株式会社おのざき

創業101年、福島県最大級の鮮魚店「おのざき」です。 「クジラのマークのおのざき」で覚…

株式会社おのざき

創業101年、福島県最大級の鮮魚店「おのざき」です。 「クジラのマークのおのざき」で覚えてください! 老舗鮮魚店らしからぬアクティブな挑戦を続ける、老舗ベンチャー企業です。

最近の記事

おのざきのメルマガを試し読み

おのざきのオンラインストアに会員登録していただく際、メールマガジンをご希望のお客様には月に数回、お送りしています。お得な情報をはじめ、おのざきの商品づくりの裏側やスタッフに焦点を当てた内容をお届けしています。今回は、その中の1つをご紹介いたします。 もし気になる方は、こちらから新規会員登録していただけたら嬉しいです。 https://www.onozaki100years.com/ (おのざきオンラインストアトップページ) おのざきのぎょたく 2024年5月号「おのざきの

    • 創業101年目のブランドロゴ刷新

      この度、株式会社おのざきはブランドロゴを刷新いたします。2024年で創業101年目を迎えた「おのざき」にとって、今年は次の100年に向けた二度目の創業1年目の年にあたります。そこで、第二創業の年である2024年は創業の精神に立ち返ることに重きを置いて走ります。 ブランドロゴの刷新は、創業の精神に立ち返るための1つの具体アクションとなっています。この記事では、新しいブランドロゴが完成するまでの秘話をまとめていこうと思います。 2023年夏、キックオフミーティング。 —――3

      • 超コアな目線で楽しむ。おのざきスタッフの愛おしい工夫集。

        おのざきには約100人のスタッフがいて、とても幅広い年代が一緒に働いています。それもそのはず。創業100年の弊社は60年選手や50年選手がまだ現役なのです。今年高校を卒業しておのざきに入社した社員との年の差はまるで孫ですね。 個性豊かな面々は、それぞれが自分の持ち味で接客や売り場づくりの工夫をしています。一目見れば分かるものから、よーーーく見ないと分からないものまでさまざま(笑) 今回はそんなスタッフたちの自発的な工夫をご紹介します。 エントリーNO.1 なめた型発泡ス

        • 赤エイは新たないわきの顔になれるか。

          私たちは今、未利用魚・低利用魚と呼ばれている赤エイに注目しています。 未利用魚・低利用魚とは、おいしく食べられるにも関わらず、サイズが不揃い・見た目が悪いなどの理由から利用されない、または低い金額でしか評価されない魚のことです。 赤エイは、体のサイズが大きすぎる・廃棄する部分が多いなどの理由であまり使われてきませんでした。おそらく多くの方が食べ馴染みがないと思います。ところが我々は、赤エイの唐揚げがめちゃくちゃ美味しいことに気付いてしまったのです。そこで、11月3~4日に

        おのざきのメルマガを試し読み

          創業100年の老舗鮮魚店が突如離乳食に参入した理由

          この度、おさかな離乳食をリリースしました!おさかな離乳食の商品名は「魚は土台(ど~だい?)、パクパク離乳食」。 2023年3月よりおのざきオンラインストア、おのざき鮮場やっちゃば平店にて先行販売しています。親潮と黒潮がぶつかる栄養豊かな漁場であるふくしまの潮目の海で水揚げされた「常磐もの」を贅沢に使用した栄養たっぷりのおさかな離乳食。この記事では、創業100年の老舗鮮魚店がおさかな離乳食の開発・販売に至った経緯をまとめたいと思います。 おさかな離乳食の特徴①添加物・保存料不

          創業100年の老舗鮮魚店が突如離乳食に参入した理由

          「金曜日の煮凝り」開発秘話-最終章

          前回の記事では、煮凝りの方向性を決めてから開発に着手する中での障壁などを中心にまとめました。今回の最終章では、販促まわりのことや販売後のことを記事にしています。 販売前の最後の大仕事「販促」 「温度帯」「容器」「味付け」を何とか乗り越え、商品がついに完成しました。それはそれは寒い12月のクリスマス前のことでした。続いて 我々が着手したのが、販促企画です。「商品ネーミング」「パッケージデザイン」「販促ツールの作成」など、商品がより売れるための外回りを整備しなければなりません。

          「金曜日の煮凝り」開発秘話-最終章

          「金曜日の煮凝り」開発秘話-②

          前回の記事では、「金曜日の煮凝り」は、原発処理水海洋放出決定をきっかけに構想が始まり、調べてみると可能性を秘めていたので商品開発に動いた、ということを書きました。今回の記事では、約1年かかった開発の具体的な裏側を中心にまとめています。 おのざきの煮凝りの方向性 商品開発の一番最初にやったことは、既に市場に出回っている煮凝り商品を片っ端から購入して食べてみたことです。他社商品をすべて食すことで、これから開発する煮凝りを他社商品とどのように差別化していくかを決めるためです。そ

          「金曜日の煮凝り」開発秘話-②

          「金曜日の煮凝り」開発秘話-①

          2022年2月「金曜日の煮凝り」リリース! 構想からおよそ10ヶ月。2022年2月末に新商品「金曜日の煮凝り」の販売を開始することができました。販売開始から1年が経ったわけですが、おかげさまで2000箱以上販売することができました。この記事では、金曜日の煮凝りの構想から販売に至るまでの裏側をまとめたいと思います。 きっかけは「原発処理水海洋放出決定」 東日本大震災の発生からちょうど10年経った節目の年のこと。2021年4月13日、各紙一面で福島第一原発の処理水海洋放出決

          「金曜日の煮凝り」開発秘話-①

          大切なのは郷土料理を途絶えさせないこと〜福島県 久之浜町〜

          ”僕たちは夫婦でやっているんでマイペースですよ” 優しい笑顔で話してくれたのはいわき市 久之浜で、郷土料理”さんまのポーポー焼き”を作る井出さん。 家業を継いだのかと思いきや、なんと食品を取り扱うECサイトで働くサラリーマンからの転職。 当時いわきの食品関係のECサイト運営会社で、お酒の企画担当をしていたときに出会ったのが先代が作るさんまのポーポー焼きでした。 先代が高齢を理由に工場を畳もうかというタイミングで”井出くんやってみないか?”と事業継承の提案があったそうです。今で

          大切なのは郷土料理を途絶えさせないこと〜福島県 久之浜町〜

          1個5,000円になってしまった僕たちのソウルフード ”うに貝焼き”

          生のうにを貝に敷き詰めて蒸し焼きにしたいわきの郷土料理「うに貝焼き」が1つ5,000円と聞いてどう感じますか?郷土料理としてはかなり高額ですよね。私もそう思います。なぜここまで価格が高いのでしょうか? 私たちおのざきは、この価格に納得してお買い上げ頂くために商品に宿る物語を伝えるストーリーテラーでありたいと考えています。 2022年6月いわき市 沼之内漁港にある、うに貝焼き加工所にお邪魔して加工の全工程と競りまでの一部始終を私たちの目で見てきました。伝統の製法、直面する課題な

          1個5,000円になってしまった僕たちのソウルフード ”うに貝焼き”

          魚屋がシードルを売るワケ

          福島県いわき市で100年続く老舗鮮魚店 おのざきです。4代目の小野崎雄一が自分の社会的使命を追求するうちに家業である魚屋おのざきを事業継承し、ふくしまの水産業を背負っていく覚悟を固め奮闘中です。ミッションは「街をもっと面白く、もっと多彩に」。いわきの街を盛り上げる挑戦をしています。 今回は、魚屋がなぜ??と驚かれるおのざきのオリジナルシードル販売について4代目が語ります。興味を持って頂けたら嬉しいです。 -オリジナルシードル販売のきっかけ 元々はおのざきオリジナル煮凝り

          魚屋がシードルを売るワケ

          街を面白くする魚屋、おのざきです

          おのざきは福島県いわき市で99年続く老舗鮮魚店です。 1923年に小野崎ウメが創業し、2代目の祖父、3代目の父へとバトンが渡された後、現在26歳の4代目 小野崎雄一が事業継承の為に日々奮闘しています。 おのざきの事を知って頂くために、4代目 小野崎雄一に3つの質問をしました。2021年に東京からUターンし、家業を継ぐ中でどんな事を考えているのか興味を持って頂けたら嬉しいです。 小野崎雄一への3つの質問 ①事業継承について ②どんな挑戦をしているか ③組織作りについて ①

          街を面白くする魚屋、おのざきです