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データベース超入門 -5|カラム?レコード?RDBMSで用いる言葉についてまとめてみた

今回はRDBMSに登場する言葉についてまとめていきます。ゴールは入門書を読んだ時に「この言葉・・・どこかで!?」となることです。

前回までのnoteはマガジンにまとめました。ご興味がある人間さんはそちらをご覧になってください。

それでは1つずつ確認していきましょう。
( ※ It's about 700 words, so you'll be able to read it in 2minutes. )


1. RDBMSは表形式です、まずは表を見てみましょう

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※簡単なテーブルを会社の所在地の情報を使って作成しています[1]。

・表のことは、「テーブル」と呼びます。別名:リレーション、ファイル
・列のことは、「カラム」と呼びます。別名:アトリビュート、フィールド
・行のことは、「レコード」と呼びます。別名:タプル、ロウ
・1つのデータのことは「バリュー」と呼びます。別名:アトリビュートバリュー、フィールド値


2. キーという言葉も大切です

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・主キー(Primary Key)
 1つのレコードに特定できるカラムのことです。主キーは空欄のあるカラムや他のレコードと重複する可能性があるものは選ぶことはできません。
 【例】サンプルIDなど

・複合キー(Compound Key)
 複数の項目を組み合わせて主キーのこと。
 【例】 クラス(3年B組)+出席番号(3番)を1つとして扱う

・代替キー(Surrogate Key)
 主キーになりそうなカラムがなかったり、使い勝手が悪い場合に、主キーとすべく設計者が人工的に追加するカラム。

・外部キー(Foreign Key)
 他のテーブルとの関連付けるためのキー。
【例】 注文表の中の「会社名」と住所録の「社名」など


3. カラムはデータ型を同じにする必要があります。データ型の種類は?

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全て覚えましょう、・・・冗談です。数値や文字列にも複数の種類があること、1つのカラム内はこれらのいずれかで統一しておく必要があるという点を抑えておくことが大切です。


4. 結論

「データ型の表だけモノクロなんですね!」(違うそうじゃない)

今回はRDBMSで用いる言葉と意味について説明しました。実際にRDBMSに触れながら慣れていきましょう。次回はテーブルの操作(組み合わせる方法)について確認していきます。

以上、データベース超入門 -5 でした。

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REFERENCE
[1] 電通株式会社HP, 「国内グループ会社」, https://www.dentsu.co.jp/vision/summary/sub_company/ (accessed May 5, 2020).

※画像は「PIYOTASO(ぴよたそ)」さんのイラスト使用しています。


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