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2024年1月の保護者会

保護者さんの思い

おんせんキャンパスでは、原則、毎月第4土曜日に保護者会を行っています。
ここで大切にしているのは、参加された方の気持ちが少しでも楽になること。

お子さんが学校に行きづらくなると、親も不安になります。

自分の子育てはまちがっているのかな。
こんな問題を抱えているのは、うちだけなのかな。
どうしたらいいか、わからない。

そんなお気持ちを受け止める場でありたいとの願いから、おんせんキャンパスでは日々の連絡や面談などを行っております。
なかでも、保護者会は卒業生の保護者さんがいらして、過去のお気持ちや現在の成長されたお子さんの様子など体験を踏まえて、みなさんのお話を聞いてくださる機会となっています。

卒業生の保護者さんは、こうおっしゃいます。

・私も最初は保護者会へ行くのは気が重かった。でも、自分と同じ境遇の人に会いたかったから、参加した。
・参加してみたら、同じような思いを持った人たちの話を聞けて、とても安心した。
・自分を肯定してもらえたように感じて、それから保護者会が楽しみになった。むしろ、もう少しで保護者会があるから、そこまでがんばろうと思っていた。
・子どもが大きくなった今も、保護者会に参加するのが楽しみになっている。
・当時、どこにも言えなかった思いをさらけ出せる場所があった感謝から、自分の経験が役立つことをしたいと思って、先輩保護者として保護者会に参加している。

先輩保護者さんは、今つらい思いをされている保護者さんのお気持ちをだれよりもわかってくださる頼もしい仲間です。
初参加の保護者さんも安心していらしていただけたらと、スタッフは願っています。

今月の座談会

座談会では、みなさんが話してみたいこと、他の人に聞いてみたいことを中心にして、思い思いに話す場となっています。

今回もいろいろな話題が出ましたが、おおざっぱにまとめると、「子どもとの距離の取り方」「子どもの気持ちが下がっているときの声のかけ方」「進路の選び方、本人の意思を尊重する方法」といったところがテーマとなりました。

保護者さんの感想の一部を紹介します。

・祖父母との関係など自分の家だけの悩みかと思っていましたが、ほとんどの方が悩んでおられたことを知り、心強く思いました。一人で考えていると悪いほうにしか考えられなくなり絶望的になりますが、共感してもらえてよかったです。

・他の保護者の方と共感できる話ができて、安心しました。おひとりおひとりもっと話をしたいなと思いました。また参加します。

・子どもとの関わりの中でやってみたいと思う点を気づかせてもらえました。この先の不安も軽くなり、とてもうれしかったです。

・先が見えなくて不安がありましたが、先輩保護者さんの体験や今現在のお話を聞かせてもらって、自分の先も考えられる時間となりました。


次回は、卒業生で現在高校3年生が学校に行きづらかったころや今の思いを話してくれます。
貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。


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