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【Flower Loop社、初のオンラインイベント体験レポート】 オンラインなのに温かい!? 「夢をあきらめない社会」を創るコミュニティイベント

5月7日木曜日の夜20時。
GW明けの仕事を終えて、少し緊張しながらZOOMを立ち上げた。
少人数のオンラインイベントに参加するときは少し緊張する。リアルイベントとはちょっと違った緊張。100名以上などの完全受動的なオンラインイベントはあまり緊張しないが、顔出し&少人数(30名以下)のイベントは何となく緊張する。

この日参加したのは、Flower Loop社初開催したオンラインイベント。主催者とは顔見知りだが、かなり久しぶりでもあったので、それも含めてちょっと緊張していた。
しかし、イベントが終わった頃にはその緊張は完全に忘れて、桜色の温かい空気感に包まれていた。
私も昨今、色々なオンラインイベントに参加しているが、オンラインで空気感を作ることは難しい。その中で、ここまでの雰囲気を作り出していたのはちょっと驚きだった。

オンラインイベントでよくありがちなのは、ちょっとイケてるパネラーたちが、鋭い意見で聴衆に示唆を与えるパターン。これはこれで、勉強になるが、Flower Loop社のイベントは全くそれとは違った魅力を放っていた。
このイベントの内容のサマリーとともに、その魅力を伝えたいと思う。

図2

イベントの様子。30名ほどが参加(肖像権の保護のため加工)

オンラインイベント「Flower Loopチャンネル」とは


このチャンネル(イベントというか、「番組」という体裁とのこと)は、Flower Loop社代表のBAYASHIさんが主催するオンラインチャンネル。

Flower Loop社は、「あきらめない社会を作る」をミッションとして、夢に向かって頑張る人を全国各地でサポートしている。

「新型コロナの影響により様々な難しい状況において、色々と難しいことがあるけど、夢だけは持ち続けたい。夢に向かって活動するヒトを知ると元気をもらえたりする。ヒトが好きでたまらない仲間たちが集い、仲間たちと近未来を描いたり、妄想したりする時間が大切なのかも。」

そんな想いで、ゆったりとゆるやかに参加できるオンラインチャネルを始めたという。BAYASHIさんは、どちらかというとゆるーい感じで、話を進めていく。そこに、イケイケ感はない。もちろんいい意味であり、この感じが、参加者に変なプレッシャーや緊張感を与えず、包み込むような雰囲気を作り出している。
キャプチャ2

ゆるく温かい雰囲気を作るBAYASHIさん

世界を旅する謎多きMC「AYAさん」

BAYASHIさんと共同でMCを務めるのがAYAさん。
このふたりがどうして一緒にやることになったのか。そのあたりの詳しいことは今回は語られなかったが、同じ想いを持つふたりでやろうということになったという。ふたりの経緯など次回以降に詳しく聞ききたい。
このAYAさんが、何とも言えない柔らかく、温かい空気感をまとっているのだ。透き通った声質とテンポがとても心地いい。黄色と淡いピンクが混じったような雰囲気のように感じた。(もちろん、私はオーラとか見えないのであくまで印象である。)

AYAさんは、奈良を拠点に築150年ほどの古民家である実家において豊かな文化交流拠点を創ることに取り組まれているということで、この日も素敵なお家から参加だった。好奇心旺盛、シルクロード・イスラーム文化圏が好きで世界中を旅する旅人で、様々なコミュニティで活動をされているという。
謎多きAYAさん、これから徐々にその人となりが見えてくることが非常に楽しみだ。

キャプチャ1

古民家の感じが素敵なAYAさん

二人の自己紹介を終えた時に、このイベントの「温度と色」がはっきりと感じられた。
番組の構成としては、このMC二人に加えて、各回ゲストが入り、夢に向かって頑張っている人との対話を進めるというものだ。

「いよいよ次はゲストか。」と思ったその時、意外な人が紹介された。

見えないイベントのサポーターキャラ「妖精ちゃん」

「妖精ちゃ~ん」

AYAさんのこの呼びかけに、参加者全員に「?」が頭についただろう。
実はこの「妖精ちゃん」がこのイベントのとても重要な役割を果たしていることに、このときはまだ気づいていなかった。

この妖精ちゃんは何者か。
妖精ちゃんは、大学生(声的に男の子)がその主であり、このイベントの中での質問を受け付けてくれたり、操作がわからない人のサポートなどを行ってくれる役割である。
この裏方の妖精ちゃんがなんとも空気感を柔らかくしてくれて、イベントの雰囲気づくりの「隠し味」になってる。
妖精と聞くと、かわいい女の子のイメージだったので最初は男で妖精?という気がしたが、この妖精ちゃんは、かわいい男の子という感じの声で、意外と妖精という言葉が馴染んでいた。(妖精ちゃんの素顔は、最後の最後、このイベントが終わるまで見ないほうが良いのだろう。)
ぜひ、参加して妖精ちゃんを楽しんでもらいたい。

図3

重要な裏キャラの「妖精ちゃん」

初回ゲスト!親孝行伝道師「中村昌史」さん

初回のゲストは、親孝行ビジネスを展開する「株式会社青い鳥」の中村昌史さん。中村さんの生い立ちから、今のビジネスまで幅広くMCのふたりとトークが繰り広げられた。

親孝行ビジネスとは、親孝行したい人にその人に合わせてカスタマイズした親孝行の内容を提案、実行するというもの。親孝行したいけど、何をしたらいいかわからない、あるいは、ありきたりなものしかできていないという人にオススメだという。特に、家族のオリジナル本を作ることが良いという。両親へのインタビューをしたり家族の歴史を探ったりして一冊のアルバムにまとめるという。(詳しくは下記「株式会社青い鳥」HP参照)

確かに、親孝行って意外とできていないし、何かモノを送るとか、食事を一緒にするくらいしかない。
どうして、親孝行ビジネスにたどり着いたのか。
妖精ちゃんに私が質問を入れると、しっかり拾ってくれて中村さんに質問をしてくれた。

北九州出身の中村さんはもともと、高校までかなり激しい反抗期だったそうで、家から出たくて大学で東京に出たという。

「その大学時代にひとり暮らしをして、家事や家賃の支払いなど何でも自分でやらないといけないことから、親のありがたみに気づいた。それまでの反抗期が激しかったこともあり、親に対する気持ちが溢れた。その時に親孝行に関するビジネスをしようと決めた。」中村さんはこう語った。

この学生時代のがきっかけで、自分の軸が決まったという中村さんは、その親孝行という軸でその後の行動を起こしていったそうだ。もともと経営者になりたいという想いもあり、大学と卒業後は就職はせず、海外に行ったりして経営を学んだ。その後帰国して今の親孝行ビジネスを始めたそうだ。
いろいろな人に反対されたり、絶対失敗すると言われたという。それでも、反骨精神と、強い想いが起業を後押しした。

詳しくは語られなかったが、おそらくサポートしてくれる人の存在も大きかっただろう。自分の想いをサポートしてくれる存在がどれだけ心強いか。このFlower LoopのBAYASHIさんがイベントを通して作りたいことがこのサポーターのコミュニティだと私には感じられた。

中村さんは、最後に「親孝行学」として親孝行をさらに世の中に広めていきたいと意欲を語ってくれた。

どんなイベントだったか

およそ1時間30分のイベントであったが、終始、笑いと微笑みの中で進められ、あっという間と感じさせる内容だった。初回ということで、手作り感満載で、シンプルであったけれど、どんなイベントにしたいのか、そのイメージが伝わったのではないかと思う。

もう一度参加したいと思うイベントってどんなイベントだろうか。私の場合は、人と同じで、何となく居心地が良いといった情緒的な感覚が結構重要だ。例えば、ラジオでもそのパーソナリティが作る番組の雰囲気だったり、音楽のテイストなどが好みかどうかで好きな番組を決めている人も多いはずだ。
その番組のカラーをどう見せて、共感を得て、集まってもらえるか。その意味で、このイベントは、目指すコミュニティのカラーが感じられ、次回がどうなるのか楽しみだ。

「あきらめない社会を作る」

この想いに共感、共鳴してお互いをサポートできるコミュニティがここから生まれることを期待したい。


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