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2023年7月の活動



子どもの心が解放される時期

夏休みが近づいてくると、子どもの表情がやわらかくなってくるように感じます。
現在、おんせんキャンパスを利用する子どもの多くは、学校へあまり行けないことに負い目を感じているようなところがあるので、だれもが学校へ行かなくていい長期休みは、負い目から解放される気持ちになるのかもしれません。

子どもたちがのびのびと、やりたいことをやり、新しいことにも挑戦できるよう。それが心のエネルギー回復や、小さな自信につながることを期待して。
また、休みの間も外出する機会を持つことで生活リズムが整うよう、おんせんキャンパスでは長期休み中も開所して、さまざまな体験プログラムを用意しています。

チラ見せとして、「ウォーターサバゲー」の写真を上記にアップしました!
夏休みの様子は、8月の活動レポートで紹介させていただきますね。

学ぶ機会

おんせんキャンパスでは、その子の気持ちを聞きとった上で、在籍校の先生と相談して試験や学校行事の参加方法を調整しています。

相談と調整を重ねるのは、教育を受ける権利を持つ子どもたちに学ぶ機会を届けられるよう、かといって強いるのではなく、子ども自身が自分の考えや気持ちをもとに自己選択、自己決定できるように対話するためです。

どのような学びがその子の「今」や「未来」を豊かにするかは、一人一人異なります。
だからこそ、さまざまな体験や学びの機会を用意して、子どもと一緒に検討していくことが大切ではないでしょうか。

定期試験も、学び体験の一つと、とらえています。
その子が受けてみようと思う科目や、おんせんキャンパスで受けるのか、在籍校の教室とは別の部屋で受けるのか、また、特性に応じた時間やデジタルツールの使用など、仕組みとしてできること、できないことを在籍校の先生と整理しながら、準備します。

そうした準備を経て、今月も希望する科目の試験を受けた子がいました。
もちろん、受けないことを選んだ子どももいます。
受けるも受けないもその子の意思を尊重しながら、働きかけと用意はする。
それが、おんせんキャンパスのできることだと考えています。

絵はがき作り

7月の通常プログラムのトピックとして、絵はがき作りを紹介します。

食育の「つくってたべよ♪」では6月から7月にかけて、腐りにくいお弁当の工夫や衛生にまつわるクイズを出すなどして、夏場の食をテーマにしました。
絵はがき作りでは「食の知識を入れるのもいいね!」というスタッフの声かけで、子どもたちがユニークなはがきを作成。
地域の方々をはじめ、おんせんキャンパスがお世話になっている方へ送らせていただいたところ、大好評でした!

子どもは、常識に縛られない発想や発見、表現をすることができます。

柔らかな心と才能をもっと伸ばせるよう、いろいろな体験や学びができる機会を作りたいと、おんせんキャンパスのスタッフは思っています。





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