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保護者会レポート

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おんせんキャンパスでは毎月保護者会を開催しています。かつて利用していた先輩保護者さんの体験談を聞くと、悩んでいるのは自分だけではないんだと安心される方が多いです。
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記事一覧

2024年6月の保護者会

6月の保護者会は、OB保護者さんの体験談でした。 自分の子であっても、その子の行動にどういう背景があるのか(どんな思いがあるのか、何に困っているのか)を理解するのは難しいです。 OB保護者さんの子どもをよく見て困りごとを想像し、具体的な手立てを考えて試して………を繰り返しながらお子さんと歩いてこられたお話に、参加された保護者さんも感じるものがあったのでしょう。その後の対話の時間にたくさんの話が出ました。 OB保護者さんご自身は、「おんせんキャンパスで何度か体験を話してきた

2024年4月、5月の保護者会

4月の保護者会はスタッフの紹介とおんせんキャンパスについての説明をしたあと、みなさんそれぞれを知る時間ということで「アドジャン」を行いました。 ランダムなお題にそって順番に自分の思うところを話す、というもの。 「やってみたいこと」「好きなコンビニスイーツ」など、気楽なお題ですが、パスもあり。 やってみたいことではスカイダイビングや旅行といったアクティブなものがあがった一方で、「仕事をやめてフリーになってみたい」という話も。 簡単に答えられるテーマながら、その人の今の思い、

2024年3月保護者会

OB保護者さんの体験談 おんせんキャンパスの保護者会では、OB保護者さんや当事者が過去を振り返って当時の思いを語る「体験談」が聴ける機会を設けています。 3月の保護者会は、OB保護者さんの体験談でした。 子どものためにと思ってやっていたことが空回りしたり、自身が体調不良になったり、いろいろどのように考え、行動していらしたのか。 当時から今に至る思いをお話くださり、参加されたみなさんも自分の思いを重ねて聞いていらっしゃるようでした。 参加された保護者さんの感想です。 ・

2024年2月の保護者会

子どもの体験談 おんせんキャンパスの保護者会では、OB保護者さんや当事者が過去を振り返って当時の思いを語る「体験談」が聴ける機会を設けています。 2月は、かつておんせんキャンパスを利用していた現在高校3年生が、学校に行きづらくなった頃から今に至るまでのことを語ってくれました。 体験者の方は、そのころは自分の気持ちを整理して言葉にして表せなかったことが今なら伝えられる。 今、つらい思いをしている子や親御さんにとって、当時の気持ちを伝えることが役立てば………という思いで、話

2024年1月の保護者会

保護者さんの思い おんせんキャンパスでは、原則、毎月第4土曜日に保護者会を行っています。 ここで大切にしているのは、参加された方の気持ちが少しでも楽になること。 お子さんが学校に行きづらくなると、親も不安になります。 自分の子育てはまちがっているのかな。 こんな問題を抱えているのは、うちだけなのかな。 どうしたらいいか、わからない。 そんなお気持ちを受け止める場でありたいとの願いから、おんせんキャンパスでは日々の連絡や面談などを行っております。 なかでも、保護者会は卒

2023年10月の保護者会

保護者会では月ごとに座談会や個人面談、プチ講座、OB保護者さんや卒業生の体験談などを行います。 10月は、中学生の時におんせんキャンパスを利用し、今は高校に通っている子が体験を話してくれました。 学校に行きづらくなった当時はどうして行けないのか、自分でもわからなくて、それがとても苦しかったという話に、保護者のみなさん、聞き入っておられました。 また、今回はお父様の参加が過去最多! みなさん父親としての思いを話して、共感し合う様子も見られました。 みなさんの感想の一部を紹

2023年6月の保護者会

保護者会では月ごとに座談会や個人面談、プチ講座、OB保護者さんや卒業生の体験談などを行います。 OB保護者さんは、「自分の経験が、今現在苦しんでいるだれかの役に立てば」という思いで参加してくださっている方々でして、座談会でみなさんが安心して話せるようにと、あたたかく進行してくださいます。 今月の座談会のテーマは、「他の保護者さんに聞きたいこと」。 みなさんから出た話題別に席を移動して、ワイワイ話しました。 思春期の女の子と、親としてどう関わっている? Youtubeに

2022年 12月の保護者会

12月の保護者会では、過去におんせんキャンパスを利用されていた保護者さんの体験談を聞きました。 お子さんの困りごとが理解できなかった頃のこと。 気がついてから、コミュニケーションを工夫されたこと。 お子さんのその後……。 今だから話せる内容に、参加されたみなさん、深く共感されていました。 感想の一部を紹介させていただきます。 ・身近な体験が聞けて、今後の参考になりました。受験がとても心配ですが、今できることをしていこうと、あらためて思いました。 ・お子さんの特性、生き

2022年 9月の保護者会

9月17日、保護者会を行いました。 今回のメインメニューは、おんせんキャンパス卒業生の保護者さんの体験談。 お子さんが学校へ行かないようになって思ったのは、「自分の子育ては間違っていたのかな」。 けれども、お子さんが好きなことを見つけてから、好きなことを通して人と交流し、やりたいことをやるための進路選択をするようになり、保護者さんも子育てのとらえ方が変わったという経験をお話ししてくださいました。 保護者さんが見せてくださったのは、当時つけていたスケジュール帳。 お子さんが

2022年 8月の保護者会

8月27日(土)、保護者会を開催しました。 今回のメニューは、座談会と個人面談。 座談会1部は、ペアになっての共通点探し。 実は方向音痴、猫派犬派でいうなら犬派、いつも履いているのはパンプスではなくスニーカーなど、話してみないとわからない共通点がたくさん見つかり、盛り上がりました! みなさん、そのまま休み時間もお話が続いていました。 座談会2部は、2つのチームに分かれて話したいことを片っ端から話すという時間に。 子育てのことだけでなく自分のこと…疲れがとれにくいとか、小さ

2022年 7月の保護者会&社会教育プログラム

7月23日(土)、保護者会と社会教育プログラムがありました。 保護者会では、島根大学こころとそだちの相談センターの布野先生がいらしてくださり、センターのことを説明してくださいました。 センターでは子どもの相談だけでなく、自分自身や家族の相談も受けてくださるとのこと。 それぞれの年齢などに応じて面談室やプレイルームで対応、箱庭療法なども行なっているそうです。 その後は、スタッフとの個別面談と座談会。 座談会ではみなさんに聞いてみたいテーマを出し合って、話しました。 座談会

2022年 6月の保護者会&社会教育プログラム

6月25日(土)は、保護者会と社会教育プログラムがありました。 社会教育プログラムは、「my スタンプで、オリジナル手ぬぐいを作ろう!」 講師の千間ルナさんに教えていただき、好きなキャラクターをゴム板で彫ってスタンプにしました。 みんな、黙々と作業に集中。 とても静かな催しとなりました。 できあがった手ぬぐいは暖簾にする予定で、目下、子どもが縫ってくれています。 保護者会は『ペアレントトレーニング』のプチ体験として、スタッフが「怒り」について解説しました。 「怒りは

2022年 5月の保護者会&社会教育プログラム

5月28日(土)は保護者会と社会教育プログラムを開催しました。 保護者会ではプチ講座として、東部発達障害支援センターウイッシュのセンター長 石橋美恵子さんより、おこさんの発育の困りごとへのサポートについてお話いただきました。 「高校に入った後もうまくいかないことがあったら、中退を選ぶ前に相談してほしい」という話もありました。 その後は、座談会と個人面談。 座談会では、話し合いたいテーマを出しあい、グループに分かれて話しました。 座談会はちょっと苦手という方は、個人面談

2022年4月の保護者会

4月23日(土)は、保護者会を開催しました。 今年度初ということで、拠点マネージャーの池田から おんせんキャンパスの利用方法と思春期に関する説明をさせていただきました。 「思春期は脳と体に変化が現れ、子ども自身も戸惑う時期。 本人だけでは乗り越えづらい苦しい過程なので、見守りとサポートが大切です。 とはいえ、サポートするのは保護者だけでも、学校だけでも、おんせんキャンパスだけでも難しい。 保護者同士、学校、おんせんキャンパスの相互で支え合えっていければと思っています」 続