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2024年2月の保護者会

子どもの体験談

おんせんキャンパスの保護者会では、OB保護者さんや当事者が過去を振り返って当時の思いを語る「体験談」が聴ける機会を設けています。

2月は、かつておんせんキャンパスを利用していた現在高校3年生が、学校に行きづらくなった頃から今に至るまでのことを語ってくれました。

体験者の方は、そのころは自分の気持ちを整理して言葉にして表せなかったことが今なら伝えられる。
今、つらい思いをしている子や親御さんにとって、当時の気持ちを伝えることが役立てば………という思いで、話してくださいます。

体験談を聞いたあとは、みなさんで感じたことを話しあいました。

参加された保護者さんの感想です。

・現役高校生さんの実体験を直接聞くことができ、帰ってから息子に話してみようと思いました。

・心の変化についてわかりやすく伝えてもらって、自分の子どもも、環境の変化に対して気持ちがゆらいだり、不安になったり、前向きになったりと様々な感情を感じながら成長している最中なんだなあと思いました。そして、今の経験があったからこそ、その目標ややりたいことができたらいいなと思いました。

・体験談を聞いたあと、自分と同じ想いをしておられる方の話を素直に聴くことができ、自分も話すことができてよかったです。

・同じような中学生活でも子どもの悩みや考え方、感じ方は本当にいろいろあって、それぞれだと思いました。

・渦中には見えなかったこと、思ったこと、人それぞれだと思いますが、親として見守ること、言葉のかけ方など、とても参考になりました。

・自分自身を見つめることができました。

・その時には感じててもうまく伝えられないこともきっとあったと思います。できるだけ、本人が安心して思いを出せる場所、思いを出せる相手で無理やりではなく、本人が話せる時を待ってあげたいと思いました。そして、相手の心を動かすのは出会った人との関わりなんだなと思いました。

おんせんキャンパスの体験談は、成功体験を語るものではありません。
そのときの思いを振り返ることが、ご本人にとっても、参加されたみなさんにとってもいい機会になればと、スタッフは思っています。

3月は保護者の体験談をレポートします。




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