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2023年夏休みの活動



夏のプログラム

おんせんキャンパスは学校の長期休み中(お盆やお正月を除く)も、開所しております。
開所する理由はいくつかあります。
・休みの期間も定期的に通う場所があることで、生活リズムがくずれないように。
・課題を終えてないことで休み明けに登校しにくくなるのを防ぐ意味で、おんせんキャンパスの学習時間に少しずつ課題をやれるように。
・長期休みならではの体験ができるように。

といった理由から、午前9:00-11:00を学習の時間とし、そのあとは好きなことを自由にやる「フリー」や「イベント」のプログラムを行いました。

イベントは「ウォーターサバゲー」「社会見学」「ゲーム大会」「映画鑑賞&パフェづくり」「スポーツ大会」など。
子どもの企画による「未成年の主張」というのもありました。
かつてあったテレビ番組をヒントにして、自分の言いたいことを体育館のギャラリーから叫ぶという。
言って、すっきりしたと話す子もいました。

おんせんキャンパスの立地を活かして

おんせんキャンパスの立地を活かしたイベントとしては、「いかだづくり&川で遊ぼう!」と「馬とふれあいましょう!」がありました。

斐伊川と阿井川に挟まれているおんせんキャンパスは、川遊びに絶好の立地。
今夏は、地域の大工さんにもご協力いただき、子どもたちとスタッフでいかだを作って、阿井川で遊びました。

馬とふれあうイベントは、おんせんキャンパスから車で十数分ほどの場所にある「奥出雲やまなみファーム」にお邪魔させていただきました。
やまなみファームは、ポニーへの餌やりや乗馬体験ができる施設で、子どもたち、とても楽しんでいました。


社会見学は「NPOともに」さん。
今回のねらいは、経営される方のお話を聞くことで、商店や飲食店は地域の人々の生活を支える大切な仕事であると理解することでした。
これまでも定期的に、移動販売車「ともに号」と交流してきたこともあり、子どもたちは積極的に質問して、理解を深めたようでした。

フリーの時間は、運動もたくさんしましたが、工作や調理をする様子もよく見られました。

みんなが楽しめるようにと、ダンボールで「ガチャ」を作ってくれた子も。景品も手作りのものを入れて、だれかに喜んでもらいたい、という気持ちにあふれていました。
こんな力作を1時間半ぐらいで作り上げてしまうのですから、すごいですよね。

他の施設との合同イベント

「みんなが楽しめるように」という子どもたちの思いは、他の施設の子たちとの交流イベントの夏まつりでも伝わってきました。

おんせんキャンパスの子どもたちは、来所した施設の子どもたちを案内しながら、お化け屋敷や輪投げ、射的、キャラクターすくい、プラ板づくり、軽食(揚げたこ焼き、フライドポテト)のコーナーを一緒に楽しみ、最後にかき氷を食べながら、今日の感想を発表し合いました。
いつもよりちょっとお姉さん、お兄さんな感じで来所した子たちと交流する姿に、私たち大人が思う以上に、子どもたちの中で育まれているものがたくさんあるのだと気づくこともできました。

様々な活動をした夏休み。
終わりが近づいた頃、少し不安な様子を見せる子もいましたが、学習担当スタッフの雰囲気づくりもあり、二学期スタートとともに子どもたちが気持ちを切り替えて学習や学校に向かう様子が見られました。

よく遊び、よく学ぶ。
心身の栄養になる機会を子どもたちが得られるよう、今後もおんせんキャンパスは様々な取り組みをしていきたいと思っています。


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