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毎月の活動レポート

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子どもたちの活動の様子をレポートします。
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記事一覧

2024年1月の活動

1月のトピックは中学3年生が挑戦した模擬試験。心理とヨガの授業「こころとからだ」や、食育「つくってたべよ♪」ではストレス解消をテーマにした内容で展開しました。 おんせん模試 中学3年生の子を対象にした「おんせん模試」は、自分の学力を知ること以上に、試験に慣れることを目的にしています。 そのため、控室を用意して、そこから試験会場に入る過程も行います。 机にある受験番号と自分の番号を照らし合わせて座るとか、回答用紙の記入のしかたとか、時間配分とか、やってみてはじめてわかること

2023年12月の活動

12月のトピックは、クリスマス会! 子どもたちが企画、相談しながら、準備を進めました。 同時に、中3クラスは受験勉強モードに突入。 中3の子たちが集中する様子に年下の子も感化されて、学習に取り組む様子が見られました。 クリスマス会の準備 クリスマス会で何をやるか。 まず、子どもたちがそれぞれアイデアを付箋に貼って出し合い、それから話し合います。 この頃、おんせんキャンパスのサークル時間ではやっていたのが『人生ゲーム』だったこともあり、「オリジナルの人生ゲームを作って、みん

2023年11月の活動

11月は地域の交流イベントが目白押し。 田んぼ仕事をはじめ、さまざまな体験活動でお世話になっている地域の方々への感謝をかたちにするため、10月から少しずつ準備をしてきました。 地域活動では、地域の暮らしや文化を知ること、地域の方と交流することで社会的なコミュニケーション力を育むこと、そしてなにより、この地区が子どもたちにとって第二のふるさとになることを目指しています。 石照庭園ライトアップイベント おんせんキャンパス近くの石照庭園は、日ごろ、子どもやスタッフで散歩に行か

2023年10月の活動

10月の主な活動は、11月に行われる地域関係イベントに向けての準備や、今年度最後の通学合宿に向けての準備。 中学3年生は卒業後の進路を真剣に考える時期になりました。 また、心身の健康プログラム(心理系の授業「こころとからだ」、「スポーツ」、食育「つくってたべよ♪」)では、睡眠をテーマにした内容を展開しました。 睡眠について話す機会 「こころとからだ」のうち、心の授業では「人が一生で眠っている時間はどれぐらい?」などクイズを交えて、睡眠の知識をインプットしたあと、それぞれに

2023年9月の活動

9月も学習、スポーツ、体験活動と、様々な活動を行いました。 なかでも注目の活動を紹介させていただきます。 コンポスト作り 9月は、土の中にいるバクテリアと太陽光を利用して生ゴミを分解する処理容器「キエーロコンポスト」を作る活動を行いました。 これは雲南市のごみ削減活動の一環として、うんなんコミュニティ財団が推進しているもので、市民向けに「ごみゼロ勉強会」も行われています。 今回は、事前にユースの有志が勉強会に参加して学び、おんせんキャンパスでは「ごみゼロ先生」となって小中

2023年夏休みの活動

夏のプログラム おんせんキャンパスは学校の長期休み中(お盆やお正月を除く)も、開所しております。 開所する理由はいくつかあります。 ・休みの期間も定期的に通う場所があることで、生活リズムがくずれないように。 ・課題を終えてないことで休み明けに登校しにくくなるのを防ぐ意味で、おんせんキャンパスの学習時間に少しずつ課題をやれるように。 ・長期休みならではの体験ができるように。 といった理由から、午前9:00-11:00を学習の時間とし、そのあとは好きなことを自由にやる「フ

2023年7月の活動

子どもの心が解放される時期 夏休みが近づいてくると、子どもの表情がやわらかくなってくるように感じます。 現在、おんせんキャンパスを利用する子どもの多くは、学校へあまり行けないことに負い目を感じているようなところがあるので、だれもが学校へ行かなくていい長期休みは、負い目から解放される気持ちになるのかもしれません。 子どもたちがのびのびと、やりたいことをやり、新しいことにも挑戦できるよう。それが心のエネルギー回復や、小さな自信につながることを期待して。 また、休みの間も外

2023年6月の活動

中学3年生クラス おんせんキャンパスでは2学期あたりから高校受験に向けて、中3クラスを設けて、学び直しも含めて学習を行っていきます。 誰もが通る道ではありますが、夏休み明けあたりから、中3の子どもは進路に関する不安や焦りを感じるようになります。 そこで、一年の見通しが持てるよう、担当スタッフがスケジュールの掲示をしました。 おんせんキャンパスでは異なる学年の子たちが一緒に活動するので、他の学年の子たちにとっても、中3の様子を見られることはとてもいい機会になっています。

2023年5月の活動

おんせんキャンパスでは、日々のプログラムのほかに、体験の幅を広げるためのイベントを行っております。 活動を通して、楽しかった!と思えたり、新たな興味や好きなこと、得意なことを見つけたりして、もっとやってみたい!という意欲につなることがあるからです。 5月は遠足、田植え、校外スポーツ、買い物サポートボランティアを行いました。 船通山へ遠足 遠足は、奥出雲の船通山の登山でした! 昨年の「三瓶山登山がきつかったから、今年は行かない」と言っていた子たちも、「三瓶山よりはずっと楽

2023年4月の活動

気持ちが揺れ動く時期 進級や新学期に入るタイミングは、子どもの心も揺れ動きます。 気持ちを切り替えてがんばろうと思ったり、気持ちはあっても行動に移せなかったり、できなかったことでひどく落ち込んだり、登校する友だちを見て焦ったり、不安になったり。 この4月も、子どもそれぞれに異なる様子がみられました。 おんせんキャンパスや家で過ごす時間が長かった子が登校に意欲を示した時、おんせんキャンパスのスタッフは本人や保護者さんと相談します。 サポートを必要とする子の場合は、緊張を和ら

2023年 3月の活動

3月は、この1年を振り返る「納会」に向けた準備を行う月間でした。 納会のテーマは、 「自分に! 仲間に! みんなに! せーの『いいねー!!』」 自分の1年を振り返るとともに友だちと思いを伝え合うことで、喜びやありがとう、という気持ちが湧く。その気持ちをパワーに替えて、4月から始まるそれぞれの生活に向かう---。 そんな機会にしたいねと、スタッフが話したところ、子どもたちから出たコンテンツは「料理」でした。 この1年、毎月の調理実習に4回の合宿、サークル時のスイーツ作りなど

2023年 2月の活動

ユースの活動 まずは、ユースの活動から。 5月の調理実習で挑戦したプリンが今一つの仕上がりだったことから、「再挑戦したい!」という声が上がりました。 再挑戦するにあたってユースのメンバーはレシピを探し、「これだ!」というものを見つけて準備。 少量で試作するなど丁寧な工程に、「今度こそ成功させたい」という意気込みが伝わってきました。 そして本番。なんと、招待状まで用意してありました。みんなで力を合わせて作ったプリンは、見た目から美しいできあがり。味わいは絶品!クリーミーで甘

2023年 1月の活動

1月は、5日の冬休み開所からスタート。 夏休みの活動レポートでも伝えましたが、長期休みもおんせんキャンパスを開所するには、いくつか理由があります。 ・長期休みは生活リズムが崩れやすいので、おんせんキャンパスに来ることで整えられるように。 ・宿題が終わってないことが心の負担にならないよう、少しずつ取り組めるように。 ・長期休みならではの楽しい思い出を作れるように。 といった目的で、映画鑑賞やスポーツ大会、子どもたち中心となって企画するゲームフェスなど、通常よりやや遊び要素の

2022年 12月の活動

12月も学習、スポーツ、グループワーク、「こころとからだ」や「キャリア」の授業、体験活動と、さまざまなプログラムを行いました。 クリスマス会 特に力を入れた活動は、クリスマス会の準備。 何度かにわたって行った「作戦会議」では、だれもが楽しめるものを考えて書き出し、しばらく掲示してみんなに投票してもらった後、集計しました。 同時に担当を決めて、チームで準備開始。 心配だったのは、コロナの感染状況と天候でした。 状況によっては計画を変更しなければならないということも踏まえて