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煩悩は手打ちうどんで吹っ飛ばせ

ふと思いついた言葉を、なんの意味もなく
iPhoneのメモに書き留めておく事があるのですが
それをこの前読み返してみたら、全く意味の分からない言葉が
書かれていた。

【トド 本当は強い 人間よりも強いけど隠してる】

その瞬間の私は何処で何を思ったのか今となっては謎なので
もしかしたら宇宙人かトドの妖精が憑依して書き残したのかもしれない。
このメモ、時々見返しては我ながら感心したりする事が書いてあったりして
結構好きなんだけど、当然ながら読み返すのが嫌になるくらい恥ずかしいことも書いてあったりするわけで、その時その瞬間の環境状況で、人ってこんなにも思うことが変わるのかと改めて知る。
それ故に、自分のテンションばかりを中心に人と接してはいけないな、なんて思う。どうゆう事かって、人間は自分が幸せな時には気持ちが浮かれて高ぶって全て上手くいく気がしてしまうから、気づかないうちに相手に対して嫌な思いをさせてしまう。誰かの悩みに対して「なんとかなるでしょ、気にしすぎだよ。」と言い放ってしまったり、我々世代の女性にもっと分かりやすく言えば自分は結婚が決まって妊娠までしたからって友人に「あなたも早く結婚して子供作って追いついてきてよ~」と超絶失礼KYなことを口走ってしまったり。
その逆もあって、自分の気分が乗らない時は相手の話もろくに聞けなくなってしまったりね。
まぁ煩悩や邪念はもはやお友達なので仕方がないんでしょうけどね。

そんな時は、うどんを打ちませんか?(どんな時w)
何を言っているのかって、最近初めて家でうどんを打ってみたのだけど、とにかく何も考えずにコネコネし続けると、やったことはないけど多分瞑想に近い感覚になるんだと思う。
(やったことないのに言うなは百も承知)

うどん作り、思いのほか簡単で、ひたすらに捏ねるという行為すら面倒でなければ私的にはオムライスを作るほうがよほど面倒だ。

・強力粉 120グラム
・薄力粉 120グラム
・食塩水 120cc(塩5グラム)

材料はたったのこれだけ。混ぜた粉に少しずつ食塩水を加えて、ベトベトからボソボソになり、ツルリとした塊になるまで、心を無にしてひたすらに捏ね続けるのだ。無心とは言え、多少の愛情をかけたほうが美味しくなるかもしれないが、定かではない。

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十分に愛情を捏ねた生地を打ち粉をして綿棒で薄く延ばし3つに折る。

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好きな太さに切る。包丁は押したり引いたりせず、上からすとんと落とす。
お湯をたっぷり沸かして好みの硬さに茹でたら完成!

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おうち手打ちうどん。思いのほか美味しくて簡単。
焼き菓子や麺類やセーター、まぁ基本的になんでも大手企業様が作られたものが世界で一番素晴らしく、その努力に勝る素人主婦の手仕事などないと思っていますが、おうち手打ちうどん、なかなかの出来だった。

手打ちうどん最高!なんて思っていた矢先、スーパーから強力粉が消え
なんやかんや2週間くらい探しているのですが、近所に全く売っていない。
もしかして皆、家でうどん打ってる・・・わけないよね?

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