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2023年5月の活動

おんせんキャンパスでは、日々のプログラムのほかに、体験の幅を広げるためのイベントを行っております。
活動を通して、楽しかった!と思えたり、新たな興味や好きなこと、得意なことを見つけたりして、もっとやってみたい!という意欲につなることがあるからです。

5月は遠足、田植え、校外スポーツ、買い物サポートボランティアを行いました。

船通山へ遠足

遠足は、奥出雲の船通山の登山でした!
昨年の「三瓶山登山がきつかったから、今年は行かない」と言っていた子たちも、「三瓶山よりはずっと楽だよ」というスタッフの話から参加。
「楽しかった!」と、晴れやかな顔で帰ってきました。

田植え

おんせんキャンパスでは、近くの田んぼをお借りして、稲を育てて収穫したお米を調理実習に使っております。
スタッフはみな素人ですので、地域の達人に教わりながら、農作業をします。

今年の田植えも、地域の方に教わりながら行いました。
サクサクと植え付けることができ、予定していたよりもずっと早く終わりました。
地域の方からは、「子どもたちとおしゃべりしながら植え付けていくのが楽しかった」と、あたたかいご感想をいただきました。
こうして、地域の方々と交流することは、子どもたちが社会へ出ていく時の力になると、おんせんキャンパスでは考えています。


校外スポーツ

月に1回程度、おんせんキャンパス外のスポーツ施設で、いつもとはちがうスポーツを行う機会を設けています。
5月は、郊外のテニスコートでソフトテニスを行いました。
球技によっては得意不得意が出やすいですが、ソフトテニスは順を追って打ち方を練習していくので、どの子もスムーズに上達していく様子が見られました。


お家の人が喜んでくれるメニューを考えよう、つくってみよう!

食育の授業「つくってたべよ♪」では、「お家の人が喜んでくれるメニューを考えよう、つくってみよう!」をテーマに、献立から考えました。

「家族はみんな、辛いものが好きだから」と韓国料理にしたり、「お母さんがお肉が好きだから」と、お肉料理を考えたり、その人を思ってメニューを考えている様子が、素敵でした。

できあがった料理はテーブルに並べて、みんなで食べ合いました!
どの料理もとても美味しくて、スタッフはすごい!と感心するばかりでした。


おんせんキャンパスを利用する子たちは調理に興味を持つ子がわりといます。
調理は「できた!」と思えたり、食べてくれた人が「おいしい!」と喜んでくれることで嬉しくなったり、そこから少し自信をもてるようになる、というステップが踏みやすいからだと思います。

みんなで一緒に活動するのは不安というお子さんは、個別でスタッフと調理をしています。
作りたいものを考えて、レシピを探して、買うもの、用意するものをスタッフと分担する、という流れも、大事な学びになります。

個別の活動ではスイーツを作ることが多いのですが、子どもは持ち帰って家族に食べてもらえたことを後日、嬉しそうにスタッフに話してくれます。
こうした積み重ねが、子どもの心のエネルギーになっていくのでしょう。



そのほか、サークルの時間に工作をしたり、自分のプロジェクトとして「フルーツあめ作り」や「紙の染色」に挑戦したり。

子どもたちが自分なりの探究をしている姿は、ほかの子たちにも何らかの影響を与えているのではないかなと、スタッフは思っています。



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