おんせんキャンパス

島根県雲南市教育支援センターおんせんキャンパスは、学校での生活に不安を抱えている、学校…

おんせんキャンパス

島根県雲南市教育支援センターおんせんキャンパスは、学校での生活に不安を抱えている、学校へ通うことに困難さを持つ雲南市の子どもやそのご家族のサポート機関です。 ■ソーシャルメディアポリシー https://www.katariba.or.jp/socialmediapolicy/

マガジン

  • 保護者会レポート

    おんせんキャンパスでは毎月保護者会を開催しています。かつて利用していた先輩保護者さんの体験談を聞くと、悩んでいるのは自分だけではないんだと安心される方が多いです。

  • 毎月の活動レポート

    子どもたちの活動の様子をレポートします。

  • 講座・ペアレントトレーニング

    おんせんキャンパスでは、学期ごとに児童心理などの専門家をお迎えした講座や、子どもとの具体的な関わり方を考える「ペアレントトレーニング」を開催しています。いずれも、おんせんキャンパスの利用者でなくてもご参加できます。

  • 体験談

    おんせんキャンパスを利用された方の体験を紹介します。

  • おんせんキャンパスのサポート内容

    「おんせんキャンパスの利用について」「ご家庭や、学校の中でのサポートについて」「小中学生の活動内容」「ユースサポート」を紹介します。

最近の記事

  • 固定された記事

おんせんキャンパスの利用を検討されている方へ

雲南市教育支援センター「おんせんキャンパス」は、学校でもフリースクールでもありません。 学校での生活に不安や戸惑いを抱えている、学校へ通うことに困難さをお持ちの子どもやそのご家族のためのサポート機関です。雲南市教育委員会と認定非営利活動法人カタリバの協働により運営しており、原則として雲南市の子どもを対象としています。 学校に行きづらくなる子は自信があまり持てず、他者と関わるエネルギーも0に近い状態になっている傾向があります。 おんせんキャンパスでは、まずは安心できる環境、関

    • 2024年6月の保護者会

      6月の保護者会は、OB保護者さんの体験談でした。 自分の子であっても、その子の行動にどういう背景があるのか(どんな思いがあるのか、何に困っているのか)を理解するのは難しいです。 OB保護者さんの子どもをよく見て困りごとを想像し、具体的な手立てを考えて試して………を繰り返しながらお子さんと歩いてこられたお話に、参加された保護者さんも感じるものがあったのでしょう。その後の対話の時間にたくさんの話が出ました。 OB保護者さんご自身は、「おんせんキャンパスで何度か体験を話してきた

      • 2024年6月の活動

        6月の注目イベントは、今年度1回目の通学合宿。校外スポーツや地域の郵便局の窓にイラストを描くワーク、ピコテラスでデジタルワーク、地域施設の見学など、おんせんキャンパス外での活動もいろいろ行いました。 合宿1回目! おんせんキャンパスでは、年に4回通学合宿を行っています。前半2回は1泊2日、後半2回は2泊3日を計画しています。 通学合宿は、通常の活動にプラスして、おんせんキャンパスで食事を作り、近くの温泉で入浴して、おんせんキャンパスに泊まるというものです。 宿泊はしない

        • 2024年6月専門家講座レポート

          2024年6月16日、「専門家講座① 思春期の子どものこころ研修会」を開催しました。 【演題】 子どもの理解とかかわり方 「ほめるのは難しいけど、肯定的に関わる親子関係 ~子分から相棒へ~」 【講師】 土井康永 島根県東部発達障害者支援センター「ウイッシュ」相談スタッフ 土井先生が解説してくださったこと ・社会は様々な個性で成り立っていて、子どもの性格や育ち方もそれぞれ。 ・社会に出る時期が子育てのゴール。先を見すえて子どもと関わっていくことが大事。 ・子育てを通した

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        • 保護者会レポート
          14本
        • 毎月の活動レポート
          32本
        • 講座・ペアレントトレーニング
          13本
        • 体験談
          2本
        • おんせんキャンパスのサポート内容
          4本

        記事

          2024年4月、5月の保護者会

          4月の保護者会はスタッフの紹介とおんせんキャンパスについての説明をしたあと、みなさんそれぞれを知る時間ということで「アドジャン」を行いました。 ランダムなお題にそって順番に自分の思うところを話す、というもの。 「やってみたいこと」「好きなコンビニスイーツ」など、気楽なお題ですが、パスもあり。 やってみたいことではスカイダイビングや旅行といったアクティブなものがあがった一方で、「仕事をやめてフリーになってみたい」という話も。 簡単に答えられるテーマながら、その人の今の思い、

          2024年4月、5月の保護者会

          2024年5月の活動

          5月は登山遠足、田植え、畑の苗植え、山椒とり、ピコテラスでTシャツづくりと、イベントが盛りだくさんでした。 登山遠足 毎年恒例の登山遠足は昨年と同じく、船通山に行きました。 参加した子どもたちは途中つらくなった時に荷物をスタッフに持ってもらうなどして、自分で力配分しながら登頂成功! 助けてもらいたいことを他者に言えるのは社会で生きていくのに大事なスキルなので、「荷物を持ってもらえますか?」と言えたこと、スタッフはうれしく思っています。 田植え、山椒とり、畑の苗植え お

          2024年4月の活動

          2024年度になり、スタッフの顔ぶれも新たになりました。 スタッフの紹介は、こちらでご覧ください。 それぞれに得意分野、経験の異なるスタッフで、より幅広く、厚みのあるサポートができるよう、力を合わせていきたいと思っております。 どうぞよろしくお願いします! (上記のイラストは、おんせんキャンパスの利用者が描いてくれました) それぞれのスタート おんせんキャンパスの利用者も高校に進学するなどして、顔ぶれが変わりました。 あらためて関係性をつくる時期。 子ども同士、スタッフ

          2024年3月の活動

          3月のトピックは「納会」です。 先月の活動レポートで納会準備を始めた報告をしましたが、今月は運動会の種目のルールや必要なものを考えて、しおりを作成していきました。 おんせんキャンパスには、ほぼ毎日来所する子もいれば、不定期に来所する子もいるのでイベントの準備を一斉に行うことはせず、来所したタイミングで考えたり、みんなが考えたことを把握したりして、なんらかの形で準備に参加できるような授業設計にしています。 運動会 納会は、子どもたち企画の運動会スタート。 ①ダンボール積み

          2024年度専門家講座①

          おんせんキャンパスでは学期ごとに「思春期の子どものこころ研修会」として、子どもの理解を深める講座を開催しております。 子どもと接すると、イライラしてしまう。 なんでできないの? なんど言えばわかるの? 楽しく笑って生活したいのに、気がつけば怒っている。 子育て中の保護者さんあるあるです。 今回の演題は、「ほめるのはむずかしいけど、”肯定的”に関わる親子関係 ~子分から相棒へ~」 講師の土井康永先生のユーモアとやさしさあふれるお話に、 「そうか。これでいいんだ!」と安心で

          2024年度専門家講座①

          2024年3月保護者会

          OB保護者さんの体験談 おんせんキャンパスの保護者会では、OB保護者さんや当事者が過去を振り返って当時の思いを語る「体験談」が聴ける機会を設けています。 3月の保護者会は、OB保護者さんの体験談でした。 子どものためにと思ってやっていたことが空回りしたり、自身が体調不良になったり、いろいろどのように考え、行動していらしたのか。 当時から今に至る思いをお話くださり、参加されたみなさんも自分の思いを重ねて聞いていらっしゃるようでした。 参加された保護者さんの感想です。 ・

          2024年2月の活動

          おんせんキャンパスは子どもの心身の状態によって、スタッフと個別で行う活動や全体のプログラムを選んで参加することができます。 全体のプログラムについては、「小学生・中学生の活動について」をご参照ください。 今月、中学3年生は面接の練習や、これまでやってきた学習をくりかえしました。新しいことに取り組むより、「できる」「できそう」と思えることを増やすためです。 全体のトピックは、「雪山遠足」「味噌づくり体験」「納会準備」です。 なかでも雪山遠足はおんせんキャンパス初行事で、小学

          2024年2月の保護者会

          子どもの体験談 おんせんキャンパスの保護者会では、OB保護者さんや当事者が過去を振り返って当時の思いを語る「体験談」が聴ける機会を設けています。 2月は、かつておんせんキャンパスを利用していた現在高校3年生が、学校に行きづらくなった頃から今に至るまでのことを語ってくれました。 体験者の方は、そのころは自分の気持ちを整理して言葉にして表せなかったことが今なら伝えられる。 今、つらい思いをしている子や親御さんにとって、当時の気持ちを伝えることが役立てば………という思いで、話

          2024年2月の保護者会

          2024年度おんせん子育てほかほか講座

          「思春期版ペアレントトレーニング」を今年度も開催いたします! 「いつもイライラしている」 「何も話をしなくなった」 「何を考えているのか、どう接すればよいのかわからない」 思春期の子どもをお持ちの保護者さんからよくお聞きする悩みです。 子どもたちとの毎日がお互いにとって少しでも心地いいものになったらいいのに、と思いませんか? おんせんキャンパスでは、思春期の子育てを一緒に学ぶ講座ペアレントトレーニング(ペアトレ)を今年も開催します! 今年、6年目を迎えるペアトレ。参加

          2024年度おんせん子育てほかほか講座

          2024年1月の活動

          1月のトピックは中学3年生が挑戦した模擬試験。心理とヨガの授業「こころとからだ」や、食育「つくってたべよ♪」ではストレス解消をテーマにした内容で展開しました。 おんせん模試 中学3年生の子を対象にした「おんせん模試」は、自分の学力を知ること以上に、試験に慣れることを目的にしています。 そのため、控室を用意して、そこから試験会場に入る過程も行います。 机にある受験番号と自分の番号を照らし合わせて座るとか、回答用紙の記入のしかたとか、時間配分とか、やってみてはじめてわかること

          2024年2月専門家講座レポート

          2024年2月18日、おんせんキャンパス主催の専門家講座を開催しました。 【演題】 『愛着障がい②(アタッチメント症)』 【講師】 飛田憲彦先生  医大前クリニック院長、みらい(児童心理治療施設)非常勤医師  メチルフェニデート徐放剤(コンサータ)・リスデキサンフェタミン(ビバンセ)・ナルメフェン(セリンクロ)・モダフィニル(モディオダール)(B医師)処方可能医師 資格:精神保健指定医、精神保健判定医、日医認定産業医、小学校教諭第1免許状、公認心理師、学校心理士、臨床発達心理

          2024年2月専門家講座レポート

          2024年1月の保護者会

          保護者さんの思い おんせんキャンパスでは、原則、毎月第4土曜日に保護者会を行っています。 ここで大切にしているのは、参加された方の気持ちが少しでも楽になること。 お子さんが学校に行きづらくなると、親も不安になります。 自分の子育てはまちがっているのかな。 こんな問題を抱えているのは、うちだけなのかな。 どうしたらいいか、わからない。 そんなお気持ちを受け止める場でありたいとの願いから、おんせんキャンパスでは日々の連絡や面談などを行っております。 なかでも、保護者会は卒

          2024年1月の保護者会