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【福祉】お仕事の資格、ついに勉強がはじまる

ついにお仕事の資格取得に向けての、自宅学習がはじまった。
何度か説明していると思うけど、わたしが取ろうとしている資格は、実務経験→研修→国家試験の受験→取得というプロセスが必要になる大変めんどくさい資格なのです。
人手不足と騒ぐくせに資格取得まで長くて、もちろん各フェーズでそこそこのお金を取られる。そして、資格を取得したところでもらえるお給料は雀の涙。
「人の役に立てるお仕事です!」とか、低すぎるお給料とキツすぎる現場の実態を必死にひた隠しにして、あたりまえのことをアピールしてんじゃないよ。お仕事なんだから必ず誰かの役には立つんだよ。バカ。

で、件の自宅学習というのは、研修を受けるために必要な自宅学習なのです。実務経験と研修のあいだにいるわけですね。
というのも、研修は自宅学習を終えてからスクーリングに切り替わるシステムになっていて、終わっていないとスクーリングへの参加を認められないのだ。
これも納得できない。誰が書いたのかもわからないようなテキスト売りつけてホクホクしてんじゃないよ。
担い手を増やしたいんでしょ? 誰でも取れる資格だからいろんな人間が受験するだろうって、手間を増やしてお金を搾取している場合じゃないでしょうが。

愚痴はここまでにしておきましょう。
こんなにぐちぐち文句を言いながら資格を取得しようとしている人間も珍しいでしょうに。

さて、わたしとしてはがっつり何かを勉強するという行動が実に久しぶりでありまして。
それこそ、学生時代に取得した福祉系の資格以来であります。
資格へのマインドはさておき、何かを勉強することは思いのほか楽しい。
もともと勉強が嫌いなタイプではなかったにせよ、学生時代に半ば強制されていた勉強はとても窮屈だった。大人になってからする勉強は、関心がある分野だけを勉強していても誰からも文句を言われない自由度の高さがいい。
それに勉強中は余計なことを考えなくて済むので、ある種デトックス効果も期待できて、頭のリラックスにもなっている気がする。

今回は久しぶりの勉強についての感想気づいたこと愚痴をいくつかまとめてみたので、これから福祉系の資格を取ろうとしているみなさまは要チェックや。




〇テキストを疑う

いや、さすがのわたしも勢いだけでいろんなことに噛みつく中高生みたいなことはしないよ?
この手の国家資格の勉強って、根拠法ってのが重要になってくるわけですよ。「○○の定義」とか「○○の基本理念」とかさ。
わたしが買わされた使っているテキストにも、そういうことがわかりやすく書かれていたりするんだけど、何気なしに読んでいると「この基本理念って、どこに書いてあることなの?」と疑問に思ってしまうことが多々ある。
特に気になるのは「○○に従事する人の基本原則」とか。立派なことが書いてあるんだけど、何をもとにして書いたのかが書いていない
法律で定められたものなのか、厚労省が何かの折に発表したものなのか、それともなんかワールドワイドの機関が制定したものなのか、わからない。
念のために学生時代から信用していて愛用しているテキストを引っ張り出して探すけど、そこには載っていなかったりする。
「これってテキストを書いた人の個人的な考えや主張なんじゃないの?」とテキストの著者を確認しようとしても誰かわからない
テキストを発行している会社の名前しか書いていないワケよ。
文末が「~と考えられます」「~を○○とすることが大切です」とか、そういう文章だったときは、このセクションを書いた人の個人的な考え方なんだな、と適当に読み飛ばしてしまうようになった。
買わされたテキストを読んで疑問に思ったところは、別の信用できるテキストで確認して裏が取れたらノートにまとめている感じ。

テキストや出版社ごとにちょっとずつ表現が違うこともあるので、福祉系の資格を目指すみなさまは気をつけましょう。
わたしは大学のレポートで表記ゆれのある言葉を使ったところ、その部分全部を先生が納得する表記に書き直すよう言われたことがあります。
先生の匙加減でしょ、あれ。


〇学生時代に勉強したことを忘れている

いまわたしが勉強している資格って、学生時代に取った資格と勉強する分野がほとんど同じなんだよね。
だから、昔勉強したようなことをもう一度勉強し直しているといっても差し支えないワケ。
でも、いまはその資格を使ってお仕事をしていないから、どんどん忘れてしまっている。
あんなに必死で勉強して覚えたことだったのに、日常的に使っていないだけでちょっとずつ記憶から薄れてしまっている。
これがけっこうショックでしてね。
わたしはなぜこんな無駄な時間を……」と働くモチベを疑っちゃうよね。

まあでも人間の記憶っておもしろいもので、薄れてしまった記憶でも必死に覚えたものだったらちょっと刺激するとまた思い出してくるんだよね。
がんばりましょう。


〇効率的な勉強方法を編み出すのが難しい

働きながら勉強をしようとしたときに、真っ先に躓いたのがこれ。
難しくない
学生時代はさ、就活しながら卒業研究しながら適度にアルバイトしながらの試験勉強だったから、正直言って時間にそこそこ余裕があったワケ。
確実に記憶は定着するけど、机に向かう時間が長くなるみたいな、非効率的な勉強法をバリバリ活用できていた。
しかし。
働きながら学生時代と同じ非効率的な勉強方法をしようとすると、圧倒的に時間が足りない
上でも書いたけど、自宅学習を期日までに終えておかないとスクーリングに参加できないから、そこまでに終わるように勉強を進めなければならない。
これが難しいね。
一応、現代っ子みたいにスマホやPCから勉強できるコースを選んだんだけど、わたしはシャーペンで書きまくって覚えるタイプなので、画面上でタップやクリックするだけの勉強法は向いていなかった。
書いて書いて書きまくって覚えるのさ。
この研修の勉強をがっつりやるためにお仕事をやめてもいいくらいなんだけど、いまのお仕事のための資格なのでお仕事をやめると勉強の目的が消えてしまう。
ジレンマ。いや、ディレンマ。

見たり聞いたりするだけで覚えられる効率的な人間がうらやましい。




自宅学習をはじめて1カ月くらい経った感想がこんな感じ。
いまのところ、勉強は苦しくないし、資格取得に動き出す前に懸念していた「家に帰ってまでお仕事のこと考えていたら心を病みそう……」っていうのはあんまり感じないかな。
ちなみに、わたしのスクーリング開始は11月からなのでそれまでに定められた範囲の勉強を終えられるように頑張ります。
勉強法も工夫していこう。


今回はこんな感じ。おつかれサマー。
勉強のモチベをあげるために、数年ぶりにシャーペンを新調しました。某沖縄産文房具YouTuberが絶賛していたS20です。確かにほれぼれするDesignだ……。
みなさま、よき資格取得ライフをお過ごしください。

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