の知識をインプットしたあと、それぞれに

          2023年10月の保護者会

          保護者会では月ごとに座談会や個人面談、プチ講座、OB保護者さんや卒業生の体験談などを行います。 10月は、中学生の時におんせんキャンパスを利用し、今は高校に通っている子が体験を話してくれました。 学校に行きづらくなった当時はどうして行けないのか、自分でもわからなくて、それがとても苦しかったという話に、保護者のみなさん、聞き入っておられました。 また、今回はお父様の参加が過去最多! みなさん父親としての思いを話して、共感し合う様子も見られました。 みなさんの感想の一部を紹

          2023年10月の保護者会

          2023年9月の活動

          9月も学習、スポーツ、体験活動と、様々な活動を行いました。 なかでも注目の活動を紹介させていただきます。 コンポスト作り 9月は、土の中にいるバクテリアと太陽光を利用して生ゴミを分解する処理容器「キエーロコンポスト」を作る活動を行いました。 これは雲南市のごみ削減活動の一環として、うんなんコミュニティ財団が推進しているもので、市民向けに「ごみゼロ勉強会」も行われています。 今回は、事前にユースの有志が勉強会に参加して学び、おんせんキャンパスでは「ごみゼロ先生」となって小中

          2023年度専門家講座②

          おんせんキャンパスでは学期ごとに、思春期の子育ての参考になる「思春期の子どものこころ研修会」を開催しています。 2023年12月は、島根県東部発達障害者支援センターウイッシュの石橋美恵子センター長をお迎えし、発達障がいの子が自分が困っていることに気づき、他者に助けを求めることができる力を身につけることについて、教えていただきます。 演題:『発達障がいの子どもたち「自ら働きたいと思う子に!」〜SOSの出せる子〜』 講師:石橋美恵子先生 島根県東部発達障害者支援センターウイ

          2023年度専門家講座②

          2023年夏休みの活動

          夏のプログラム おんせんキャンパスは学校の長期休み中(お盆やお正月を除く)も、開所しております。 開所する理由はいくつかあります。 ・休みの期間も定期的に通う場所があることで、生活リズムがくずれないように。 ・課題を終えてないことで休み明けに登校しにくくなるのを防ぐ意味で、おんせんキャンパスの学習時間に少しずつ課題をやれるように。 ・長期休みならではの体験ができるように。 といった理由から、午前9:00-11:00を学習の時間とし、そのあとは好きなことを自由にやる「フ

          2023年夏休みの活動

          2023年7月の活動

          子どもの心が解放される時期 夏休みが近づいてくると、子どもの表情がやわらかくなってくるように感じます。 現在、おんせんキャンパスを利用する子どもの多くは、学校へあまり行けないことに負い目を感じているようなところがあるので、だれもが学校へ行かなくていい長期休みは、負い目から解放される気持ちになるのかもしれません。 子どもたちがのびのびと、やりたいことをやり、新しいことにも挑戦できるよう。それが心のエネルギー回復や、小さな自信につながることを期待して。 また、休みの間も外

          2023年6月の活動

          中学3年生クラス おんせんキャンパスでは2学期あたりから高校受験に向けて、中3クラスを設けて、学び直しも含めて学習を行っていきます。 誰もが通る道ではありますが、夏休み明けあたりから、中3の子どもは進路に関する不安や焦りを感じるようになります。 そこで、一年の見通しが持てるよう、担当スタッフがスケジュールの掲示をしました。 おんせんキャンパスでは異なる学年の子たちが一緒に活動するので、他の学年の子たちにとっても、中3の様子を見られることはとてもいい機会になっています。