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2024年1月の活動

1月のトピックは中学3年生が挑戦した模擬試験。心理とヨガの授業「こころとからだ」や、食育「つくってたべよ♪」ではストレス解消をテーマにした内容で展開しました。


おんせん模試

中学3年生の子を対象にした「おんせん模試」は、自分の学力を知ること以上に、試験に慣れることを目的にしています。
そのため、控室を用意して、そこから試験会場に入る過程も行います。
机にある受験番号と自分の番号を照らし合わせて座るとか、回答用紙の記入のしかたとか、時間配分とか、やってみてはじめてわかることがたくさんあるからです。

おんせん模試は、スタッフも一緒に受けます。
この記事を読んでくださっている方も、試験や競技などの挑戦ごとで「他の人は難なくやっているように見えて、自分だけができないんじゃないか」という不安を感じたことがあることと思います。

学校に行きづらい子にとっては、なじみのない会場に入ること自体が高い壁です。
けれども、だれもが同じように緊張しているし、大人も実は「大してできない」ということがわかると、少し気持ちが軽くなるのでは?
ということから、スタッフも一緒に受けて、「できなかったわー」「ここはできたもんねー」など、子どもと一緒になって話せることが子どもの支えになると、おんせんキャンパスでは考えています。

ストレス対策

2023年10月の活動レポートでも触れましたが、おんせんキャンパスでは「心身の健康」グループとして、心理とヨガの授業「こころとからだ」、スポーツの授業、食育の授業「つくってたべよ♪」の3つのプログラムを行っています。
そして、時々グループで共通テーマを設けて、授業を展開しています。

11-1月の共通テーマは「緊張緩和 ストレス対策」でした。
受験生への応援も込めたテーマです。

・心理系の授業は「ストレスの器」「不安、緊張とうまくつきあおう」「シシュンキの心」。
・ヨガでは生活面でもバランスが整い、快適になっていく「バランスポーズ」や、緊張時とリラックス時の呼吸の違いも含めて体感する「元気になる呼吸ヨガ」「マインドフルネス」。
・スポーツは、どの年齢でも体力差でも楽しめて、体も心も解放される「室内遊び」「球技」「軽スポーツ」。
・食育では「風邪対策:体をあたためる飲み物、スープ」、イライラを緩和が期待できる料理「つくってたべてストレスオフ!」。
といったテーマで、子どもたちと活動しました。

実感しやすいテーマのためか、子どもたちの会話にも授業の話がでてきたり、保護者さんから子どもが話してくれたと聞くことが増えました。

校外活動

おんせんキャンパスでは、いつもとちがう場所へ行くことや、初対面の人とコミュニケーションをとる機会も用意しています。

1月は、校外スポーツとして市内の施設へ行き、室内ホッケーやサッカーなどを楽しみました。
おんせんキャンパスのスポーツの特色は、小学生~高校生年代が一緒に競技できることです。
低学年の子たちは上の人たちのプレーを見てまねたり、上の子たちは下の子たちが危なくないように力加減を考えたり、どの子にとってもいい体験になっているように見受けられます。

社会見学では、市内にある「世代間交流施設」を訪ね、施設の方にお話をうかがいました。
子どもたちにとって、人と関われる場所が複数あることは、この先の人生を考えたときも大事なことです。
地域の中にそんな居場所、相談できる場所を紹介することも、おんせんキャンパスでは意識して行っています。



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